欲しい物

欲しい物・・・・別にこれといって無いんですよねえ。
欲が無いのは好奇心も生きる力も無く精神が倦んでいるんですかね?
生きるエネルギーを生み出すためにも何か欲しがらなくては・・・
そんな訳で欲しい物をあげてみました。



@ 電波時計

日本標準時の電波を受信して自動較正する腕時計です。
目覚まし時計のタイプはディスカウントショップで\980.で売られてますが、針式の腕時計で光発電や温度差発電のものはまだまだお高いんですよね。
腕時計のように小さいと長波を受けるのが難しいのでしょうか?
別に秒単位の正確さが必要な訳ではありませんが、メンテナンスフリーが魅力です。
針式にこだわるのは?時まで後どれ位か見るとき針の角度で直感的に解るからです。デジタル表示だと一度引算して(それも60進法)その数字を時間の長さに置換えるためまどろっこしいのです。本当のところは頭の回転が遅く計算が苦手だからです。
今使っている時計が不自由な訳でもないのですがなんとなく・・・。
これは結婚当時かみさんから貰ったものです。すっきりしたデザインで気に入ってますが2ヶ月に一度のカレンダー合わせをよく忘れます。
電波時計を買ったらこれをHiking用にしようかなと思っています。

大きな傷みがないのはずっと山へ行ってなかったからです。特に岩登りしてると擦り傷だらけになります。
傷が付くのを嫌って懐中時計を持つ人もいました。私も真似てみましたがポケットからの出し入れが面倒で、特に手袋などしていたら自分では見ずに人に聞くようになります。腕時計ならチョット手袋をずらすだけで済みます。
で、いつの間にか腕時計に戻っていました。
時計の傷で思い出しましたがヘルメットも細かい傷がいっぱい付いています。ということはそれだけぶつけているという事です。メットの効用は転落や落石もさることながら木の枝や岩のでっぱりからの保護という面が大きかったのかな?なんて思ったりします。

うちの親分は気圧計、高度計付きの腕時計を持っていました。時々ひとりごとのように、「あー、(天気が)崩れるな。」とか「良くなるな。」とか言ってました。
このての時計は使い方が解らないので欲しいとは思いません。多少早めに天候が解っても、既に入山してしまった後ではあとの祭り。それに天気が知りたきゃラジオがあるし。気圧計としてより高度計としての使途の方が大きいかもしれません。
今だと、スントのこのての物がよく出回っているようです。あのごつくさいデザインや、針が無い事から欲しいとは思いません。


A デジカメ

今使っているデジカメはメガピクセルという言葉がはやっていた頃のものです。
140万画素ですが今では前世紀の遺物。買った当時はそこそこのスペックでしたが、成長期産業の製品ですから陳腐化の速い事速い事。そしていまでは不満だらけ。
銀塩式35mm一眼レフに慣れてしまっていたので、デジカメは戸惑う事が多いですね。
カメラが自動で何もかもやってしまうものだから尚更解らない。
で、マニュアルで撮影が出来ない。

1 露出が決められない。
銀塩の場合、フィルム感度とシャッタースピード、絞りで折合いをつけますが、デジカメの場合絞りはあるでしょうがシャッタースピードはどうなってるんでしょう。CCDのスキャンタイミングを変えているんでしょうか?
シャッタースピードなんて言葉自体、フィルムの感光量(光化学反応)が時間の関数である事を表す、銀塩独自の言葉だと思うのですが。
カメラ付属のビューワソフトでは撮影情報が見れるのですが(フィルム感度はISO125相当固定)撮影時にはモニタできません。当然露出を固定できないのでパノラマ合成する前に1枚づつ補正しないと不連続になってしまいます。このとき明度、彩度だけでなくホワイトバランスまで狂ってしまうと色相まで補正しないといけなくなってしまいます。

2 手ぶれ防止機構が付いていない
シャッター速度が解らない、設定もできないので手ぶれの限界がわからない。
それならそれで手ぶれ防止を付けるべきでは?
小型軽量の三脚を買ったが雲台の調整がレバー1本でできない。出来る物はでかくて重かった。
撮影したものをモニタでズームアップしてぶれ具合を確認しますがモニタLCDのレゾリューションが低く、よほどのぶれでないと解りません。

3 ホワイトバランスが狂う。
銀塩にはないホワイトバランスという厄介者があり、これが狂う。
日陰など赤っぽい色調になってしまう。
いっそ常時固定にしてしまい、補正をマニュアルにしたほうが良いのではないか?
銀塩だって補正はフィルターを使うのだから。

4 常時オートフォーカスなのでマニュアルでピントあわせができない。
これも致命的欠陥です。特にマクロ撮影時なぞ目標に焦点が合わず、背景に合ってしまったりします。
ピント合わせくらいマニュアルでできるようにしておけ!
距離計の目盛もないので被写界深度もわからん。まるっきりおもちゃ。

5 撮影時の画角がわからない。
広角から望遠までの連続ズームなので標準画角(35mmカメラの場合の焦点距離50mm位相当)がどのへんかわからない。せめてモニタに焦点距離の目盛くらいつけて欲しい。
デジカメの場合どれくらいの焦点距離が標準画角になるんだろう。

6 シャッターを切ってから撮影までのタイムラグがメチャクチャ大きい。
レリーズタイムとか言うらしいが、レリーズというと三脚を使った時のぶれ防止に使う自転車のブレーキケーブルみたいなものを連想してしまい、何の事か解らなかった。
そういえばデジカメのシャッターボタンにはレリーズ用のねじ穴が無い。こんなにタイムラグがあれば撮影時にはとっくに振動も止まっているだろう。まるでセルフタイマーを使っているようなものだ。
シャッターチャンスにフィットさせるのは至難の技だ。スポーツ写真には適さないだろう。


さんざん不平を言いましたが、軽量コンパクトで現像しなくて良い という点は凄く大きなメリットです。ランニングコストもほぼ \0.
現役の頃は1gでも荷を軽くしたいものだからカメラなんて持っていった事はなかった。(Nikon F ってメチャ重たかった。)
お気楽山行とデジカメの軽量さ経済的負担の軽さのおかげで余裕が出来たんですかね。

今どんな機種がどんな仕様でどんな価格帯で販売されているのか詳しくはしりませんが、オリンパスのCAMEDIA C750-UZ がチョット気になってます。
レンズ一体型で10倍ZOOM 、そこに手ぶれ防止機構が付いたとか…。これでピント合わせと露出がマニュアルでできればもうバッチリ。(詳しいスペックは知らない。)
あとは価格が下がるのを待つだけ。



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