番外編
秋の日
9/15 (月) 敬老の日だったっけ?
今日は快晴。爽やかな秋晴れだ。残暑厳しいといいながらも早朝は冷んやりと心地良い。
指先に冷たさを感じ始めるこの時期、感傷に耽る事が多くなる時期でもある。
幼かりし頃、常に感じていた不安。思春期の胸をキュンと締付けられるような想い出。
その頃みた夢の情景が断片的にも鮮明に想い起こされる。
一般的に夢に色彩は無いといわれているが、私のみる夢は大抵鮮やかな色彩を伴っている。そして確かにその色彩を覚えている。
鉛色の空と深い藍色の海。遠方から海岸にかけてのグラデュエーション。
枯葉色の山間の村の風景と、その中に落ち残った柿の鮮やかな朱色。etc. etc.
これらは錯覚でも思い込みでもない。確かに夢の中で観た色だ。
こんな記憶がよみがえってくるのがこの時期だ。
視覚と同時にその頃の不安感、胸の苦しさもよみがえってくる。
Because the sky is blue.
It turns me on.
Because the sky is blue・・・
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