母の日


20050508

10連休最後の日、巷では母の日でもあるらしい。
夕方、かみさんが外食の催促。母の日だからご馳走しろと言う。
毎度の事ながら同じ押し問答。
「あんたは僕の母親じゃあない。」
「我家で"お母さん"は私しかいない。」
「子供にご馳走してもらえ。」
「いないものがどうやってするの。」
「だから、あんたは僕の母じゃない。」
「我家で"お母さん"は私しかいない。」
(Refrain)
結局押し切られ出かける事に。
ここにきてハチ公のガラスコーティング代がボディブローのように効いてくる。
お金を節約するには、鉄の意志と粘り強いタフネスさと膨大なエネルギーが必要である。
全て私には無いものばかりである。貯まる訳ねーや。

出かけた先はどこも混んでいて順番待ち。待つのが厭で別の所へ行っても同じく順番待ち。
諦めて待つことにする。
待っている間にかみさんにメール。S司から母の日の感謝メールだ。
カーネーションの大きな花束の写真にエアメール様の赤と青の斜線の縁取り。大喜びで何度も見ている。
暫らくして、「あれ〜、あいつ手抜きしやがって。」
「ほら、お父さん見て。バックに写っているのガラスのコップでしょ。バイト先で写した写真なんか送ってきて、全然"もとで"がかかってないじゃないの!」
見るとバックには整然と並べられたガラスコップ。中華料理屋でバイトをしていると言ってたな。
そこで撮ったものだろう。ちゃっかりしたやつだ。
また暫らくして、今度はT哉からも母の日感謝メール。
そうか、こんな使い方もあるんだ。離れていても、いつでもどこでも好きなときに、しかも"もとで"なしで気持ちを伝えられる。PCからのメールではどういう訳か内容も硬くオフィシャルな形式になってしまう。携帯電話でのメールの方が日常会話に近くなるような。(実際にはどこから送られたかは解りませんが。)
費用対効果はこの方が大きい。要領の悪いお父は身銭をはたいてご馳走しても【あたりまえ】と思われているようで、コストパフォーマンスは最低。


2005年05月08日


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