Marde Dameo 君
11年半の長きに亘り、我家の足として駆け回ってくれた、カルちゃんの代役としてやってきたDameo君の紹介ページです。
先ずはその馴れ初めから…。
2008.04.14 出見夫くん
平成8年11月生まれのカルちゃんは齢11歳5ヶ月。人間ならかなりのお年だ。
去年の11月に5回目の車検を受け、満13歳まで一緒に居ようと思っていたが、あちこち傷みが激しくそろそろ楽をさせてやろうかと思った。
4/7(月)にラジエターホースを交換し冷却水漏れは治まった。その時にセンターカップリングを交換するといくらかかるか聞いたら、8万円+α との事。即座に「パス!」
それが原因かどうか解からないが、走ると車輪の回転に同期して?か、ウォンウォンと異音がする。(そんな状態でも御岳までスキーに行く私ってやはり異常?)
「そろそろ潮時かな?」と思っていたが、かみさんは「まだ乗れる。」と宣わっていた。それがラジエターホースのパンクで買換えモードにメンタリティーが急変。
原油高騰の折から「次は低燃費の車にする。」と仰る。低燃費のコンパクトカーと言うとVits、Fit、Demio辺りとなる。残念ながらマーチは燃費の上で外れる。日産さんごめんね。
Vitsも左程燃費は良くないし他の機能上も全くメリットが無い。おまけにT社は強気で値引きも良くない。事実上FitとDemioの勝負となる。
ただ私の偏見からするとHondaはどうも虫が好かない。カタログスペックで見栄えは良いが実際との乖離が大きい。この辺はT社の悪影響かと思われる。(事実T車はカタログ値を良くする事しか頭に無いのではないかと疑いたくなる程だ。如何に嘘の範疇に掛からずに見栄えをよくするか?がしっかりと解析されており、ある面感心させられるほどだ。ただこの労力をもっと顧客の為に使えば、もっと多くのファンを取り込めるだろうに。現状では不信感しか持てない。宗一郎さんの遺志を継いでいる筈のHondaさんも最近はT社に倣っているかのようで、どうも好きになれない。
ゴチャゴチャ言っているが、早い話プジョー似のDemioが気に入っているだけ。それを正当化しようという詭弁です。
当のかみさんもT車は大嫌い、Fitは目が嫌い。Demioも軽みたいだ。と手厳しい。それでも消去法で行くとDemioが残ってしまった。(ああ良かった。)
私の狙い目はこれだ。
13CのATでカラーも写真と同じ緑色。(スピリテッドグリーンメタリックとか長ったらしい名前だ)
車輌価格も120円とお安い。
ところがかみさんは「ハデな原色は嫌だ。」と仰せだ。シルバーかグレイが良いと言う。ポルシェやベンツなら似合うが軽自動車のような車には似合わない。(最近は日本車にもシルバーが増えたが皆輸入車の真似。ポルシェ911のGTシルバーの影響が多大である。)
「軽太郎(Demioの事)には似合わん。」と言うと「それもそうだね。じゃあこれ!」と言って指したのが、クリスタルホワイトパールマイカ。(これも長い名前である。水晶白真珠雲母?けったいな名前!)それがオプションカラーで31,500円アップだそうな。まああんたの好きにしなさいな。
で、実際どんな色か見たいというのでM町のマツダさんへ行くことにした。
12日(土)に意外に早くスキーから帰ってこれたので、夕方一緒に観に行く。黄昏時に見ても誰そカー(チョット苦しいダジャレ)、色調なぞ全く解からん。「真っ白と変わらんじゃん。」と言っても、「昼間にまた見る。」なかなか諦めてくれない。
翌日の日曜午後、インター店のIさんを訪ねる。かみさんは店内に展示してあるSPORT(スポルトと読む)がお気に召したらしい。丁度お気に入りの色(クリスタルホワイトパールマイカ)だ。
以下の写真がSPORTでその白バージョンと思ってください。
SPORTの試乗車もあり早速試乗。CVTながら7速マニュアルモードがあり、ステアリングのパドルスイッチでシフトができる。AuちゃんのTiptronicのような操作方法だ。
エンジンは1.5L16バルブツインカム、113PSで重量が1.02t、15モード燃費が19.2km/L。カルちゃんも115PSだがめかたが重い。
標準でHID付き、16インチアルミホィールに195-45タイヤ付き。こんな扁平今まで履いた事ない。
「13Cのフロントグリルが嫌だ。」と言っていたかみさんは、「こっちのグリルは嫌じゃない。」という。エアロパーツなどは別にいらないが付いてても困る訳ではない。安いグレードに後からあれこれ付けるより最初から付いたものを買う方が返って安上がりである。
燃費の点も「高速で15km/Lくらいいけば良い。」との事で、どうもこっちの線が濃厚だ。
何種類か見積もりを貰い、カルちゃんの査定+値引きは後で知らせて貰う事として引揚げる。「***円なら買うわ。」という言葉を残して。
帰り道でディナータイムデート。その後帰宅すると、なんとIさんが来ているではないか。
「値引きの方がかなり良い線出ましたので、電話より来ちゃいました。」
中へ入ってもらい話を聞く。「4月登録で納車がGW明けになるかと思いますが、***円で…。」
半年くらいかけて話を進めようと思っていたのに、えろう気が早い事で。それに到底無理だろうと思っていた価格提示。
「わざわざ来てくれた事だし、決めちゃうか。」「でもまだ要らないんだけど。」
「早い分、ガソリン代安くなるぞ。どのみち買うんだし。」「それもそうだね。」
かくしてトントン拍子で話は進んでしまった。
ああ、カルちゃんごめんね。こんなに早く手放す事になってしまって。
納車されたら出見夫(Demio)君のページを作らなくっちゃ。
2008.05.06 納車
夕方マツダさんで引取ってきました。
その足でコーティングの為、倉地塗装さんへ。ここでのガラスコーティングは2台目。
3年前長男の車をお願いした時はアークバリアしかやっていませんでしたが、今では5種類を扱っていました。大きく分けて親水性のものと撥水性のものの二つに分けられます。
親水性のものは従来のアークバリアと他社製GT-Cの2種類。
撥水性のものは、G'ZOXと同社のType-GS,Type-BPがあり順にコート皮膜が厚くなっています。同時にお値段も上がってゆきます。
G'ZOXは撥水性が売りでワックスがけの直後のように水玉が出来るのがお好きな方にお勧め。実は私も最初はそれが良いように錯覚していましたが、親水性の方が水切れも良く汚れも少ないようです。水玉信仰はコーティングの利便性を知らない人が陥り易い迷信のように思います。それでもそれが良い人にはお勧めのコーティングです。但しG'ZOX系は皮膜が薄く撥水効果も1-2年で落ちてしまうそうです。
アークバリアと同じ親水性のGT-Cは塗装面以外のもの(窓ガラスは除く)にもコーティングができるのが売り。値段も高くあまり意味が無いように思います。
結局パフォーマンスで選ぶとアークバリアになってしまいました。殆どのお客さんがこれを選んでいるようですが、顧客によっては好みの違いもありそれに合わせる為の品揃えも必要なのでしょう。
そして8日の夜、コーティング上がりのダメオ君(Demio君)を引取ってきました。ずっとかみさんが運転しっぱなしで私はまだ助手席にしか乗っていません。
どんな感じか後日自分で乗ってからインプレします。
2008.05.12 インプレ第1弾 マルデDameo(マツダDemio)君の紹介
型式はDBA-DE5FSとなっています。排気量1.49LのFFです。
e-4WD(日立製の後輪電動アシスト、日産車にも採用されている)も考えたのですが、起動時のみのアシストで30km/h以上のスピードに達するとFFに切替わってしまうそうです。Quattroのように常時4駆で常に前後輪に適性なトラクション配分がされるような走りにはなりません。今までずっと4駆に乗り続けていた我家の人間には中途半端過ぎて、こんなんならFFで良いという事になりました。
ミッションはATでないともう乗れません。拘りは無かったのですが、T哉のMT車に乗ったら既にMTに乗れない身体になっていた事を実感してしまいました。渋滞の中、重いクラッチを何度も踏むなんて、考えるだけで厭になります。
そして原油高によるガソリン価格の高騰で「次は低燃費の車を!」という優先課題もあり、13Cとほぼ決めていました。
「ぼちぼち車屋さんとの交渉にでも。」とかみさんと出掛けたのですが、現物を見て「こっちが良い。」と鶴の一声。
13Cの隣に置いてあった展示車でSPORT(スポルトと読む)になってしまいました。その展示車の色はかみさんが良いと言っていたオプションカラー(クリスタルホワイトパールマイカ)だったのでそのものズバリがイメージ出来たのでしょう。(この辺りの経緯は前回の日記に記した通り。)
SPORTの特徴はと言うと、HID(キセノンランプ)、195/45R16のタイヤにアルミホィール付き、専用サス、その他諸々が標準装備になっている事らしい。一般的にどんなものでもそうですが、廉いグレードにオプションであれこれ付けるより最初から何もかも付いたものを選ぶ方が結果的にお安くなります。抱合せ販売のような気もしないではないが、おまけで付いてくると思えば良い事です。
今日は朝から雨で御在所通勤はお休み。
それでかみさんが出かける前に雨の中【だめ夫君】を写しておく。
先ずはリアタイヤ。45の扁平タイヤは我家ではお初。どんなクイックなハンドリングが楽しめる事やら。
良く見るとリアはドラムブレーキです。スポーティーな車でも所詮【だめ夫君】。最近のドラムブレーキも良く出来ており別にディスクの必要も無いのでしょう。ただ径の大きなホィールと小さなドラムでは隙間が広すぎて少々見苦しい。
そして斜め後から。
これがかみさんのお気に入りのオプションカラー。税込み31,500円の違いがあるのだろうか。いやきっとあるのだろう。人の好みを否定なぞしちゃいかん。お互い認め合うところから社会は成り立つのである。
ワイドで写している為凄くケツがでかく見えます。(でかいケツは私の好みでもあります。安産型の【だめ夫君】!)
正面から。Auちゃんと一緒に。
こうやって見ると【だめ夫君】の方が背が高い。CD値高くねえ?燃費悪るそ〜。
斜め前から。
やはり猫顔でプジョー似ですね。
そしてHID(High Intensity Discharge Lamp)。封入したキセノンガスのスペクトルで光る為ほぼ色温度が一定となり干渉による減衰が小さい。レーザーと理屈は同じ。丁度写真用のストロボライトが連続して光っているようなもの。
最近は増えましたねえ。因みにAuちゃんもハチ公もHID。これで全員HIDになりました。
そうそうライセンスナンバーも皆同じになりました。(我家の姓の語呂合わせ。これで忘れる事はありません。)
最後にフロントタイヤ。16インチホィールにはディスクが小さく、クリアランスが空き過ぎで貧弱に見えます。
スポークの隙間が大きいのでキャリパー丸見え。ブレンボやポルシェのカラーキャリパーが欲しいところ。
あっ、これって【だめ夫君】でしたね、お呼びじゃない? こりゃまた失礼しやした。
今回はホィールコーティングも一緒に施工して貰いました。おかげでホィールの撥水の良い事。水滴がコロコロしているのが写真でもよく解かります。
ガラスコーティングしてから1-2週間経つと皮膜が完全に硬化するそうです。
その間は皮膜に傷を付けない為に「洗車はしないように。」との事です。それなのに早速雨に降られちゃいました。
完全硬化の暁は、洗車もラクラク簡単に。
はーやく固まれ、ガラスコート!(もういくつ寝るとお正月のメロディーに合わせて。)
2008.05.15 Marde Dameo Impressions
乗る機会がなく、なかなかインプレッションが書けません。
運転席に座ったのは先週の日曜日、近所のレストランに食事に出かけたのと、昨日家の前に停車してあったのを駐車場へ仕舞っただけです。
いずれもインプレできるほどではありませんが、とりあえずの感想でも。
まず車に乗り込むとダッシュボードが目に付きます。メーター類の目盛が真っ黒の中に浮かび上がるように表示されとても綺麗です。当然見易いです。各種ゲージ類の表示も点灯時のみ浮かび上がるようで綺麗です。どうもVFDのようですね。LEDよりも省電力ですが寿命はどうなんでしょう。たぶん大丈夫なのでしょう。
目に優しいかどうかは別として、13Cなどのホワイトメーターより上品な味わいです。
タコメーターも標準で付いています。CVTでタコが必要かどうかと言われると?ですが、マニュアルモードを使うならやはりあった方が良いでしょう。(でも普通は音でシフトアップしちゃいますよね。)
マニュアルモードはシフトレバーのグリップのスイッチで切替えます。それでその時の車速に応じたギア比が選択されステアリングのパドルスイッチが有効になります。慣れないとチョット面倒です。ティプトロニックのように、ATモードでもパドルスイッチが有効でシフトチェンジ後一定時間経てばまたATモードに戻ってくれる。というのなら私のようにズボラな人間には都合が良いのですが。…まあ慣れでしょうけど。
ティプトロニックでエコランするときは、この方法で早め早めにシフトアップするとMTなみの成果がでます。CVTでも同様の結果がでるかどうかはまた今度レポートします。
乗込んで次に感じるのがシートの座りの悪さです。まるでT車。RX-8のシートがまともだったので、マツダさんは皆まともなシートかと思っていました。13Cよりは良いと聞いていましたがあまり変りが無く、カーブの度にシートから転げ落ちそうな感覚を覚えます。出来の良い車だけにちょっと残念です。カルちゃん(カルタスクレセントワゴン)でももっと安定していました。この座りの悪さは座面の形状の悪さが原因です。腰の両側がもっと高くなっていればそれだけで安定します。乗降時にそれが当たり不快だと言う人がいるのかもしれませんが、座りの悪さよりずっと我慢できる筈です。
ランバーサポートも付いていません。あっても座面が悪ければあまり意味を為しません。
このシートの座りの悪さだけは慣れるのに時間がかかりそうです。
扁平率45のタイヤにしては思ったよりソフトな乗り心地です。もっと路面の凹凸を拾いゴツゴツするかと思っていましたが、これには驚きです。専用サスだと聞きましたが、驚きの仕上がりです。ただ私個人の嗜好で言えば乗り心地のソフトさはあまり重要視していないので、ここまで拘る必要はなかったかな?と思います。私の乗っている車はセダンですが、もっとゴツゴツしていますし別に不快だとは思いません。ソフトに仕上げた分、どこかにそのシワ寄せが出ている筈です。今度高速道路を走った時にその辺りが解るかもしれません。
剛性感というかどっしり感はあまり感じられません。結構剛性は高いとの事なので車重が軽いせいであまり感じないのかもしれません。スイフトはちょっと乗っただけでも凄くどっしりしていました。体感的な運転の楽しさはスイフトの方が上のような気がします。路面の凹凸で車体が弾かれても、タイヤがしっかりと路面を掴んでいる感覚はスイフトがピカイチです。
しかし運転者にはそんな感覚さえも感じさせずに、その実Dameo君はしっかり路面を掴んでいるのでしょう。
一応ならし中ですのでまだあまり回していません。それでも軽快に走ります。通常の町乗りでも普通に軽々と走ります。
リアの視認性は良い方だと思います。というか、車庫入れの時に別に不便さを感じなかったので。
燃費はまだ解かりません。満タンから400km程走り、燃料計の目盛が残り2つ点灯しています。満タンで41Lとの事ですので、残り10Lとして13km/L。これよりはもう少し走って欲しいですね。次の給油までのお楽しみ〜♪。因みにかみさんがず〜っと乗ってまして、高速3、市街地2くらいの割合です。
15km/Lを車種選択の目安としていたので是非ともこれくらいは出て欲しいです。
とりあえずインプレ第二弾と言う事で本日はここまで。
2008.05.21 コーティング後2週間経過。
帰宅後まだ薄明かるかったので初洗い。
水洗いだけですが、泥はねは強めの水の噴射で落としておき、濡れた状態でスポンジで撫ぜるだけ。後はまた水で流すだけでピッカピカ。コーティングのおかげで汚れも簡単に落ち楽チン楽チン。
水滴を拭取り終えたら辺りはかなり暗くなっていた。
明日の朝、綺麗になったDameo君を見るのが楽しみ。
無精者一家の我家にはボディーコーティングは必須です。
このまえupしたDameo君の写真、なにげなくみると大きな口をあけてその前に真っ白の出っ歯が2本丸見えの顔に見えます。
出っ歯の大口で猫顔。まるで漫画ですな。
今日かみさんが職場で言われたそうだ。
「あの軽、カッコ好いね。誰の車?」
「うん、カッコ良い軽でしょ。あれ私の軽。」
これからはDameo君、我家では【Keiちゃん】と呼ばれるようになるかもしれない。
まあ大きさも軽四みたいなものだし。
2008.05.24 インプレ第3弾
24日(土) 早朝目覚めついでに試乗を兼ねて御在所通勤。
Dameo君は軽快に走る。まだ馴らし中だしエコラン時の燃費も知りたいしと、のんびり走っていても気軽にひょいひょいと動き回れる。車重の軽いコンパクトカーならではの軽快さだ。
シートの座りはやはり悪い。座面両横の出っ張りはそこそこある。座りの悪さは臀部のクッションが分厚い所為のようだ。もう少し薄くしてくれればそれなりに安定するだろうに。但しこのシート、ホールドは悪くは無い。帰路で大きなループを走った時にそれを感じた。横Gを受けていても身体はグッと支えられている。悪いのはケツが感じる座りの悪さだけのようだ。シート座面の奥行きの狭さもその一因かもしれない。
これは最近の車全てに言える事で、室内空間、足元クリアランスのカタログスペックを良く見せる為にシートの奥行きは皆浅くなっている。これを広めた元凶はかのT車。因みにAuちゃんは、膝関節後側がシート前面に当るくらい奥行きが深い。私の足が短い所為でもあるが。
タコメーターが見難い。CVTであるためタコメーターを頻繁に見る必要が無いからだろうか。
目盛が詰まっており(1目盛500r.p.m.)それがまた小さく老眼には辛い。せめて常用域(1,000r.p.m.〜4,000r.p.m.)だけでも目盛間隔を広げて欲しい。
角度と回転数との比はリニアでなくても良い。(Auちゃんのスピードメーターは、低速域では広く高速域では狭くと目盛間隔を変えてある。こういった細かい事に拘るところが実用的な車たる所以でしょう。)
スタートから加速してゆくとCVT独特のタコメーターの動きをする。よって回転数はそう上がることはない。ギヤ比が最上段の状態で、2,000r.p.m.で90km/H近辺。(タコメーターが見難い為あまり正確ではないが。)
同じ速度なら回転数が少ない方が燃費は良い。この値ならDameo君の燃費は良い筈だ。
マニュアルシフトも試してみたが、エコランするならCVTによるATの方が良さそうだ。ATだと常に適性ギヤ比を車が選んでくれるので無駄に回転が上がる事も、回転が低すぎノック寸前って事もない。CVTのパワーロスがどの程度のものかはわからないが。
ATモードからMTモードに切替えると低速側のギヤ比に固定されるようだ。切替SWを押した瞬間回転がグンと上がる。それからパドルSWでシフトアップしてもその時の燃費の無駄はなくならない。やはりMTモードは、低速ギヤで引っ張る、と言ったスポーツ走行専用と見た方が良いようだ。
エコラン時に下り坂で転がそうとしても、CVTの場合そのままではギヤ比が固定されるようでエンジンブレーキがかかった状態になる。そんな場合はMTモードで高速ギヤにシフトしてそのまま転がす事ができる。但し運転上のリスクも考え自己判断で。
重量配分の悪いFFにありがちな、リアタイヤがポンポコと跳ねる感じは全くない。FRとあまり変わらない感覚だ。(シボレークルーズは凄くリアが跳ねます。)
スイフトのような重厚な剛性感は相変わらず感じられないが、足回りのしなやかさはピカイチ。降りの急カーブでかなりの進入スピードでもしっかり食いついてターンして行く。微妙なアクセルワーク(加速、減速)でアンダーステア、オーバーステアを加減する楽しみも味わえる。195/45の扁平タイヤも効いているのだろう。
やはり乗って楽しいのはスイフトに軍配が上がる(あくまでも個人的な意見です。)が、総合点ではDameo君でOKだったと思う。
一クラス上の重厚な乗り味を楽しみたいなら、スイスポは凄くお得な車だと思う。(あっ、ライバルの宣伝しちゃった。)
ドアミラーの可視範囲が少し狭いように感じる。車線変更時は癖で必ず振り返って見ているので進路妨害をする事は無かったが、振り向いた瞬間予期せぬ所に車がいて驚かされた。
帰り道で右からトラックに被せられた。別にカッとなった訳ではないが、鬱陶しいので右へ出て加速、追い抜いてから充分距離を置いて左車線に戻った。その時のエンジン音が「グワァーーーン」というツインカムサウンド。
そうだったんだ。最近の車は殆どがツインカム。回転が上がらないと気が付かないが、やはり良い音ですね〜。
「あっ、タコ見てなかったけどどれくらい回しちゃったんだろ?」馴らし中である事を思い出すtanuoさんであった。
ドアが思った以上にお粗末。どこの車も使っている部品が同じなので似たようなものなのだろうが、新車の内からこんなにタラタラとは思わなかった。
傾斜した所でドアを開けるとその重みで勝手に開いて行く。そう止まっていないのです。誤って隣の車に当たってしまう事もありうる。さすがにエイト(愚息の車)はこんなに酷くはない。Demio固有の仕様なのか、それとも家のDameo君だけの個別不具合なのか? 1ヶ月点検の時に聞いてみます。
発進時、一呼吸おいてから動き始める。これはCVTの宿命なのですかね。慣れるまでの事だと思うがやはり違和感がある。渋滞時など特に気になりそうだ。丁度ATのクリープと逆のバイアスが掛かっているような感じとでも言えば良いのかな?
帰宅前に給油。既にNo.834で報告済みですが、173.5kmで9.71L。「えっ、10L入らないの?」燃費は18km/L弱。
かみさんは「15km/L行かないくらいだ。」と言っていたが、思わぬ好結果に心ウキウキ。おまけにレギュラーで良いのである。
やはり低燃費のコンパクトカーにして大正解。そこそこ走りも楽しめてこの燃費。これなら200円/Lになっても我慢できそう。…あっ、こんな事言ったら周りの顰蹙を買いそう。ないしょないしょ。
2008.10.23 タイヤ1本、\22,600.也
今朝最寄の駅まで送って貰った時、Dameo君のパンク発見。
地下鉄を降り職場へ向かう途中かみさんからTEL。
「大きい方で行って良い?」
「いいよ。」
「帰ってから直してね。」
なんだ、結局テンパーに交換もしてないのか。
帰宅後タイヤを替えて【自動後退S】へ持ち込む。
パンク箇所を探して貰ったらなんとサイドウォールにひび割れが。ホィールにもかなり酷い擦り傷があり何かにぶつけた時に破れたようだ。バーストと言う方が的を射ているような。
これでは修理も利かない。タイヤを新調する事になってしまった。Dameo君純正品のお取り寄せで、工賃込みで 22,600円也。195-45/16inchはお高いですわ。超扁平は高いだろうと思っていたが、60タイヤの倍以上とは。
家のかみさん、これに懲りてもう少し丁寧な運転になってくれれば良いのだけれど…。
メーカーからタイヤが届くまで一週間ほどかかる。その間テンパーのままじゃあもたない。それで帰宅後またタイヤ交換。カルちゃんの形見のスタッドレス。ホィールが合うかどうか気になっていたが、合わせてみると干渉もなくピッタリ。これでスタッドレスがそのまま使える事も解かったし、冬の準備もOKかな。
Top page へ