春のお花見


降り始めると意外に風が和らいできました。
でもね〜、もう降り始めちゃったし〜。
軟弱老人達は撤退の初志貫徹、これぞ真の勇気ある撤退。


20260321
本日は孫太尾根。昨年も3月22日でしたから花見には丁度良い時期の筈。
てな訳でやって来ました孫太尾根登山口。相変わらず解り難い道です。306号から新町部落に入りますが右に折れる所に目印が無くて・・・。スマホのGooglemapと首っ引き。でないと間違えちゃいます。行き過ぎてから曲がるととんでもない所で曲がる嵌めになります。幸い今日は明るくなりかけだったのでミスコースせずに済みました。おまけに小回りの利く軽太郎クンと来たもんだ。以前A5で来た時は、ナビが変な所で曲がるように指示するもんだから結局曲がれずに。それで遠回りする事になっちゃいました。どうもここは私にとって鬼門のようです。
そんな訳で家を出るのも早めに。おかげで6時前に着いちゃいました。

5:50 a.m. 孫太尾根登山口着。
空はすっかり明るくなっています。いつもならもうかなりの車で埋まっている筈が一番乗り。南側に出来た喫茶店の傍に駐車場が出来たそうで、皆さんそちらに停めているのかもしれません。
Iお父さんが来るまで済ませようと仕度にかかります。暫くするとやって来ました。
お父さん、車を降りると既に臨戦態勢。結局またもや待たせる事に。いつもグズなtanuoさんです。
さすがに今日は二人とも足元から夏モード。冬靴から夏靴、スパッツ無しで雪対策は無し。ウエアも真冬から春モードに。こんなに好い天気ですから今日はポカポカの春山散歩でしょう。

6:20 a.m. でっぱつ。
出がけに2台車が到着。我々が一番乗りかな?
整備された道を行きます。南側駐車場からのものと思しき道を合わせ登って行きます。徐々に傾斜は急になりついには綴れ折りに。
尾根に出ると青川沿いに吹付ける北西風が強いです。チョット寒いぐらい。折角ベスト脱いだに、脱ぐんじゃなかったわい。
樹林帯を抜けると丸山への石灰岩ロード。濡れると嫌な石灰岩ですが乾いているとフリクションがよく効き快適です。
この辺り丸山が風を遮っているのでポカポカ温かいです。気温は割に低いようで暑くも無く汗もかかずに登れます。
薄暗い谷中から見上げる空はまっ晴れ。日向に出るとポカポカ温かいです。
立木が少なくなると同時にトリカブトの草叢が増えて来ます。秋にはトリカブトの花だらけになるんでしょうね。毒は恐いですが紫の花は綺麗なんですね。
眼前にシキミの木。蕾がいっぱい付いています。咲いているものも。振り返ると青川が遠く遥か下に。けっこう登って来ました。

丸山が近付くと東斜面にヒロハノアマナ。スミレに混じって沢山の株があり蕾もかなり付いています。今年は大豊作か?

蕾ばかりですが帰りには全て開花している筈。それを楽しみに先ずは丸山目指してエンヤコラ。

7:30 a.m. 丸山着。
ピーク下からかなりの数のセツブンソウが見られますが悉く花は終わっています。先週辺りが最後の見頃だったのかもしれません。
花弁の残っている物をしらみつぶしにチェックして行きますが悉く傷んでいます。花弁の縁は枯れて変色、雄蕊も雌蕊もクッチャクチャ。
それらの中にミノコバイモ、ヒロハノアマナがチラホラ。
ミノコバイモは昨年は見つけられませんでした。と言う事は時期的にセツブンソウの後なのかもしれません。そしてヒロハノアマナも。まあ若干オーバーラップはしているのでしょうが。

ご覧の通りセツブンソウは酷いもんです。これでもまともそうなのを選んで撮ったんですがね。チト残念ですが希少種のミノコバイモが観れた事だし、これはこれでOKとしておきましょう。

丸山ピークからの藤原方面への降りには黄色のプラチェーンで通行止め表示。
自己責任でチョット侵入。
疎林帯を抜け痩せ尾根とトラバース道の分岐をトラバース道に進みます。はい、早速現れましたミスミソウ。
あっちもこっちも所狭しとウジャウジャ咲いています。下手に進むと踏み潰してしまいそうです。おまけに足場も悪く下手すると石灰岩採石場に転がって行っちゃいます。Be careful! こんな所で事故を起こしたら何を言われるかわかりまへん。注意して、注意して〜。

極めつけはこれ! お父さんが見つけました。本当に良い目をしています。はい、ピンクのミスミソウです。色が濃くて紫に近いですね。

ミスミソウに混じってセツブンソウも。見た目綺麗と思ってもマクロで見るとやっぱり傷んでいます。やはりミスミソウはセツブンソウが終わってからが本格的なシーズンのようです。

そう言えば今日はセリバオウレンを全く見かけません。こいつはセツブンソウより時期が早いのかも。

トラバース道から尾根道へ。この辺り凄い風です。北西風ではなく東側から吹き付けています。薄着にしてきたのが間違いだったような吹きようです。おかげで汗はかきませんが寒いのなんの。顔が引き攣り脳が思考停止に追い遣られるほどの冷えです。(チト大袈裟かな?)休憩場所を求めてひたすら進みます。
草木のピークまで行きますが風の陰がありません。東風を避けるには〜、稜線西側に下がるしかありません。少し降り風の弱い所に移動して・・・、ここで休憩。時刻は8時20分くらい?
は〜、風が無いと天国ですな。お日様燦々日溜まりHike。
自分の行動食以外にIお父さんから竹輪と草餅を頂き腹いっぱい。行動食で腹がいっぱいになるってどういう事? 赦したまえ、老人の域に達した者の特権でござる。
休憩しながらまた狡い考えが浮かびます。この先進んでもまだ結構時間がかかるし、藤原展望丘直下の福寿草はもう終わっているだろうし。残っていたとしても山に咲く福寿草って園芸種と違って形がいびつなんですね。綺麗なのは今年も我家のもので堪能済みだし。そしてまた2時間ほどこの強風に耐えながら登り続けるなんて、まるで地獄ではありませんか。苦痛だけで成果なし? じゃあ今日も勇気ある撤退。下手な意地張り怪我の元。
Iお父さんに提案すると快くOK。じゃあ今日もここが我々の頂上って事に。後は降りでヒロハノアマナが満開で待ってくれています。

降り始めると意外に風が和らいできました。でもね〜、もう降り始めちゃったし〜。軟弱老人達は撤退の初志貫徹、これぞ真の勇気ある撤退。
途中で気付きました。今日って山の写真一枚も撮って無いじゃん。じゃあ一応撮っておきますか、証拠写真でも。


9:35 a.m. 戻って来ました丸山。
朝と比べると人が多いです。なんだかんだでやはりここは人がよく来るんですね。
冷たい風の当たる西側の方がまだ綺麗なのが残っているのではないか?とまたセツブンソウの物色。

綺麗そうなのでも花弁の縁は変色しています。探していたら休憩している人が、まだ綺麗なのが咲いている所を教えてくれました。
行ってみると、おお、有りました。ホントまだ初々しいです。やったね!大儲け。

そして今朝は蕾だったヒロハノアマナが悉く満開に。ミノコバイモもあちこちに。

丸山から降り始めると他の花にも気付きます。これなんだ? GoogleLenzで調べるとオニシバリ(鬼縛り)。そう言えば以前誰かから聞いたなあ。Iお母さんだったかT尾さんだったか。木の皮がとても強靭で鬼を縛っても切れないって。
ネコノメソウもチラホラ。

そしてこの斜面、今朝は蕾だったヒロハノアマナがワンサカワンサ、ワンサカワンサ、イェーイイェイイェイ、イェイェーイ!

登山道からロープを掻い潜って尾根筋を直進。
なんじゃこれ? よく見たらコショウノキ。葉っぱが無くて花だけ。珍しいですね、この木って常緑樹だった筈。

そしてダメ押しに最後のヒロハノアマナ。


11:00 a.m. 墓地駐車場(孫太尾根登山口)着。
最後の降りはポカポカの天国でしたが概ね寒風のおかげであまり汗をかかずに済みました。それでも一応身体を拭きお着換え。
軟弱Hikeと言いながらもいつもと同じような時刻に帰還。
Iお父さんにお暇しでっぱつ。下りは新町部落内で迷う事はありません。さてどのコースで帰ろかな? 一番速いのは?


2026年03月21日18時25分00秒 記



大きなサイズの写真はtanuo's fotolifeでご覧下さい。

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