秋晴れHike


麗らかな日射しを浴びながら日向ぼっこ、
ポカポカと暖かく本当に最高です。
おしゃべりしていると時を忘れてしまいます。



20251129
11月も後一日。月曜からは師走です。今年も後一月、まさに Time and tide wait for no man.
日の出もすっかり遅くなり、駐車場も混まなくなったので出発時刻も遅らせますか。6時半じゃあまだ薄暗いです。
そう言えばラテの電池、入れっぱなしだけどまだ点くのかな? 帰ってから見てみましょ。(と言いながらまた忘れるんですね、きっと。)
現役の頃から大きく技術革新があり、アルカリ電池が主流になった為、毎週電池交換しなくてよくなったんですね。無精に拍車がかかり痛し痒しってところですね。
本日の往路は北勢バイパスから477号線バイパスへ、高角ICで477旧道(湯の山街道)へ折れてから菰野町市街地を通り湯の山へ。こうすればコンビニも選り取り見取り、菰野の道の駅のトイレも使えます。はい、シャワートイレでないと用を足せない身体になってしまいました。477号線バイパスのままだとミニストップしか無いんですね。あそこのオニギリって海苔が紙みたいで食べられないので、少々お値段が高くてもファミマで買っています。どうや、金に糸目を付けないtanuoさん、リッチやろ!
また前置きが長ごうなってしもうた。話を戻します。

6:20 a.m. 割谷駐車場着。
薄暗い中こちら側は一台も停まっていません。スカイライン側も車が少ないです。先々週までの混雑から一変、何があったのでしょう。紅葉が終わったからですかね。
スマホで調べものをしていたらIお父さんご到着。あかん、まだ靴も履いてなかった。大急ぎで仕度します。
Iお父さんは山靴のまま運転してきます降りたらすぐにでっぱつ出来る体制です。
Iお父さんの足元を見ると鮮やかな黄緑色。前の靴がボロボロだったから新調したようです。お値段を聞くと7万いくら。凄っ。
でもそれぐらいするでしょうね。今を去る事40年、K君から言われた事があります。「7万未満のスキー靴なんて靴じゃないですよ。」と。その後私も定価7万円以上のスキーブーツを買うようになりました。当時でさえそれくらいしてたのですから、今の7万円なら充分リーズナブルと言って良いのでしょう。当然私には手が届きませんが。
Iお父さん、「終(つい)の山靴だ。」なんて仰ってました。「墓まで履いて行かなきゃならない。」とも。まあそんな事はないと思いますが。

6:35 a.m. でっぱつ。

山頂部にはまだガスが纏わりついていますが天気は好さそうです。
スカイライン沿いの紅葉ももう直ぐ終わり、冬枯れの世界へと移るでしょう。
何も言わずとも本谷へ。まあ禁を冒して中道は憚れますわなあ。パスルートも出来てるようですが。
沢に出た所で着込んでいたベストを脱ぎます。わ〜、涼しい。
見上げると広葉樹はすっかり葉を落としています。丸裸の木々の上には秋晴れの空。

Iお父さん、新品ソールに手古摺っているようです。滑るのか足を二度置きしています。そうでしょそうでしょ、ビブラムもタイヤと同じ。慣らし運転して表面の膜を取ってやらないと滑り易いです。サンドペーパーで粗しても良いですが一日歩けば慣らしは完了します。花崗岩の表面ってヤスリみたいなもんですから。


7:05 a.m. 不動滝着。

完全に光が射し込まなくなりました。また春になるまで虹はお預けです。
巻道を行きます。ゼーハーゼーハー相変わらずキツイです。
大岩も日が当たらなくなりました。その上の日向まで登って、日向ぼっこしながら小休止。
見下ろすと大岩が濡れています。滑る筈ですわ。枯枝に着いた水滴が陽光に輝いています。綺麗ですねえ。

休憩もそこそこに歩を進めます。大黒滝には水が滴っています。今朝のガスは霧雨だったのでしょう。

巻道から谷に戻り潜り岩へ。左岸クラックを攀じって上で小休止。

7:55 a.m. 潜り岩の上。
見上げると空はピー缶、中道フランケの岩の白さが映えます。逆光気味の正面の木々は秋の陽を受けて輝いています。

Iお父さんが登って来るところを上からパチリ。

はい、お疲れ様。日向じゃないけどここで小休止。
ホント、日向が恋しい季節になりました。
小休止の後はルンゼ歩き。半乾きの岩が意外に滑ります。薄く苔が着いてるものですから。所々腕力登攀。これがまた楽しいです。


8:35 a.m. 大黒岩展望台着。

二人並んで特等席。今日は先客は居ませんでした。ファミマの高級?海苔付きのオニギリを頂きます。いや浅草海苔とは程遠い海苔ですがミニストップのオニギリよりずっとマシです。だって歯は欠けませんから。
麗らかな日射しを浴びながら日向ぼっこ、ポカポカと暖かく本当に最高です。おしゃべりしていると時を忘れてしまいます。
スマホで撮ったものも貼り付けておきます。色味が違うのはお愛嬌。スマホの画像エンジンは万人に好まれるように色を付け過ぎ。まあ一見綺麗には見えますが。


9:10 a.m. 山頂広場、自然学校前でまたまた休憩。
ここでも日向ぼっこ。癖になっちゃいました。


9:30 a.m. 望湖台着。

ほんと好い天気。北に目を遣れば霊山の上に伊吹山、右に少し離れて白山。ずっと離れて穂高、乗鞍、御嶽山。いずれも冠雪しています。
今日は(今日も?)二人とも早仕舞い。お決まりの峠道から武平峠、スカイラインへ。武平峠から降りるって昔はエスケープルートだったんだけどなあ。
記念碑広場から降ります。二山行かないと気楽なものです。

9:55 a.m. 峠道展望岩で一枚脱ぎます。
降って来ると暑い暑い。南斜面でもあるし。

岩の上に立つと赤い実がいっぱい生っています。ガマズミかな?

どんどん飛ばして降りて行きます。登りとのすれ違いが多いのは相変わらず。
最後のガレ場、雨乞とセットではいパチリ。


10:10 a.m. 武平峠着。
おしっこ休憩の後はスカイラインへ。

西多古地の滝は今日は水無し。

修行場跡経由で降ります。樹間越しの紅葉は未だ鮮やかさを保っています。
最後にスカイラインに出て〜。所々に鮮やかな紅葉黄葉が残っていますが疎らすぎて絵になりません。
あっ、タカノツメの黄葉でも撮っとこ。


10:55 a.m. 駐車場着。

山はもう冬枯れ色。後は雪を待つのみ。早〜く、来い来い雪の季節〜♪
着替え前に身体の汗を拭きますがあまりかいていません。狭い車の中でスッポンポン、着替え済ませてさあでっぱつ。
帰れば孫守り、待っている〜♪


2025年11月29日18時15分00秒 記



大きなサイズの写真はtanuo's fotolifeでご覧下さい。

Top Page へ