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そろそろ冬装束とは思うもののまだ例年ほどの冷え込みではありません。ではちょっと薄めの冬装束。いや暑いかなあ? 今日は無茶苦茶好い天気。もしかしたら暑くて大汗小汗? まあ我慢我慢。 川越からの北勢バイパスもすっかり慣れました。その内四日市市内の道、忘れちゃうかも? 6:15 a.m. 割谷Pに到着。 あれま、Iお父さんもう待ってますがな。 相変わらずスカイライン側はもう満車。こりゃ雪が降ってスカイライン閉鎖になるまで続きそうです。 仕度をしながらIお父さんとおしゃべり。先週は久々出勤のT尾さんが武平でエスケープ、それでIお父さんはお一人様で鎌まで行ったそうです。下りの長石尾根から見下ろした三ツ口谷左股の紅葉が殊の外綺麗だったとか。そうと聞いたら私も久々の二山。いや、Iお父さんに着いて行けるやろか? 登りは大混雑の中道を避けて本谷から。中道より時短できるし。 6:30 a.m. でっぱつ。 頬ほんのり染めた御在所が綺麗です。 乾いた落葉を踏みしめながら行きます。この気温なら蛭クンどころかマダニの心配も無いでしょう。忌避剤は車庫の中に置いて来ちゃったし。 先週は本谷も大賑わいだったそうですが、今日は我々のみ。静かな山歩きが楽しめます。 思ったより暖かいですがIお父さんは谷に出た所も休憩なしで行ってしまいます。流石に暑いので途中でダウンベストを脱ぎます。 紅葉前線はもう温泉街に達していましたからこの辺りもそろそろお終い? 山頂はもう冬枯れの世界でしょう。 7:00 a.m. 不動滝着。 太陽高度はもう冬ですね。滝の中には日が射し込まなくなりました。 見上げると真っ青の空に紅葉が映えます。 大汗かきかき巻道を登ります。ヒ〜きっつ〜! そうそう今日は足慣らしに冬靴で来たのでした。さすがビブラムソール、ワークマンの似非トレッキングシューズのソールと全く違います。安心して岩に乗れます。スイスイ歩いている内にもう大岩。大岩のスラブも安心して登れます。 7:12 a.m. 大岩の上で小休止。 「思ったよりも暖かい。」とは言え岩は冷たいです。「触〜れる岩肌の、冷たさよ〜♪」つい古い歌の文句が口から出てしまいます。 座るとおケツが冷たいです。 そう言えばダイちゃんももう全く残っていませんね。ムラサキシキブも見過ごしてしまいました。今日は紅葉狙いに的を絞る事にします。 黙々と登っているともう縦樋滝の巻道。この辺りから展望が効くようになります。 7:45 a.m. 潜り岩の上で小休止。 行動食で燃料補給していたらIお父さんからもみじ饅頭。有難く頂きます。小豆って行動食に最適! もみじ饅頭から足助香嵐渓の話に。はい、もみじ饅頭は広島だけでなく香嵐渓にもあります。そこから南山の話に。昔はよく行ってたなあ。 ここから先は延々とルンゼ歩き。冬靴の本物ビブラムのフリクションのよく効く事! 足元には花の欠片もありませんが、辺り一面紅葉の世界。天気の良さと相まって周りが明るいです。 今日は土曜日ですが紅葉シーズンとあって朝8時からロープウェイは営業を始めたようです。「人の声が聞こえるな。」と思っていたら富士見岩の上に人が居ます。ああ、中道も大盛況ですね。 8:15 a.m. 大黒岩展望台着。 誰も居ないと思っていたら先客あり。本谷には誰も居ませんでしたから一ノ谷新道から来たのでしょうか。秋の行楽シーズンだから当然ですね。 南側のテラスに陣取り小休止。 鎌北面を見下ろします。三ツ口谷左股辺りには顕著な紅葉は見当たりません。Iお父さんちょっと心配そう。一週間で冬枯れ前線があの谷を駆け下りてしまったのでしょうか。 まあ、折角だから行くだけ行ってみましょう。でないとなかなか二山まで足を延ばせませんから。 自然学校前でトイレ休憩してから望湖台へ。今日は冠峰碑横から遊歩道をショートカットして三角点へ。 三角点手前から北方を望みます。すっきりと晴れ渡った青空の下、御嶽、乗鞍が靄の上に頭を出しています。もう冠雪していますね。その右手にかなり離れて白山。こちらはもう真っ白です。御嶽の左には中央アルプスの山並みと黒く大きな恵那山。いずれも冠雪は無し。その奥には南アルプスも。富士山は霞が多くさすがに見えません。澄んだ大気、いよいよ冬到来ですね。 三角点の広場は人盛り。賑やかな事で。 9:08 a.m. 望湖台着。 西側には薄雲も無く空の色が濃いです。まさに両切り煙草【ピース】の缶の色です。缶入りピースって今でも売ってるんですかね? 「ピーカンの空」って今では死語? 冬枯れ前線はかなり下まで達しているようで、イブネ、クラシのかなり下にしか黄葉は見られません。まっ、いいか。 記念碑広場から武平に向かいます。 峠道も人が多いです。まあロープウェイを除けば最短コースですからね。 展望岩で一息。真っ赤な木の実がいっぱい。その横の木はもう来春の芽が硬い苞に包まれて準備されています。 9:50 a.m. 武平峠通過。久々の二山挑戦。春以来かな? すっかり早仕舞いが身に染み付いてしまいました。行けるでしょうかねえ? 雲母まで足を延ばしていた頃が嘘のようです。まあ年相応と言えば聞こえは好いですが。 さすがにきついです。Iお父さんとの距離はどんどん離れて行きます。まあこちらは紅葉でも楽しみながらのんびり行きますか。 展望岩で待っててくれました。じゃあ上にあがって雨乞でも撮っておきますか。 その後もまた置いてけ堀。折角だから景色を楽しみながら行きます。 おっ、この実はコショウノキかミヤマシキミか? 花が無いと解りましぇん。 最後のガレた岩場になるとリキが出ます。単純おバカなtanuoさんです。 10:40 a.m. 鎌山頂着。 ホントお久しぶりです。鎌の神様に二礼二拝一礼。あれま、壊れた鳥居の残骸は撤去してくれたんですね。祠の前がスッキリして広くなっています。 南側から入道、宮妻を見下ろします。紅葉はかなり下に追い遣られています。 鎌山頂の人混みはいつもの事。狭いですから。でもやはり多めですかねえ。この天気なら当然ですか。 紫に霞む恵那山の下に名古屋駅前のビル群。昼近くなり靄も多くなったようでボーと見えます。 祠の横に陣取り大休止。と言っても残っているのはアンパンだけ。 食べていると大きなスズメバチが寄って来ました。耳元で大きな羽音を立てます。刺激しないようにじっと待ちますが一向に離れません。手に持ったアンパンの袋に止まります。もう一方の手にしたアンパンの残りをそっと口に入れ、袋をそっと地面に置きます。一瞬袋から飛び立ちましたがまた袋へ。その間にその場を離れます。 カチカチと顎を叩く威嚇音は出してなかったので単に甘い臭いに誘われて来ただけのようです。 暫く見ていると蜂君袋の中に入っちゃいました。すかさずIお父さんが袋ごと足で踏み潰します。一瞬だったのでHelp me pheromoneは出して無いと思います。念の為原型を留めないほどに踏み潰し袋だけを回収。あ〜、恐かった。でもこんなハプニングが楽しい思い出になります。 そろそろ退散。下りは三ツ口谷左股を覗く為に長石尾根から。 樹林帯を抜け左股が覗ける所まで降りて来ました。Iお父さん覗き込みながら「先週は凄く綺麗だったんだがなあ。紅葉って駆け下りるのが速いのかなあ。一週間違いでこんなに違うとは。」余程残念だったようです。まあもう少し下に期待しましょう。 三ツ口谷まで降りて来るとかなり綺麗です。見上げる形になるので下から透過光に輝く紅葉が望めます。 第二堰堤から下は透過光、反射光の紅葉黄葉を眺めながら降って行きます。「充分綺麗じゃん。」 三ツ口谷第一堰堤の広い砂州を過ぎると三滝川沿いの道。ここも綺麗です。 スカイラインに出てからも周りは紅葉が綺麗です。鈴鹿特有のくすんだ紅葉黄葉とは思えないほど。 でも車が異常に多いです。こりゃ今日もかもしか大橋へは行かない方が良さそうです。 12:20 a.m. 駐車場着。 久しぶりの二山、もうアンヨがガクガクです。 着替えて降って行くとバスターミナルの交差点で交通整理。あっ、やっぱりかもしか大橋は止めときましょ。 ロープウェイの待ち行列は先週程ではありませんがまあまあ並んでいます。みなさんおたっしゃで〜。 |
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2025年11月16日09時25分00秒 記
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