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予報では今日は曇り。朝、家を出ると星空。「なんだ晴れてるじゃん。」 先週帰路に採った北勢バイパスに入ります。前方に遵法闘争車。えろうごゆっくり走ってござる。えっ、ここって片側一車線!おまけにセンターライン上にはオレンジポールがずっと立ててあります。「追い越せんじゃん!」 じれった〜い、じれったい〜♪ わ〜た〜し〜、ジジイA〜エ〜♪ 早朝は四日市市内は空いているし全線二車線あるのでかなり速く通過できます。ですからこの時間帯はノロノロ君が居たのでは北勢バイパスのメリットはあまりありませんね。復路は30分近く短縮できますから北勢バイパス一択ですが。 三重県に入り明るくなり始めると空には分厚い雲。薄い所は無く全面分厚い雲。「先週同様曇りのままなら全然OK!」 途中用足しに湯の山街道へ。道の駅のトイレから出ると、「え〜、えろう降ってるじゃん。さっきまで降って無かったのに〜。」急に気が萎えてしまいます。 6:15 a.m. 割谷駐車場着。 既にIお父さんは準備万端整っています。「折角来たんだし、傘でもさして歩いて来るか。」 さっきまでの雨は小康状態。土砂降りではないので傘さしそぞろ歩きには丁度よいかも。でも傘で片手が塞がっているので手をつかなくて良い中道で。本谷のダイモンジソウが観られないのがチト残念ですが、花期が長いから来週辺り観に行けば良いか。 6:30 a.m. でっぱつ。 蒸さないように薄手のジャケットを羽織り傘さしHike。それでも歩いている内に大汗で中から濡れて来ます。暑くてたまらん! ロープウェイ下で休憩がてらジャケットを脱ぎます。はい、シャツ一枚になると爽やか爽やか。雨も降っているのか降ってないのか分からないくらい。 辺りはずっと霧の中。霧の中の少女A〜エ〜♪ あっ違った、ジジイA〜エ〜♪ 岩棚の上で小休止。ホントにな〜んも見えません。辺り一面五里霧中。でも少し空が明るくなったような。 雨で濡れていますがこの気温では蛭クンもさほど活発には動けないでしょう。中道は道幅も広いし道端の濡れ笹から蛭にやられる事もないでしょうし。安心して歩けますね。 そうそう今日も未だ写真は撮っていません。いや何も見えなくて撮るものが無いんです。先週同様地蔵岩のシルエットでも撮っときましょ。 世間話をしながら歩いているとやがて北谷テラス。一息入れたついでにお父さんに被写体になってもらいましょ。見よ、この鮮やかな黄葉、いや黄様。 周りの木々も黄葉しかけていますが如何せんガスが濃くてよく見えません。 掘割ドンツキもガスの中、岩稜帯から見る富士見岩尾根末端の岩峰もガスの中。紅葉の奥の朧気に見えているのがそれ。 8:05 a.m. 上のテラス着。 足元の黄葉もご覧の通り。少し離れるともう真っ白。 ここから先のルートは沢。はい、ルンゼの中は雨水ジャージャー。 な〜んも観えないので富士見岩はパス。朝陽台へ向かいます。途中に薊がいっぱい咲いています。撮るもんないから撮っとこか〜。 そのまま自然学校前へ。あそこの玄関の庇の下で雨宿りしながら休憩しましょ。 8:30 a.m. 自然学校着。 今日は土曜日。ロープウェイはまだ動いていませんね。誰も居ない静かな山頂です。こんな天気に登って来るバカは我々くらいなもの。なんて言っていたら我々以外にももう一組バカがやってきました。悪天の中お疲れ様です。 寒暖計は12.5℃を指しています。シャツ一枚じゃあ寒い筈。ジャケットを羽織りコンビニオニギリで朝ご飯。 じっとしていると寒いので早々にでっぱつ。ついこないだまで暑い暑いと言っていたのになあ。ホント季節の移ろいは早いです。 こんな天気だから望湖台はパス。と言う事は今日は(帰着時刻が)10時半コースか? 峠道を降り始めて暫く、Iお父さんが「これ何?」 登山道のど真ん中に何やら咲いています。近付いてみると、センブリです。直ぐ傍の土手の上にも咲いています。こちらは珍しく4枚花弁。 こんな所に咲いているなんていやはや吃驚。 鎌尾根、雨乞岳山頂付近によく自生しています。三ツ口谷第二堰堤下にも以前は自生していましたが、それが絶えてもう何年も経ちます。この辺りではもう見る事は無いと思っていたので、もう大興奮です。誰かの靴底にでも着いていた種が落ちて根付いたのでしょう。その誰かさんに感謝ですね。 それから暫く降るとまた発見。これは凄いです。まるでブーケの様な花束です。そしてそのすぐ傍にも。 ここにも咲いているって事はこの辺り一帯に自生範囲を広げているって事。誰かの靴底経由というより自力でテリトリーを広げているようですね。 良かった良かった、これからは毎年この季節が楽しみです。 武平峠でトイレ休憩の後はスカイラインへ。頭上の木の葉が無くなると結構降っているのに気付きます。山上より下の方が雨が強いです。仕舞ってあった傘をさしスカイラインをそぞろ歩き。 カーブを越えて西多古地の滝が見えると、ワッ、凄い水量。雨の日ならではの景観です。 一旦表道に入って修行場跡で三滝川沿いの登山道へ。この辺り濡れた落葉が堆積しておりいかにも蛭クンのテリトリー。気温も早朝よりは上がっているので要注意です。 三ツ口ダムの下の渕も今日はかなりの水が滝となって流れ込んでいます。 最後にスカイラインに出たところで蛭チェック。念入りに念入りに〜、OK! 今日も被害なし。 スカイラインは雨天の所為で今日は車も少ないです。 10:15 a.m. 駐車場着。 今日は特に早かったです。まあこんな天気だしあちこちパスしましたし。 本谷のダイモンジソウが心残りですが、そんな事なぞ気にならないほどの大収穫。絶えてしまったと思っていたセンブリが、あんな花束のように群がって咲いているなんて! 小さな秋どころか大きな秋の大発見。この先も毎年見逃さないように御在所通勤続けるぞ〜。 そうそう、これに浮かれて大事な事を忘れないように。帰り道にヤマギシに寄って林檎を買わないといけないんでした。かみさん、林檎代補填してくれるやろか? クッキングシートも託ってたんでした。携帯のGoogle Mapにセットして〜。 |
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2025年10月18日17時10分00秒 記
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