山はもう秋


休憩の後はいよいよMission Hototogisu!
さあてどんなかな?
暫く降り、はいどうかな。
うわあ咲いてるやん。それもいっぱい。
日頃の行いが好いとこんなもんです。
もうリスクを冒して長石谷へ行く必要はありません。



20250831
八月も今日まで。明日からは九月です。相変わらず真夏日が続いていますが、季節は確実に移ろいつつあります。
八月最後と言う事で一足先にお山の秋を味わって来ましょう。
家を出ると満天の星空。つい先日まで東の空が明るくなっていたのに。それだけ日が短くなったと言う事です。後一月足らずで秋のお彼岸ですもんね。

6:15 a.m. 小屋着。
久々の全員集合、いやIお母さんが未だ復帰せず。早く元気になってまた皆で山歩きを楽しみたいですね。
今日はウメバチソウの偵察と武平峠下のホトトギス。先週あれだけ大きな蕾が付いていましたから咲いているかもしれません。

6:25 a.m. でっぱつ。
割谷駐車場まで上がって行くと常連さんの車。車は見れどなかなかお会いする事がなくなってしまいました。
スカイライン側は数台停まっているだけ。皆さんお盆休みの遠征疲れで休養されているのでしょうか?
スカイラインから御在所を望むとピーカンの空をバックに屏風岩が聳えています。何度見ても惚れ惚れする雄姿。御在所はハンサムです。今風に言うとイケメン?

先週のムンムンする暑さと違い今日はカラッと乾燥しており爽やかです。あまり風はありませんが日陰に入るだけで割と冷んやりしています。
湿度が低いおかげで今日も蛭とは遭遇せず。全く雨が降らないのは困りものですが、蛭との遭遇が無いのは有難いですね。
とは言うものの季節は未だ夏。それなりに暑く大汗かくのは自明の理。直ぐに全身汗みどろ。
それでも日陰で立ち止まると冷んやりとした微風が頬を撫でて行きます。

7:00 a.m. 不動滝着。
日の射し込まない仄暗い滝奥の手前に水滴が輝きながら落ちて行きます。多少なりとも流れているようです。

そのまま巻道へ。相変わらずきつい登りです。全身の汗を絞り出しながら登って行きます。
谷に戻ったところ休む事無くそのまま行きます。大岩まで我慢我慢。

7:15 a.m. 大岩着。
やっと休憩! と思ったら大岩の上半分以上が日向。おいおい日陰は無いのかよ。脇の登山道側に荷をおいて休憩。は〜、生き返る〜。

ススキの穂もすっかり開き切り、花粉を出し切った花粉袋が鈴生りに垂れ下がっています。花粉の黄色い色は全く無く茶色く枯れた袋のみ。十五夜には枯れ尾花しか残ってないかも?
傍らのムラサキシキブ、小さな小さなミドリシキブです。紫に色付くのはまだまだ先ですね。

休憩もそこそこにでっぱつ。
今までだと触る岩が熱かったのですが今日は冷んやりとしています。こんな所にも秋を感じます。
巻道を抜けて、右岸バンドを越えて、大黒滝も白く輝く雫を垂らしています。

巻道を越え潜り岩。乾き切った左岸クラックを攀じって潜り岩の上。やっと休憩、なのに日陰が? 上の方の小さな日陰に潜り込みます。

7:50 a.m. 潜り岩の上で大休止。

あ〜、お茶が美味い。ヤマザキの薄皮つぶあんぱんを行動食として頂きます。美味い、甘い、力が漲る〜。加藤文太郎じゃありませんが小豆って行動食にピッタリ。リッツも良いけどこう暑いと口の中の水分が吸い取られ、パサパサで喉を通らないんですね。決して嚥下が悪い訳ではないんですよ。(あくまでも年寄り扱いされたくないtanuoさんです。)
あんぱんで燃料を充填した後はウメバチソウの偵察へ。

8:10 a.m. ウメバチ地帯着。
周りの雑草が増えウメバチソウの蕾がかくれんぼ。無理矢理探し出して膨らみ状況を確認。この状態から咲くまでが長いんですね。

咲くまで毎週偵察するのかな? 気の長い事で。
横の岩を攀じった所にアキノキリンソウ。そうです、これも秋の花でした。じゃあ中道にはもうキンレイカも咲いているかも?

後は日陰の無いルンゼを黙々と登ります。ハンカチカーテンをしていてもジリジリと夏の太陽に焼かれ熱いです。雪渓のように下からの反射が無いだけマシかな?


8:30 a.m. 大黒岩展望台着。

先週と打って変わって視界良好。日射しが強過ぎるので裏の日陰にまわりそこで休憩。
自然学校前経由で望湖台へ。
自然学校前のベンチは日陰無し。寒暖計は30℃。えっ、本当に? 日陰は割と冷んやりしているので俄かには信じられません。25℃くらいじゃないの?
トンボのマーキングイベントの係員のお姉さんとダベリングしていましたが日陰が無いので早々においとま。望湖台へ向かいます。
今日はこの天気ですからさぞかし爽やかな風が吹いている事でしょう。
炎天下を日陰を探しながら望湖台へ。ク〜、あっついあっつい!
三角点への階段がきつい事!

9:25 a.m. 望湖台着。
久しぶりの晴天。突端に立つと爽やかな涼風が身体から汗を拭って行きます。「は〜、ええ気持ち〜。」

多少湿気があるようで琵琶湖の辺りは朧げです。話をしていて竹生島の名前が出て来ず。こりゃ認知症の検査が必要かな?
三人並んで岩に腰掛けお食事タイム。コンビニオニギリの美味い事!
寛いだ後は記念碑広場経由で峠道。こりゃ今日も11時コース。
後は黙々と降ります。


9:55 a.m. T尾さん、武平峠を通過して。鎌方面へ。すぐ上のミヤマウズラの確認のようです。先週皆無だった事確認済みなのに。
肩透かしを食らった後はスゴスゴと峠まで引き返します。そしてトイレ休憩。
休憩の後はいよいよMission Hototogisu!
さあてどんなかな?
暫く降り、はいどうかな。うわあ咲いてるやん。それもいっぱい。日頃の行いが好いとこんなもんです。もうリスクを冒して長石谷へ行く必要はありません。

まだまだ蕾も在るし来週も楽しめそうです。
最後の最後に予期せぬプレゼント。だから御在所の神様って大好き!
気分は高揚、後の炎天下の降りも苦になりません。


10:45 a.m. 小屋着。
いつも通り沢水を引いた蛇口からの水で全身を拭きます。は〜、爽やか爽やか!
今日は予期せぬ超豪華なプレゼントも頂けたし、年は取ってもなかなか御在所通勤は止められませんわい。
それでは皆様、お疲れ様でした。また宜しく。


2025年08月31日17時05分00秒 記



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