女王様に御拝謁


イワタバコはもうゲップが出るくらい堪能しました。
写真はあまり綺麗ではありませんが。
蕾もまだまだありますがかなり傷んだ花も目立ちます。
先週辺りの方が適期だったのかもしれませんね。



20250802
そろそろ水辺の女王様が咲く頃。と思っていたらT尾さんのFBにそのお姿。じゃあ鎌の谷筋はもう花盛り?
と言う訳で恐い恐い鎌の水辺へ。リスクはテイクしなきゃリターンは得られません。かと言って流石に長石谷はリスクが大きすぎます。
それでは比較的安全な三ツ口谷から御拝謁がてら登り降りは安全な尾根筋から。というコース取りで全員がシャンシャンシャンと手打ち。

6:20 a.m. 小屋着。
皆さんもう準備完了のようです。急ぎ仕度にかかります。
今日は蛭の巣窟に飛び込むので念入りにヒルファイター。毎度あざーす。

6:30 a.m. でっぱつ。
思いの外、風が強く爽やかです。これって台風の影響ですかねえ。今日が関東への最接近とかラジオが言ってましたね。
風が止むといきなり大汗。吹くと爽やか。私の身体は正直者。Honesty〜♪
見上げると御在所が凄いコントラストで聳えています。空気も澄んでいるようです。

スカイラインから三滝川沿いの登山道へ。降り積もった落葉を踏みながら行きますが、蛭の姿は見られません。カサカサに乾燥している為、もっと居心地の良い所に避難しているのでしょう。
そうこうしている内に三ツ口谷へ。第一堰堤砂地の最奥の滝へ。薄暗い中、咲いています。初物ゲット!

暗過ぎてシャッター速度が落ちブレブレなのはご容赦。
谷の中は風が通り辛く大汗が噴き出します。時折開けた所では強風、これがまた心地良いんですね。
第二堰堤を過ぎた所のエゴノキ、結実した実が枝という枝にいっぱいぶら下がっています。こりゃ花も壮観だったでしょうに。

全身の汗を絞り出すように歩を進めます。谷沿いには小さな株が点々と見られます。しかし大雨で流されたのか期待していた所には株自体が無かったり。
そう言えば最近鎌はとんとご無沙汰です。冬以来かな?そうそうあの時は雪の着き具合が悪く、山頂祠の鳥居の上を歩いて移動したんでしたっけ。

蛭が多ければ途中で長石尾根に上がるつもりでしたが、この分なら大丈夫そう。そのまま谷を詰めます。
そして三ツ口大滝の下。ここも沢山咲いていますがチト色が薄いかな?

来たついで、三ツ口大滝の真下まで。

滝を巻きます。この登りがまたしんどい。ヒーヒー言いながら登山道へ。
あっ、ここも最近は歩いていませんね。今年の冬は谷筋は雪が多くて尾根に逃げたのでした。もう随分と長い事来ていないような。
なんて感慨に耽っていると最後の滝。ここも前回来たのは滝が凍っている時だったよなあ。

7:45 a.m. 最奥の滝の下で大休止。
丁度日陰だし風もそこそこ通るし、そして何よりも大きな岩盤の上。ここなら蛭クンもやってこないし、来ても丸見え。火炙りの刑にしてやろうと手ぐすね引いて待ってますからわざわざやって来る事もないでしょう。

この先は左岸を巻いて上に出ます。雪が着いている時は嫌な所ですが今は夏、おまけに登りならスリップする事もありません。
その先の尾根コース分岐から尾根道へ。何年か前の源頭部の崩落から谷コースは通行止めですから。
黙々と樹林帯の下を行くと急に目の前が開けます。はい日本庭園です。シロヤシオがもう色づき始めてますね。

滑り易いザレを一歩一歩。尾根筋に出て急に風が強くなります。あ〜、爽やか爽やか。
振り返ると御在所がデーン。右手には三ツ口源頭部の向こうに峠道の展望岩。その奥の雨乞岳は完全にガスに埋もれています。

草付きの中を行きます。先行するT尾さんが何か言っています。トンボがどうのこうの。えっ、オオバノトンボソウがこんな所に咲いているって?
行ってみると、ジャジャ〜ン。かなり沢山の花を付けています。それなら武平峠傍の自生地も花盛り? 思わず降りは武平経由にしよう。なんて考えが。

ヒーヒー言いながら肩へ。


8:40 a.m. 鎌ヶ岳山頂着。
祠に柏手、長のご無礼を詫びます。最近は一山ばかりですもんね。まあ年相応と言う事で許して賜もれ。
ホント今日は好い天気です。雲は多いですがその白さが青空をより綺麗に見せてくれます。

登りの草付き辺りからオトギリソウが目立っていました。撮る余裕が無く無視していましたが。山頂なら話は別。祠前の撮っとこ。

山頂北側に戻り日陰を探して大休止。真正面、ガスに隠れた雨乞岳から吹きつける強風がモロに直撃。暫くすると寒いくらい。だってシャツもパンツもベタベタですもん。しかしこれがまた爽やかなんですよね〜。山でしか味わえない高原の爽やかさ!

エサを摂りながらの雑談、蛭被害が全く無かった事から降りは長石谷にしようかという意見。この時期今日のような好条件を外せば二度と長石谷を通る事は出来ません。これを逃す手は無い。全員一致で長石谷に決定。「嬉しいような恐いような、ドキドキしちゃう私の胸〜♪」(こんな歌詞今じゃあ誰も知らねえだろうなあ。)
そうと決まればいざでっぱつ。時刻はまだ9時。なんだ、今日もまた10時半コースか11時コース?
南側に回り岳峠へ。この降り、一部崩壊が進み恐い所なんですね。T尾さんがトラヒモを着けてくれたそうですが。
岳峠で一息。反対側ニゴリ谷を一瞥して長石谷へ。

暫く来ない内に谷はかなり荒れています。まるで知らない所のような。でもイワタバコはちゃ〜んと咲いています。


9:55 a.m. 犬星滝着。

余り早く小屋に着くのももったいないし、またここで大休止。幸い蛭クンにも遭遇していないし、今日はこのまま無事に帰る事ができそうですね。
渓相を楽しみながら降ります。イワタバコはもうゲップが出るくらい堪能しました。写真はあまり綺麗ではありませんが。
蕾もまだまだありますがかなり傷んだ花も目立ちます。先週辺りの方が適期だったのかもしれませんね。

堪能したと言ったばかりなのに、例の渕の側壁が近付くとそこら中に大群落。こりゃ撮らない訳には参りませぬ。

渕の向こう側なので近付けないのが残念。
最後の落葉堆積地帯も問題なく過ぎ渡渉点。ここまで来ればもう蛭クンと遭遇する事はありません。本当に気持ち悪いほど蛭クンとは無縁の三ツ口谷、長石谷でした。

10:50 a.m. 小屋着。
いつも通り冷たい水で身体を拭いてから着替えます。あ〜、爽やか。
酷暑と言われる割に今日は強風による強制空冷がよく効き快適な山行でした。
そして今日も早仕舞い、早く帰れば早く着く。


2025年08月02日19時05分00秒 記



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