蛭谷踏破


モウセンゴケ地帯のキンコウカは既に終わっています。
ミズゴケに追い遣られていながらもまだチラホラとモウセンゴケが残っており可憐な花を付けています。
花が目立つのでその下にはモウセンゴケ。
やはり随分少なくなったものです。



20250727
7月も最後、来週はもう8月です。そしてお盆。供養の仕度もそろそろ・・・。
夏至の頃と比べもうかなり日の出が遅くなっています。とは言えすぐに明るくなりヘッドランプ点灯も少しの間。こんな事ににも季節の移ろいを感じます。日が短くなればまた雪の季節。早く来い来い雪の季節。
四日市から見える御在所は雲も無く強烈な夏の光に輝いていました。菰野に入ると中腹に雲。ん?降ってるのかな?
それも湯の山駅を過ぎる頃には大分雲が取れました。曇っているくらいの方が暑くなくて良いのですが・・・。


6:15 a.m. 小屋着。
早速仕度にかかります。
先々週の蛭に怖気付いて今日は中道? いやいやめぼしい物の無い季節、中道にはな〜んもございません。それに今日の日射し、中道なんぞに行ったら後頭部がまる焼け。本谷は谷に出るまでが勝負、谷にさえ出てしまえばなんとかなるでしょう。てな訳で今日も本谷、ほんと代り映えしませんね。

6:25 a.m. でっぱつ。
相変わらず割谷駐車場はガラガラ。
昨日は少し雨が降ったそうです。その所為か空気が澄み御在所が凄いコントラストです。北谷側に残った真っ白の雲と岩肌の陰がハッキリクッキリ。

そして蛭の巣窟へ。シンガリを行きますが、まだ気温が低い所為か蛭クン姿を現しません。
今日は大丈夫かなと歩を進めていると、半分くらい来た辺りで発見。その後も大小何匹も発見。でも気温の所為かまだ動きがスローモー。これなら気を付けて行けば大丈夫かな。努々立止まる事無かれ。と思っていたらT尾さん立ち止まって何か言ってます。いいから早く行ってよ!
谷に出た所で蛭チェック。ようし、OK,OK,OK牧場! 大汗を拭っていると目の前にヤマアジサイ。先週も撮ったよな。装飾花は未だ綺麗ですが中の両性花(交配する本物の花)は既に結実して子房が膨らんでいます。

沢沿いに行きます。ギボウシは既に時期を終えておりシモツケソウがチラホラ程度。今日はシモツケソウしか無いでしょうね。

6:55 a.m. 不動滝。
丁度落ちる水滴に日が当たり始めたところですが虹は見えず。

そのまま巻道へ。休み無しは堪えます。ヒーハー!
大岩の下、右岸壁のイワタバコ、ダイモンジソウの葉を横目で確認しそのまま上へ。


7:15 a.m. 大岩着。
日陰で休憩。爽やかな風が駆け抜けて行きます。この爽快感を味わう為だけに来ているようなものです。あ〜、爽やか!
ムラサキシキブの花は終わり紫の実になる筈の未だ小さな緑のツブツブがいっぱい生っています。その隣、クサギの花が咲き始めました。

空は真っ青、深緑が陽に輝いています。夏ですね〜。

ケツから生えた根を断ち切ってでっぱつ! ん?えらい所で先頭のT尾さんが発見。こんな所にカキランが。
上の方のものはもう終わっていると思われます。言い換えれば貴重な一株。今日は意外な大儲け。やっぱり本谷にしておいて良かったです。

今日の大黒滝は? 今日も水を流しています。最近は涸れませんね。
先々週いっぱい咲いていたギボウシは終わり、シモツケソウがチラホラ。

巻道から谷に戻り潜り岩の下。シモツケソウがチラホラ。大きな株はありませんが小さな株があちこちに。


7:55 a.m. 潜り岩の上、日陰を探し潜り込みます。二回目の大休止。ふ〜。
下からずっと付いて来たアブが鬱陶しいです。メクラメッポウ帽子で叩いていたら一匹撃墜。下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる。でも敵は一匹じゃないんですね。次から次へと新手がやってきます。本当に鬱陶しいです。3000mの稜線でも銀蝿がいっぱい居るくらいですからアブくらい居ますわなあ。食いつかれないように気を付けて〜。
乾いたルンゼを行きます。多少風はありますがこの炎天下、汗が眼鏡のレンズを濡らし半メクラ運転。それでも次から次へと現れる可憐なシモツケソウにワクワクドキドキ。
ウメバチソウのハート型の葉っぱの真ん中には花芽らしきものも。ちゃ〜んと準備してるんですね。

ふと振り返ると谷の下から雲が湧き上がって来ました。これ直ぐに追いつかれるでしょう。ガスってくれると直射日光が遮られて良いんだけどな。

岩を攀じりながらふと横を見るとヒヨドリバナ。フジバカマの色が着いてないやつです。色気は無くてもこれはこれで奇麗です。アサギマダラが来るとイイネ。

その上もシモツケ街道は続きます。

モウセンゴケ地帯のキンコウカは既に終わっています。ミズゴケに追い遣られていながらもまだチラホラとモウセンゴケが残っており可憐な花を付けています。花が目立つのでその下にはモウセンゴケ。やはり随分少なくなったものです。


8:30 a.m. 大黒岩展望台着。

ドンツキ辺りでガスに追いつかれ日射しが和らいでいたのですが、展望台は炎天下。でも切れたガスの合間から下界が望めます。

大休止の後は望湖台へ。自然学校前はトンボのマーキング窓口になっていたので素通りします。
三角点への階段に入った所で先行者が立止まっています。どうやら足が攣ったとか。天蓋に入れてあった芍薬甘草湯を差し上げましたが賞味期限切れじゃなかったかな?効くか効かないか解らないけど、病は気から、足攣りも気から? オラシラネ。


9:15 a.m. 望湖台着。

突端に立ち正面からの涼風に当たろう。なんて思っていましたが、思惑は外れ。風無し、いや先週同様後ろから微かな風が。それでもじっと待っているとそこそこ爽やかな風が吹いています。あ〜、爽快! アカトンボも飛んでいます。まだ婚姻色には染まっていませんが。
暫くここで涼みます。
記念碑広場に向かう途中にデカいオトギリソウ。これも先々週見たやつかな?

後は峠道を只管降るだけ。今日も11時には小屋着か?


9:55 a.m. 武平峠でトイレ休憩。
こりゃ確実に11時小屋着コース。じゃあヤマジノホトトギスの葉っぱを確認しながら降りましょうかねえ。
空はピーカンの青空。本谷のガスは何処へ行っちゃったんでしょ?
炎天下のスカイライン歩き、暑っつ〜。


10:45 a.m. 小屋着。
沢から引いた冷たい水で身体を拭いてから着替えます。あ〜、爽やか。
こうやって冷たい水にありつけるって本当に有難いです。特にこの酷暑の頃は命の洗濯って言葉がピッタリです。
今日も早仕舞い、早く帰って明日の準備。


2025年07月27日17時20分00秒 記



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