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東海地方も梅雨明け。なんとも早い梅雨明けです。例年梅雨明け後に集中豪雨に襲われているので油断はできません。 おまけにトカラ列島辺りで不穏な連発地震。7月5日は無事済みましたがはてさてどうなる事やら・・・。 ササユリも終わったし次は? そうそうシモツケ、カキラン、キンコウカ。また蛭の巣窟本谷ですか。 と思っていたら欧州遠征を終えたIお父さんから本谷リクエスト。蛭は恐いが行かねばならぬ、行かねばなら〜ぬ。 7:35 a.m. 割谷駐車場着。 今日はT尾さんはお休み。Iお父さんは所用で8時半出発くらいでとの事。「しめた、ゆっくり寝られるな。」と思っていたのにかみさんに起こされてしまいました。う〜ん、目覚めたついで、準備にかかるか。てな訳で1時間も早く着いちゃいました。いつもお待たせしている身としては、偶には良いかもしれません。 いつもより遅いにも拘わらず駐車場はガンラガラ、オバレ岩効果は絶大です。このままの状態が続いて欲しいですが、そうは問屋が卸すまい。 じゃあのんびり朝飯食って、写真でも写しておきましょうかねえ。 湿気ムンムンで御在所は朧気。ん?合歓の花が咲いています。そんな季節なんですねえ。 そうこうしているとIお父さん到着。早いやん。やっぱり早めに来ておいて良かったです。 8:10 a.m. でっぱつ。 土産話を聴きながら行きます。今日は暑くなると聞いていた割に風が流れ思ったより爽やかです。 先ずは山の家のヒメシャラ(夏椿)。先週は蕾でしたが今日は沢山咲いています。朝咲いてその日の内に皆落ちる。諸行無常、諸行無常。 意を決して蛭の巣窟へ。先行するIお父さんの踏んだ跡を注意しながら行きますが蛭ダンスは見られません。今日はお休み? 時々自分の足元を確認しますが靴に取付いている様子もありません。先週はあんなに沢山居たのにね。いやでっぱつ前にIお父さんに振り掛けて貰ったヒルファイターのおかげかな? 沢に出た所で蛭チェック。今日は全く付いていません。さすがヒルファイター様々ですな。 ここさえ凌げば後は沢筋。石の上にはほぼいないので安全地帯と言えるでしょう。 沢筋の景色を楽しみながら行きます。早速イワギボウシが出迎えてくれます。シモツケの小さな蕾があちこちに見られます。 8:45 a.m. 不動滝着。 虹が出てないな。そうか、いつもより時間が遅いので日が回り込み朝日が当たらないのか。 早々に巻道へ。枯葉の上を行きますがヒルファイターの威力は絶大なり〜。時折風は通るのですが、やはり気温が高いようで全身から汗が噴き出します。もうこの大汗で半ばバテ気味。ハイペースのIお父さんには着いて行けません。ヒーハー! 下から大岩を見ると日陰が無さそう。先週は木陰になっていましたが今日は時刻も遅い事から日陰は無さそう。と言う事で大岩より下の日陰で小休止。 これ、大正解。大岩の上は日陰無しでした。その大岩横のムラサキシキブ、今日は開花が進み可憐な花がいっぱい。 日向は暑いですが日陰は涼しいです。けっこう風が流れているおかげですね。それと汚水といえども一応ウオーターフロント。流れる水が熱気を冷ましてくれるのでしょう。こんな日に中道なんて行ってたら、そりゃ炎天下の死の行軍ですがな。 9:25 a.m. 大黒滝通過。 今日も大黒滝には水が流れています。この水も涼しさのひとつの要因になっているのでしょう。 大黒滝、縦樋滝を巻き谷に出た所でIお父さんが早々と休憩。そうかこの先の潜り岩の上って日陰がありませんね。お父さん大正解。頭脳的プレイ? あ〜、ここ最高! 絶えず涼風が流れています。お父さんはつい居眠り? 電気代の要らない天然のエアコン、風量最大でふ〜爽やか。 この先潜り岩から上は日陰の無いルンゼ歩き。後頭部をジリジリと焼かれながら歩く事を思うとなかなか腰が上がりません。 でも行かなきゃ。行かなきゃ見れぬ、シモツケ、カキラン、キンコウカ! 断腸の思いで重い腰を上げます。直ぐに潜り岩左岸クラック。こう言った面白い所は気が楽なんですがね〜。 ワークマンシューズのフリクションを効かせグイグイと登って行きます。 10:05 a.m. ウメバチ地帯着。 フムフム、ウメバチソウのハート型の葉っぱが大分大きくなっています。よしよし。 その傍にはキンコウカ畑。 気を良くしてその横の岩を攀じ上がると・・・、目の前にカキラン。そう言えば昨年もここで見つけたんでした。 なんて神様の粋な計らい。感謝感激雨霰 そしてそのすぐ隣にはシモツケソウの初々しい蕾。しっかりピンク色を帯び今にもはち切れんばかりです。 見上げればご覧の晴天。日射しは強い割に終始涼風に吹かれ意外に爽やか。 足元にはシモツケ、キンコウカ。 あっ、シモツケソウが一部咲いています。辺りは一面キンコウカ畑。(雑草も多いけど。) 10:20 a.m. ドンツキ着。 先週見つけたカキランの蕾、今日は咲いていました。 前2枚は、崖の上で体勢が悪く上手く写せませんでしたが、最後の1枚はちゃんとピンも合っています。 10:30 a.m. 大黒岩展望台着。 カンカン照りかと思いきや、薄雲が広がり日射しはソフト。風は背後から。ヒンヤリとした西風です。めっちゃ爽やか〜。 耳障りなエゾハルゼミの鳴き声もここでは鳴いておらず遠くから聞こえるだけ。またケツから根が生えて来そうです。 またもや断腸の思いででっぱつ。 自然学校前の寒暖計は20℃、下界も左程気温は上がって無いのかな? 寛いでいると常連さん三人組がやって来ました。ほんとお久しぶり。皆さんお元気で何よりです。 我々はこの後望湖台に寄ってから峠道。また会うかなと思っていたら、やっぱり。チロリン村跡でもまた再会。狭い山頂、狭い御在所。狭い世間。 11:55 a.m. 武平峠着。 さすがに今日はしっかり汗をかいたおかげでいつもなら出る筈のおしっこが出ません。風があり爽やかとは言えやはり大汗かいていたんですね。 さあ後1時間、遅出の割に意外と早かったのかな?そうでもないか? 日射しの強いスカイラインは避けて日陰の登山道を行きます。木陰でも終始風が流れ梅雨明け後の夏一番にしては意外に爽やかな日でした。 12:50 a.m. 駐車場着。 このまま小屋まで移動し外の水で身体を拭いてから着替える事にします。 冷たい沢水を引いているので爽やかな事この上なし。 着替えてゴソゴソやってたら13時を回っています。さあそろそろでっぱつ。今日も好い日でした。 |
2025年07月06日19時05分00秒 記
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