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一週抜けてもう五月も半ば過ぎ。年寄りは一周抜けただけで体力がガタ落ち。子供達に迷惑をかけずに老後を過ごす為にも体力を落とす訳には行きません。 あにはからんや、今週も雨模様。半ば諦めていたらT尾さんからお誘い。日曜の予報が雨から曇りになったとか。 二つ返事で山行決定。めざせPPK!(ピンピンコロリ) 6:20 a.m. 小屋着。 早速仕度にかかります。今日もワークマンの超撥水パンツ、ワークマンの似非トレッキングシューズ。tanuoさん@workman styleです。 でっぱつ前にIお父さんから蛭ファイターをかけて頂いちゃいました。そうか、もう蛭の季節なんですねえ。まして雨上がり、油断はなりませんぞ。 6:30 a.m. でっぱつ。 本日のメインイベントは日陰尾根のピンクヤシオ。三ツ口谷-長石尾根-三ツ口左股上部の石楠花鑑賞-鎌山頂-日陰尾根にてピンクヤシオ鑑賞-三ツ口谷第一堰堤 というルートで。まさに一山行で二度美味しいコース取りです。 今日は雨上がりとあって蒸します。菰野の街から山が見えないくらいガスってました。朝はまだ肌寒いかと思っていたら何の何の暑うて堪らん。 スカイラインから三滝川沿いの道に入ります。道は濡れ落ち葉に覆われています。しんがりを行きますが先行者の歩いた後で蛭が蠢いている様子はありません。まだ気温が低く動けないのかもしれません。なら尚の事谷沿いは危険、早めに乾いた尾根道に出なければなりません。 三ツ口第一堰堤から三ツ口谷へ。広い川原を行くと地面にシロヤシオの花が咲いています。その上には枝一杯にシロヤシオ。こんなに落ちてもまだまだ咲いています。こりゃシロヤシオも期待大です。 堰堤上の砂道から山腹道に這い上がった所に、早速イワカガミがお出迎え。この先にもあるでしょうが今年初めての【初物】。 第二堰堤下の渡渉点にはササユリの蕾。これもゲット。 この辺りのササユリが少なくなったなんて話しながら行きます。そう言えばその手前の露岩部にはセンブリが自生していましたが今では全く見なくなりました。減るものがあれば増えるものもあり。こうやって植生は変化して行くのでしょう。 6:55 a.m. 第二堰堤を越えた所で一枚脱ぎます。シャツはもう汗でビタビタ。 その上の右岸側枝沢からの押出しが強烈です。岩屑が三ツ口本流を覆うほど。 雨上がりで水量が多めの滝を眺めながら行きます。 その上の分岐で尾根へ。沢沿いなんて歩いていたら、起き出して来た蛭クンに献血する羽目になっちゃいます。 鞍部に出た所で呼吸を整えます。シロヤシオ、ヤマツツジが咲いています。足元は既にイワカガミ街道。 萌え始めた新緑が鮮やかです。昨年の深緑とのコントラストが目に沁みます。ガマズミの白い花が雪を被ったように見えます。 時々涼風が吹きます。足元にはキランソウ。なだらかな斜面を登り切れば日本庭園。 日本庭園まで出れば後方の視界が効き御在所が姿を現します。 そして周りにはシロヤシオ。 右手の三ツ口左股下降点が近付いて来ると石楠花が現れ始めます。 そして左股下降点の上の石楠花の大木。う〜ん、花は着いていますがガスが濃くてはっきりしませんな。手前の木も邪魔だし。かと言って濡れたブッシュを漕いでまで行きたくないし。だって蛭クンが朝食を待ち構えてますもん。 諦めて肩へ。 8:05 a.m. 鎌山頂肩着。 肩の北斜面の石楠花を狙って・・・。 ポジション変えて・・・。あっ、足元のアシビの新芽も花みたい。 この辺り、相変わらずガスが濃いです。でも水沢の集落が案外見えているので、ガスは山頂一帯だけのようです。 おっ、シロヤシオとシャクナゲのコラボレーション。 8:15 a.m. 鎌山頂着。 祠に柏手。ん? 鳥居が無い! 冬に来た時、雪に埋まった鳥居の上を歩いたのがいけなかったかな? なんちゅう罰当たりな! 祠の横で大休止。コンビニオニギリを頂きます。いやその前にお茶。って水分摂るの今日初めて? 湿気が多くガスもずっと漂っていたので水分無しで来ちゃいました。良い子は真似しないでね。 海苔が高くなった、米が高くなった、コンビニオニギリも高くなった。世間話に華が咲きます。 8:35 a.m. でっぱつ。 目指すは日陰尾根。そしてメインイベントのピンクヤシオ。 上から左股上部を見下ろすと花盛りの石楠花の大木が見えます。下からは見えなかったですが凄い花の着きよう。ググッとズームして〜。 これって、御在所からも見えてますよね、きっと。 どんどん飛ばして展望岩。ふ〜、新緑の萌黄色が綺麗。山頂ではガスで見えなかった雨乞も見えてきました。うん、薄日も射してきましたねえ。 日陰尾根に入るとタテリン畑。 そして先ずは前座から。 真打登場。 風が強くてちっとも写せん。撮ってたら皆に置いて行かれちゃいました。お〜い、待っちくり〜。 ピンクはあそこだけですが、まだまだ続くよシロヤシオ〜♪ ガマズミも、シロヤシオもいっぱい。 ミズナラの木に変なコブを発見。これ病気かな? 岩を乗越えて行きます。景色が良いのはこの辺りまで。 あっ、法面工事の両側に西多古地の滝と百闡黶Bカッケー。 後は地獄の激下り。え〜、まだ着かないの〜? ヒーヒー言いながら降り続けます。あ〜、しんどい! なんとか第一堰堤上に降り立ちます。あ〜、死ぬかと思った。 後は平坦な道を降るだけ〜。 10:06 a.m. 小屋着。 毎度の事ながら早いご帰還で。 小屋の中で着替えさせて頂いて、スッキリ、さっぱりしてからおいとまします。 皆さま今日も有難うございました。いつの間にか空はすっかり晴れ渡り、格好のドライブ日和です。家まで頑張れ軽太郎クン! |
2025年05月18日18時50分00秒 記
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