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巷ではGW。毎日が日曜日のtanuoさんは毎日がGW。いやいや生活にメリハリをつける為とボケ防止を兼ねてバイトしてますから毎日が営業日? GWとは関係のない生活をしています。昔は年間3回9連休があったのですがねえ。 そのGWの所為か6時15分頃に通過した割谷駐車場は既に満車。路駐車が目立ち始めていました。 はい、今日はスカイラインを武平峠まで。一服峠から愛知川へピークハント無しの予定です。 武平トンネルを通過し少し降った所の駐車場の前にT尾さん。Iお父さんは一服峠登り口に既に到着済みだそうです。すんまへん、またお待たせしちゃいました。 6:20 a.m. 武平トンネル西下駐車場着。 早速仕度にかかります。今日もワークマンの超撥水パンツ、ワークマンの似非トレッキングシューズでワークマンスタイルです。 6:30 a.m. でっぱつ。 ロボット雨量計の前でIお父さんと合流。先ずは道路脇の泥濘の渡渉?から。 そしてすぐに小さな沢を渡りいきなりの急登と続きます。 昨日の大雨でスカイラインは一時閉鎖されていたとか。今日の好天とGWでもあることから大勢の人出に対応して開通させたようです。そう言えばスカイラインのあちこちで道路に水が流れていましたわ。って事は? マズイ、コクイ谷通れるやろか? 取り敢えず行ってみましょ。 皆さん急登にも拘わらずハイペースです。ヒーヒー言いながらついて行きます。 最初の急登から尾根に出た所で休憩? えっ、行っちゃうの? ゼーハーゼーハーしんどいです。 7:00 a.m. 一服峠通過。 えっ、休みなし? まっ良いか、この先は降り。沢谷に向けて斜面をショートカット。 この辺り源流部の筈がいつもより水量が多いです。推して知るべしコクイ谷。 7:07 a.m. 雨乞分岐の窯跡通過。 写真の滝の幅からも水量の多さが解ります。 水際が通れないので沢沿いの道を辿ります。アップダウンがしんどいです。 沢谷の滝手前のゴーロが凄い水量です。結構迫力がありちょっと面白れぇ。 そして沢谷の滝。 その水量もさることながら、下に見えるクラ谷の渕が大きくなっています。その奥の小滝も流れが多い為か白く泡立っているのが見えます。 分岐に向けて降り始めると対岸に石楠花。ズームで目一杯引っ張って〜。 7:20 a.m. コクイ谷に降り立ちます。 写真では解り難いですが流れが多く渡渉が大変。 ルートファインディングを楽しみながら降って行きます。 黒谷出合もかなりの水量。写真ではやはり解り難いですね。 あっちへウロウロこっちにウロウロ。足を濡らしたくないのでウロウロしっぱなし。 水量が多いと迫力ありますねえ。見上げると山肌には新緑とミツバツツジのコラボレーション。 枝沢という枝沢に滝がかかり壮観です。 途中で左岸側の斜面に登りヤマシャクの様子を偵察しますが悉く蕾固し。 おまけにヤマシャクの株よりトリカブトの方が圧倒的に多くなっています。これ、駆逐されてしまわない? 一度谷に降りて渡渉を繰り返します。なんとか飛び石で通過していますがその内ドボンしそう。 コクイ谷出合(愛知川との合流点)は水量が多くて渡渉できないでしょうから、そのかなり手前からまた左岸側斜面を登ります。はい、この上にもかなり大きめの群落がありますから。 不安定な急斜面を這い上がり緩斜面へ。そこには大きなトリカブトの群落。それに混じってチラホラと山芍薬の株。残念、やはり蕾のみ。かなり大きくそして白くはなっていますが。 ここから愛知川上流へショートカット。泡立つ流れが綺麗です。 暫く右岸沿いの道を辿ります。対岸の群生地が見えて来ましたがどう見ても咲いているようには見えません。でもここまで来た事だし行くだけ行ってみましょう。 渡渉点を探し上流側に回り込んだところで意を決し石飛び。 8:30 a.m. 山芍薬群生地着。 苦労して来たにも拘わらず、ここも蕾のみ。しかし大きな蕾が出揃い後数日で満開間違いなし。来週も又来るか? 蕾の大きさと比較しようと指と一緒に写したつもりが、指の方がレンズに近過ぎ蕾が小さく写ってしまいました。ああ、失敗。 しかし凄い蕾の数。咲くとさぞかし壮観な事でしょう。昨年(5月5日)はドンピシャだったのになあ。2日後なら満開だったのかも? 萌え上がる新芽の色に華やいだ山を眺めながら朝ご飯。ヤマシャクの収穫は無かったけれど渡渉の連続も楽しめたし、これはこれで好い一日でした。 さて、帰りはどうするか? コクイ谷の渡渉の連続は敵わん。コクイ谷出合より上流でコクイ谷右岸に移ってしまえば後は上水晶の渡渉のみで御在所に登れます。そうすれば愛知川右岸のヤマシャクの偵察もできます。ピークハント無しの予定でしたが御在所のピークを踏む事もできます。健康の為に身体に負荷がかけられます。三方どころか四方良し。近江商人の上を行く事になります。 てな訳で先ずはコクイ谷出合の迂回から。いやその前に目の前の愛知川の渡渉から。ピョンピョコピョンピョコ石飛びは楽しいな。 出合の少し上流側からコクイ谷へ。ここはロープがフィックスされており安心して降れます。そして右岸側へ。チェッ、気を抜いたら左足をドボンしちゃいました。多少水が入っちゃいましたがOK,OK,OK牧場! 沢靴なるものが普及しだす前は山靴を履いたまま水の中を歩いてましたから。靴の中を濡らすリスクを取るか、水の中で足を傷付けるリスクを取るか、考え方は人それぞれ。 9:00 a.m. コクイ谷出合通過。 出合の飯場跡からはずっと愛知川の右岸沿いの道を行きます。渡渉もなく時間もかかりません。途中に何か所も山芍薬の群落がありそれらを確認しながら行きます。あっ、エイレンソウも地味な花を付けています。 いずれも大きく膨らんだ蕾ばかり。開花はすっかり諦めていたのですが・・・ 最後の最後に神様からの素晴らしいプレゼント! いやはや全く、御在所経由にルート変更して良かったです。気分も最高、絶好調! ルンルン気分で足取りも軽やかに。 道のど真ん中に咲いている、ど根性チゴユリにも出会えました。 9:25 a.m. 二ツ岩着。 上水晶谷を右岸側に渡渉。後は一ヶ所右岸側が崩れており左岸側を巻く所がありますが概ね沢を渡る事はありません。 気持ちの良い木立の中を行きます。透過光に輝く、広げたばかりのハウチワカエデの葉っぱが綺麗です、 水量が多いおかげでハート滝も迫力満点。 9:55 a.m. 地獄谷出合で小休止。 地獄谷を登るのも面白そうですがかなりの水量。滝の巻道も恐いので止めておきます。と言う事で忠実に上水晶谷を国見峠まで。ここ通るの何年ぶり? いや十何年ぶり? 峠が近付いて来るとアカヤシオ、タテリンが目立って多くなります。 峠手前からスキー場から落ちているルンゼ沿いに山頂へ向かいます。 三角点手前から凄い人混み。望湖台は狭いピークに人人人。 10:50 a.m. 望湖台着。 後はいつもの記念碑広場から峠道へ。武平峠でいつもの癖で左に折れず右に折れて降らなければなりません。ついうっかりに気を付けて〜。 昨日の大雨でアカヤシオは悉く花を落としていると思っていたのですが、さに非ず。まだまだ蕾も着いています。そして足元はタテリンだらけ。足の踏み場も無いほどに。 峠道を降ります。お日様燦々、吹く風爽やか。気温が少し低めなのがありがたいです。 日当たりの良い土手の上にはキランソウ。こんな所で地獄の釜の蓋。 眼下には最後のガレ場。峠はこの下。左に間違えないように。 11:30 a.m. 武平峠通過。 ちゃんと右側へ。トンネル西側へ降りるのも本当に久しぶり。 11:35 駐車地着。 山は相変わらず萌黄色。 爽やかな空の下、車の中でスッポンポン。 着替えを済ませいざでっぱつ。結局御在所に寄りましたが今日も早仕舞い。嬉し楽しの早仕舞い。 |
2025年05月03日08時10分00秒 記
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