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随分日の出が早くなりました。4時半で東の空が白んでいます。夏至まで後二ヶ月、さもありなん。 最近割谷駐車場が満車になるのが早いです。6時半でもう満車、皆さん早起きで健康的ですね。 でも今日はT尾さんもご一緒、と言う事で小屋駐可能な軽太郎クンででっぱつです。駐車場確保の心配が無いってほんと気が楽です。感謝感謝! 6:20 a.m. 小屋着。 ん? Iお父さんの車がありません。珍しいなと思っていたら、遅出になるそうです。そして久しぶりにお母さんも復活だとか。 じゃあお先に出かけましょうかねえ。 6:30 a.m. でっぱつ。 思った通り駐車場スカイライン側は既に満杯。こちら側も2台程空いているだけ。山屋人口が増えるのは喜ばしいですが、これほど増えるのもチト困りもの。今日も大混雑の中道はパス、毎度お馴染みの本谷へ。そろそろ蛭の季節でもあり気が萎えますなあ。まあ今のところは大丈夫でしょうが。 谷に出るまでの疎林帯、大量の落葉が降り積もっています。新芽が噴き出す頃にはこうやって大量に落ちるんですね。乾いた硬い落葉ですがこれがよく滑ります。 谷に出てから沢沿いを行きます。すっかり雪も消え、ドボンの心配も無く景色を楽しみながら行きます。 萌黄色の新芽が眩しいです。チラホラとアカヤシオの花も咲いています。先週あんなに咲いていたタムシバが一気に姿を消しました。ホントに一瞬でしたねえ。 7:00 a.m. 不動滝着。 まだ日陰の部分が多く虹は見えませんが水量はそこそこあります。と言っても一般的な滝のような水量はありませんが。 虹がはっきりと立つのはもう少し経ってからでしょうか。 休憩もそこそこに巻道を行きます。毎度の事ながらこの巻道のしんどい事! 巻き終えて谷に戻ってからもなかなか休ませて貰えません。えっ、大岩まで行っちゃう? 7:15 a.m. 大岩着。 やっと休憩。日陰に陣取ります。 おしゃべりしてると休憩が長くなります。T尾さんに急かされてでっぱつ。 小滝連続帯の巻道を抜けると正面にはアカヤシオ、小滝最上部の辺りにはミツバツツジ。山が華やいでいます。そして辺り一面萌黄色の新芽。 右岸バンドの左手にもアカヤシオ。暗い日陰を背景に浮かび上がって見えます。バンドの上からパチリ。 この辺り、先週はバイカオウレンがあちこちに咲いていたのですが、今日はもう見当たりません。ほんの一瞬なんですね。 そして右手には大黒滝。いつもは枯滝なのに今日もそこそこ水を滴らせています。 足元にはタテリン。これも先週程多くはありません。ここって日当たり悪いからなあ。 大黒滝の上まで来ると日当たりの良い斜面にアカヤシオ。今日はアカヤシオが宜しいようで。 先週はこの辺り、タムシバがよく咲いていたのですが今日は全くです。花期が短いんですね。 縦樋滝を巻き潜り岩へ。乾いた岩にフリクションがよく効きます。って今日の靴は昨日買ったワークマンの靴。 ソールが天然ゴムでなくプラスチックゴムでちょっと硬め。ビブラムのようなねっとりとした粘りが無く限界は低いように思いますが、この程度の傾斜ならそこそこ粘ってくれます。 7:50 a.m. 潜り岩の上で小休止。 行動食で燃料補給しながらダベリング。 あちこちにアカヤシオが咲いています。今日はアカヤシオデーですね。 乾いた岩、見上げれば新緑とアカヤシオ、そして真っ青の空。春ですねえ。 今日は気温が低い所為か先週程大汗もかいていません。爽やかな晴天の下、軽快にルンゼ歩き。 気が付けばもうドンツキ。 大黒岩に向かいます。 8:20 a.m. 大黒岩展望台着。 特等席には先客あり。右側の岩棚で一休み。 冬枯れの中にアカヤシオのピンクが目立ちます。アカヤシオ前線は既に山頂まで達しているようです。じゃあ峠道はアカヤシオトンネルの下を歩く事になるのかな? 北側、屏風岩に目を遣ると富士見岩から下の斜面にピンク色の帯が見えます。あれもアカヤシオですね。今日は山頂付近が最盛期のようです。 ここは風が冷たいです。長居は無用、早々にでっぱつ。 先週はバイカオウレンでいっぱいだったこの尾根道、今日は殆ど残っていません。いやに呆気なかったですね。 その代わりにあちこちにアカヤシオ。今日はアカヤシオデー。 8:40 a.m. 自然学校前で休憩。 山頂広場に出る辺りから見えていた先行者、なんと常連さんでした。駐車場に車はあったものの本谷では全く追い着かず、「別ルートからかな?」なんて言っていたのでした。今日は一ノ谷新道からだったそうです。 久しぶりにお会いしたところでお互い安否確認できました。そうこうしていると他2名の常連さんも。こちらは峠道から。皆で「生きていたか?」なんて言い合い再会を祝います。それぞれ加齢から身の程をわきまえ、単独の場合は人の多い一般道を歩いています。 身の程をわきまえない愚か者は我々のみ、自重せねば。 Iさん達も健在である事を伝えお別れ、望湖台へ向かいます。 9:05 a.m. 望湖台着。 風が冷たいです。早々に退散、峠道へ。 記念碑広場への道はタテリン畑。ブーケのようにかたまってあちこちに咲き乱れています。 記念碑広場から整備し直された階段を降り遊歩道へ。毎週毎週遊ばせて頂きながら未だロープウェイに乗った事が無い私、完全なフリーライダーです。 本当に全くお金を使わないでこうやって整備された道を利用させて頂いて罰があたりそう? 峠道手前のチロリン村跡、見栄えのするアカヤシオ。近付いてアップでもパチリ。 傍らには雪が降り積もったような馬酔木。 正面に鎌の雄姿を観ながら降って行きます。 峠道のアカヤシオ、思ったより少なく期待外れ。でもそこそこ楽しませてくれます。当たり年だと日陰がピンク色に見えるくらいになるんですがねえ。 展望岩から下は掘割。ムッとするほどの温度差です。温かいと言うより蒸し暑いです。 降っているとIお父さんと鉢合わせ。お母さんのリハビリがてら来たそうですが、お母さんは途中でリタイヤ。お逢いできたところで一緒に降る事に。 9:40 a.m. 武平峠にてトイレ休憩。 降り始めると団体さんがやってきます。峠道でも十数名の団体さんと擦れ違いました。擦れ違いに時間もかかります。 こりゃ峠道も中道並みに混むようになるのかな? 待ち時間にシロモジの花でも。 スカイラインに出るところでコシアブラ偵察に道を外れたT尾さんと合流。残念ながらまだ新芽は出ていなかったそうです。今年は遅いのかな? 後は三人揃ってスカイラインのそぞろ歩き。山肌が春色に染まって綺麗です。 途中で表道に入り修行場跡経由で三滝川沿いの道へ。 河原のミツバツツジが綺麗です。 10:30 小屋着。 先に引き返したIお母さんと久々の再会。体調不良で冬の間リハビリでしたからね。 体調についていろいろ話します。この年になると共通の話題は健康の事ばかり。 医食同源、健康の源は薬よりまず食べる事から。 |
2025年04月28日08時05分00秒 記
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