雪遊び


トイレ休憩の後はお楽しみの崖落ち。
鎌側に少し登って、頂きま〜す。
先週はカチカチだった斜面に新雪が乗り、適度に制動が効きます。
一気に下まで。
お尻の跡が二つ。左からと真っ直ぐと。



20250112
本年2回目は本谷で雪遊び。
前夜T尾さんから送られて来た写真では辺りは銀世界。日本海側は今季最大の寒波でかなりの降雪。
間にあるのは琵琶湖、三重にも雪は運ばれて来ますわなあ。そう言えば名古屋でも少し降ったような。
と言う訳で今日もA5で出動。

6:40 a.m. 中道駐車場着。
雪は湯の山への登りから出て来た程度。でも軽太郎クンでは涙橋手前の坂が登れなかったかも? A5で正解でした。
到着した旨LINEします。靴を履き終えスパッツを着けているとT尾さんが上ってきました。そのままの姿勢で窓を開け新年の挨拶。って、なんて無精な!
外に出てザックに道具などを仕舞い、さあでっぱつ。
辺りは未だ薄暗いです。曇っていますが雲は薄そうです。風もあまりなく先週より暖かそうです。

7:00 a.m. でっぱつ。
スカイラインの除雪された所は凍っています。滑って転ばないように凍っていない所を拾いながら入口へ。
山の家の横から疎林帯に入ります。先週より足裏への雪の付着が少なく歩き易いです。でもスパッツの紐、なんとかしないと駄目だなあ。ゴムに代えるかビニールを被せるか。先週思っていた事が未だ実行されていないtanuoさんです。こりゃ今シーズンもこのままだ。
沢に出た所で小休止。上着を脱ぎます。既に汗でべたついています。
トレースを辿ると右岸側を巻いています。普段通らない所を楽しみながら行きますが、「ここ詰めていくとキジ場の枝沢じゃん。」
その手前で谷に戻ったので「ああ良かった。」
沢沿いの岩場にトレースが無いのでスタンスを探しながら行きます。こりゃトレースを辿った方が楽だったかな?
トレースを辿って行くと不動滝手前から巻いています。まあ良いかどうせこの様子では写真撮るほどでも無さそうだし。
しんどい巻道から谷に戻ったところで一息入れます。大岩はもう目と鼻の先。
その大岩の登り、雪の着き方が半端で四苦八苦、雪塗れになっちゃいました。もう少し積もっていればビブラムのままでも登り易いのに。

8:00 a.m. 大岩の上で休憩。
えっ、もう一時間経ってます。あまり休憩も取っていないのに。いやそれに写真を全く撮っていませんでした。天気悪いし光線も良くないし・・・。
時刻記録の為に一枚。

行動食を摂りながら暫し世間話。最近人と話す事も少なくなっており貴重な時間。人と接していないと呆けが進みますから。
行動中気付かなかったですが、細かな雪がフワフワ舞っています。上着を着るほどではないのでこのままでっぱつ。

右岸バンド、防寒テムレスが滑りホールドが掴めません。おまけに雪の着いたスタンスも頼りなく乗り込めません。諦めて左側の木の枝が出ている所から。バランスが悪うなったなあ。加齢を思い知らされます。
先行したT尾さんの大声。上に目を遣ると大黒滝が真っ白。光線は悪いですが氷の着き具合は上々です。

近付いてもう一枚。

ああ、日が当たっていればもっと綺麗なのに。
でも着いている氷は如何にも温度が高そうです。日が当たったらすぐに融けてしまいそう。
大黒滝、縦樋滝を巻き潜り岩の下へ。
左岸クラックの末端には氷がべったりと垂れています。鎖も谷側に移動しています。アイゼン履いていないし谷側から行くか。
潜り岩の上で小休止。燃料補給します。
いつの間にか降雪が多くなっています。しんしんと言うほどでは有りませんがちょっと多いです。濡れないようにジャケットを羽織ります。
後は雪の着いた谷を詰めるだけ。
ウメバチ地帯のクラックも氷がべったり。ここも岩小屋側から。雪が岩の隙間を埋めてくれているのでまあまあ歩き易いです。

モウセンゴケ地帯には蒼氷がべったり。ああ陽の光が欲しい。

いよいよドンツキ。

そのまま大黒尾根へ。

9:30 a.m. 大黒岩着。

一休みの後は山頂広場へ。
広場手前の吹き溜まり、T尾さんはトレースを外れスカスカ雪の中へ。若いなあ!
広場に出て吃驚。凄い人人人。そり滑りの子供達の歓声が響いています。
それを横目に自然学校前へ。風の陰でベンチに陣取り大休止。寒暖計は−1.5℃を示しています。日射しはありませんが、風も無く先週よりずっと温かいです。時折雲が薄くなり薄日が射します。
ふと足元を見ると、右側スパッツの紐が切れているのに気付きました。あれまあ、とうとう切れたか。やっぱりゴムに代えるか。
コンビニオニギリで腹を満たした後は望湖台へ。遊歩道からの視界には霧氷林が広がっています。

雪に埋まった階段を滑りながら上ると三角点。振り返ると霧氷林の向こうに遠くの山並みが広がっています。


10:15 a.m. 望湖台着。

露岩にはエビの尻尾。岩に当たった風の流れがよく解ります。

そして新雪を踏みながら記念碑広場へ。その横の雪斜面へ。ズボズボ嵌り込み雪の感触を楽しみながら行きます。右側スパッツの紐が切れているので少し雪が入り足首辺りが濡れているのが分かりますがお構いなし。どうせ日帰りだし。

遊歩道に出て峠道へ。ここも掘割の中は雪が深くトレースがデコボコなので右側土手の上を行きます。
展望岩まで来ると汗ばんできます。

ガレ場の雪が綺麗です。もう武平峠はすぐ下。


11:00 a.m. 武平峠着。
トイレ休憩の後はお楽しみの崖落ち。鎌側に少し登って、頂きま〜す。
先週はカチカチだった斜面に新雪が乗り、適度に制動が効きます。一気に下まで。

お尻の跡が二つ。左からと真っ直ぐと。
後は降るだけ〜。
スカイラインを暫く降り暑くなってきたところでジャケットを脱ぎます。ハ〜すっきり。
西多古地の滝も薄日を受け白く輝いています。

修行場跡でお参り。お不動さん、白い帽子がよく似合います。
三ツ口ダムを越えて下の渕で最後の写真。今日は光線が悪く写真を撮る機会が少なかったので賑やかしに。


11:50 a.m. 駐車場着。
T尾さんお疲れ様でした。また宜しく。
片付け物を済ませ帰途に就きます。いつの間にか天気も好くなっています。先週もこんなだったような。まあ降られなかっただけ善とするか。
それにしてもスパッツ治さなくては。と言いながら来週もきっと治っておらず、古い方のスパッツを持ってくるんだろうな。
年始早々無精なtanuoさんです。


P.S.
なっ、なんと帰宅後すぐに車庫に入れず洗車なんぞをやってしまいました。はい、暫く前から塩カルを浴び続けていたので、さすがにこれは不味かろうと。足回りを念入りに水で流します。錆よさらば。なんちゃって。


2025年01月13日10時40分00秒 記



大きなサイズの写真はtanuo's fotolifeでご覧下さい。

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