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今朝も寒いです。この寒さ、エンジンが暖まるまで待てません。じゃあ今日もシートヒータ付きの車で。 今日も【お一人様】。いや、抜け駆けに限りなく近いような・・・。 6:15 a.m. 中道駐車場着。 今日もスカイライン側は既に満車。もう11月も半ばだと言うのにいつまで続くんでしょうね、この混雑。 雪でも降ってくれない限り治まる事はなさそうです。天気も良いので久しぶりに中道でも。なんて思っていましたが、この混み具合では行く気になりません。しゃあない、今日も本谷か。 相変わらず一人だと仕度の遅いtanuoさんです。外が寒くて出られないんですね。ぐずぐずしている内にモルゲンロート。しめた、撮っとこ。 到着時とその7分後の写真です。「待てば海路の日和あり」じゃなくて「待てばお山にモルゲンロート」字余り。 6:35 a.m. でっぱつ。 続々と出かける人々。皆さん一様にパーカーを羽織っています。同じような恰好でまるでユニフォーム。山用品店で誂えた画一的なファッション。良いなあ可処分所得の多い若い人達。私ゃ全てワークマン仕様です。 思った通り中道の前には団体さんがたむろしてます。やはり今日も本谷が宜しいようで。 薄暗い疎林帯を行きます。枯葉がかなり積み重なっておりガサゴソと音を立てながら行きます。もうこの気温ではどこを行こうが蛭クンにお会いする事は無いでしょう。しかし寒いなあ、ちっとも身体が暖まりません。 と言う訳で本日も本谷から。 谷に出た頃にやっと身体が暖まってきました。立ち止まると冷えるのでこのまま行きます。 真後ろから樹間越しに射す朝日が眩しいです。色付きの悪い楓の葉が日に輝き、これはこれで鮮やかです。 朝の冷気の中のお散歩、先日までの蒸し暑さが嘘のよう。この爽やかさ、やっぱり山はこうでなくっちゃ。涼しさのおかげで足も軽いです。 足元に咲き残っているダイモンジソウ、悉く枯れ残りの様相。花粉袋を付けているものは全く残っていません。これも季節の移ろい? 7:05 a.m. 不動滝着。 すっかり日の向きが変わり滝の中には陽が射し込まなくなりました。 巻道を行きます。涼しさのおかげで急な登りも軽快です。インタークーラーがよく効き馬力アップ。 スタスタ歩いているともう大岩。 7:15 a.m. 大岩の上で小休止。 谷間から望む伊勢湾、その向こうに特徴的な形、本宮山ですね。 傍らのムラサキシキブも今日は光線が好く鮮やかな発色です。やはり自然はライティングの名人。 小滝連続帯の上から。紅葉はまだまだ。いや、ほんの少し色付いてます。 薄暗い谷の先に日に照らされた大黒滝の岸壁。今日も水を滴らせています。 その上に立ち振り返ると朝日に紅葉が輝いています。やはりシロモジの黄色が際立っています。 巻道から谷に出ると正面に潜り岩。紅葉と相まって迫力ありますね。やはり自然はライティング名人。 7:50 a.m. 潜り岩上で小休止。 行動食のリッツで塩分補給。飴を舐め舐め行動開始。 その先のウメバチソウは悉く姿を消していました。そりゃそうですね。 振り返れば本谷の紅葉。ショボくてすんません。 高度を上げるに従い苔紅葉が綺麗です。それにこの青空、なんちゅう碧さ。碧空ですな。いや、ピーカンか? 本谷ドンツキから大黒尾根に上ると目の前にシロヤシオの紅葉、透過光に輝き眩しいくらい。 8:25 a.m. 大黒岩展望台着。 本谷では誰にも会わなかったのにこちらは大混雑。特等席が満席だったので南側へ。正面の鎌がデカイです。しかし紅葉はショボいです。今年はこの程度で終わりそうです。 コンビニオニギリで朝ご飯を摂っていても引っ切り無しに人がやってきます。本日は満員御礼ですな。 しかし綺麗な青空です。もう一枚撮っとこ。 ぼちぼちでっぱつ。ってところでもう一度東の方に目を遣ると富士山。 目一杯ズームすると被写体が見つかりません。岩の上に当てて固定しますがなかなか安定しません。やはり三脚が無いと難しいですね。それでもなんとかと悪戦苦闘。なんとか写りました。 ダメ押しに本谷の紅葉も。 えっ、もう9時05分? 写真にえろう梃子ずってしまいました。先を急がねば。はい、前回は久しぶりに二山、今日はコクイ谷でも思っているものですから。健康維持の為にトレーニングです。 9:25 a.m. 望湖台着。 そのまま地獄谷へ。谷へ出るまでの斜面の踏み跡が消えてしまっています。こんな所を辿る人は今はもう居ないのかもしれません。何とか谷に出て谷沿いに降りますが、踏み跡は殆どありません。古いペナントテープがチラホラと残っていますが、谷沿いに行くだけなので迷う事は無く、単に歩き難いです。石車、嵌り込み、スリップ注意ですね。 そしてやっと滝。ここを降れば出合いは目と鼻の先。その滝の巻道がまたかなり荒れています。なんとか降り切って左岸沿いに降ります。チラホラと記憶にある所が出て来ます。「うん、そうだった、そうだった。」なんて独り言を言いながら。 10:05 a.m. 地獄谷出合着。 一休みの後、出かけようとしていると未だ若い男女二人が沢に降りて来ました。地獄谷を登るそうです。かなり荒れている事を伝えて別れます。 こんな所を登る若い人が居るんですね。なんだか嬉しくなっちゃいます。最近の若者の山ブーム、整備されたメインルートが主の人達ばかりの中にあって、こんな好事家が居るとは。 天気は好いし心晴々、上水晶谷に沿って降って行きます。昔ながらの良い雰囲気です。 ハート型の二本滝を越えれば分岐の二ツ岩はもう直ぐ。 10:30 a.m. 二ツ岩着。 いつ来てもここは落ち着きます。苔の輝き、清冽な水、澄んだ水を湛えた渕。 愛知川沿いに行きます。光に満ちた疎林帯の明るさよ! 10:40 a.m. コクイ谷出合着。 相変わらずここの看板の表示は【コクイ谷出会い】笑っちゃうより先に懐かしいですね。それほどまで長く来ていない事が解ります。 コクイ谷沿いに遡上します。葉を落とし明るくなった谷を行きます。所々鮮やかに染まった紅葉黄葉が綺麗です。 谷の様相も若干変わっていますが概ね想定内。渓相の美しさに見惚れながらのお散歩です。 11:20 a.m. 黒谷出合通過。 黒谷出合を過ぎれば沢谷への分岐はもう直ぐ。って言うか、もうこんな時刻? 思っていたよりかなり時間がかかっています。急がなくっちゃ。帰りに買物があるんでした。 11:25 a.m. 沢谷分岐着。対岸の紅葉が綺麗! 一登りで沢谷の滝。遥か下にクラ谷への出合の渕が見えます。 沢谷を詰めます。ここに来て一挙に疲労感が。体力の低下を実感。 11:50 a.m. 雨乞岳への分岐の窯跡着。 ここで小休止。アミノバイタルでエネチャージ。後はあの滝の上で沢谷を越えて一伏峠へ。 沢谷源流部の明るくなだらかな疎林帯を行きます。後は一伏峠への登りだけ。あれ?もう12時じゃん。急がなくっちゃ。 12:10 a.m. 一伏峠着。 ヒ〜、草臥れましたわ。急な降りに備え小休止。黄葉が眩しいです。 この後は激下り。尾根途中のコルでおしっこ休憩。最後の滑り易い斜面を過ぎると沢を渡ってスカイラインへ。もう足がガクガク。 武平峠までのスカイライン歩きが足に堪えます。なんだか攣りそう。路駐車が邪魔です。道路にはみ出すと通行車両の邪魔になるし、余計に足がもつれます。 武平トンネルを越えると今度は降り。トンネル東側の大駐車場手前から登山道に入りその先でスカイラインに出るつもりがその前にアンヨがストライキ。 岩に腰掛けようとしたら攣りそう。急ぎ芍薬甘草湯を探しますが見つかりません。「あれ? まだ一袋くらい残ってた筈だけど・・・。」 代わりにずっと前に貰った携帯用アミノ酸の小袋発見。「あっ、これ飲んどこ。」 暫く休んでアンヨも持ち直し行動開始。またストライキを起こさないように騙し騙し。しかしなんちゅう体力の衰え。先週休んだのがいけなかったかな? 14:00 駐車場着。 いやはや本当に草臥れました。水分をしっかり補給して、運転中に足が攣らないように。 湯の山バスセンターの交差点には交通整理の人が。ここでは曲がらず下へ。行けども行けども反対車線は数珠繋ぎ。この時刻ではもうロープウェイは無理でしょう。これなら大黒岩の混雑も頷けます。 私ゃこの後、ミスドでポンデショコラ5種を買って帰らなきゃいけません。ってミスドに着いたら凄い行列。20分ほど待たされてしまいました。皆さんよくこんなに待ってますね。そんなに旨いものですかね? かみさんに頼まれたから待ちましたがそうでなかったら絶対に待ちません。 ミスドさん今日だけでも大儲けですな。 |
2024年11月10日13時30分00秒 記
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