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台風の影響か三重の方は雲が多そう。家を出る時は星空だったんですがねえ。それにしても日の出が遅くなりました。ついこの前までこの時刻は空が明るくなっていたのですが。 四日市に入るとフロントガラスに雨粒がポツポツ。 「雨だったら古い靴にしよっ。」はい今日は先週買ったおニューの靴も持って来ました。ええ、試し履きでもしようかと。 6:20 a.m. 小屋着。 Iさんの車がもう停まっています。おニューの靴を持って小屋の中へ。天気は悪くなさそうなので試し履き決行です。 おニューの靴にヒルファイターのかけ初め。毎度有難うございます。 今日は久しぶりにT尾さんも一緒。先週のウメバチソウとヤマジノホトトギス狙いです。 6:30 a.m. でっぱつ。 駐車場こちら側には車は1台のみ。天気の所為で皆さん出控えかな? 夕べ少し降ったそうですが落葉は乾いています。これなら蛭クンもおとなしくしているでしょう。 沢に出た所で蛭チェック。オッケーオッケーOK牧場。 今日も湿度が高く既に全身汗みどろ。一息入れてから沢沿いを行きます。 靴が新しくビブラム表面の一皮が剥けていないので滑り易いです。濡れて滑らかな岩は緩い傾斜でも簡単に滑ります。おっとっと〜。 これってタイヤと同じですね。普通にフリクションが効くまで慣らし運転? 7:00 a.m. 不動滝着。 巻道を越えてから沢側の岩を攀じます。小さなスタンスに乗り登って行きます。 この靴、前のボロ靴(トレッキングシューズ)と比べシャンクが固く細かなスタンスに乗っても爪先が逃げずしっかりと立ち込めます。元々の反りがある為に昔のラングコッフェルやクレッターシューズ程の安定感には少し劣りますが、それでも爪先が簡単に曲がるトレッキングシューズとは全く違います。あんなもんホント誤魔化しながらでないと登れませんでしたから。やっぱり靴も値段相応って事ですね。あれこそ究極の安物買いの銭失いでした。 爪先にフリクションを感じながら爪先以外は宙に浮いたままの姿勢で。これこれこの感覚ですよ。いや〜、懐かしいなあ。 楽しんでいるともう目の前に大岩。大岩の登りのスラブは要注意。まだ一皮剥けきっていないので滑り易いですから。 7:15 a.m. 大岩着。曇っているので日陰を選ぶ必要なし。休憩していると急に日射しが射し込み「暑っち〜。」 日射しは一時的なもので直ぐにまた曇り。風は僅かながらもやはり季節は秋、夏の暑さとは違います。 終始曇り空の下を行きます。日射しが無いって暑くなくて良いなあ〜。 その後潜り岩の上で小休止。休んでいるとポツポツ降って来ました。お父さんは合羽を羽織ります。私は傘を差しながら登ります。 8:10 a.m. ウメバチ地帯着。 先週の大物はまだ咲いています。その横の蕾だった子も開花しています。美人姉妹のツーショットをご覧あれ。 足元にも蕾がチラホラ。今まで気付かずにいたのが、大きくなりよく目立つようになりました。もう暫くの間楽しませてくれそうです。その内にダイモンジソウにバトンタッチとなるでしょう。 その横を攀じ登って行きます。アキノキリンソウが咲いています。 突然T尾さんが大声で叫びます。何事かと思っていたら有りました。ダイモンジソウの開きかけ。まだ花弁が一枚しか出ていないのでイチモンジソウかな? その横にもアキノキリンソウ。そしてイワショウブ。 ドンツキが近付くと小雨も霧雨にかわり傘を閉じます。あ〜涼しい。合羽やジャケットのお二方は暑そうです。だから傘にしとけば良いのに。 ドンツキから大黒尾根、大黒岩へは寄らずそのまま山頂広場へ。だって何も見えないもん。 自然学校前で小休止。お父さん達は着替えています。時折青空が覗いたりしますが相変わらず曇天。それより風が吹くと寒いくらい。秋雨に打たれ身体の火照りもすっかり解消どころか冬の訪れを連想させます。 望湖台もパスし峠道へ。半袖に着替えたT尾さん、今度は寒そうです。 9:30 a.m. 武平峠で小休止。 やはり台風の影響でしょうか、いつもと風向きが違います。 休みも手短かに、次は本日最後のお楽しみ、ヤマジノホトトギスを愛でに降ります。 咲いてました。先週の三つ子の末っ子(蕾だった子)ですね。お姉さん二人はもう散ってしまったようです。その下の子二人も姿なし。ホトトギスは早いですね。と言う事は今シーズンはもうこれでお仕舞いでしょうか。長石谷へ行けばもう少し先まで咲いていると思いますが、如何せんその勇気が出て来ません。 三ツ口ダムを越えてからはおまけのお楽しみ。先週収穫のあった所にはまたタマゴタケがいっぱい。味を占めたお父さんはポリ袋を出して収穫物を入れてご帰還です。 駐車場近くではスカイライン沿いにキンミズヒキ。やっぱり秋ですわ。 10:30 a.m. 小屋着。 ほんと早いご帰還です。どこにも寄らなかったしね。 雨は降っていませんが小屋の中で着替えさせて頂きます。雨と汗で全身ずぶ濡れですから。脱いだズボンが重いです。 挨拶しておいとまします。 麓まで降りて来ると青空が。菰野IC付近まで来るとすっかり晴れ渡って秋空。ルームミラーで後ろを見ると鈴鹿の山にはどっかりと灰色の雲。 雨や霧雨は山の中だけだったようです。 帰宅後は汚れた靴を水洗い。ソールを見ると地面との接地面は一皮剥けてざらついています。よ〜し、これでスラブもOK! しっかり乾かしてから家の中の下駄箱で保管します。次は雪が降ってからですね。楽しみです。 |
2024年09月15日11時50分00秒 記
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