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週明けには台風直撃? 新幹線も計画運休? 台風の影響か予報では週末の天気は曇り。まあ行くだけ行ってみましょ。 自宅を出る時は雲も薄く明け始めの空が見えていました。「うん良さそうじゃん。」 日光川河口堰を過ぎる頃からポツポツ。それが木曽三川辺りでは土砂降りに。しかし進行方向左側の四日市辺りは青空が覗いています。「こりゃ行くしかねえな。」 桑名に入った辺りから濃霧。「鞭聲粛々〜、夜河を〜過る〜。」儂ゃ謙信か? 鞭じゃなくてエンジン音粛々〜ですな。 凄い湿気、エアコンフル稼働で走ります、やがて四日市に入ると空は真っ晴れ、薄くガスが掛かっていますが御在所山頂も見えています。こりゃ豪雨を推してでも来て正解でしたね。 6:15 a.m. 中道駐車場着。 こちら側駐車場にはIさんの車のみ。スカイライン側も何故かガラガラ。予報があまり良くなかったので皆さん出控えたか? 台風来るのは火曜日なのに。それでも早朝から出かける人達。皆さんお元気ですな〜。 湿度が高いですが気温が低く駐車場は割と爽やかです。この涼しさなら蛭クンもあまり元気は無いでしょう。じゃあまた本谷。 今日もIお父さんがヒルファイターをかけてくれます。そうそう今日はお父さんと二人きりです。でもこうやって誘ってくれる人が居るって有難いです。 6:30 a.m. でっぱつ。 疎林帯に入るといきなり大汗。気温は低くてもこの湿度ではねえ。おまけに風も無いし。地面が乾いていて蛭クンの姿が見えないのがせめてもの救い。 沢に出た所で蛭チェック。うんうんオッケー、オッケー。 最近ずっと降っていないようで沢の水も少ないです。蛭クン日照りで干乾びたか?蛭の燻製って旨いのかな? 7:00 a.m. 不動滝着。 今日も涸滝。巻道を行きます。ペースメーカーのIお母さんが居ないと休む間もなくどんどんハイペースに。お父さんについて行くとついついオーバーペースで大汗かいてしまいます。ヒーハー! 大岩下のイワタバコ、今日はもう【散り果て】でした。傍の赤ちゃんの手のひら(ダイモンジソウの葉っぱ)に蕾が付くのもまだまだ先の事。 乾いた岩をフリクションを効かせ登り大岩の上へ。 7:25 a.m. 大岩の上で休憩。 風が無く暑いです。それでもじっとしていると微風ながらも流れる風に秋を感じます。 傍のムラサキシキブは相変わらずの大きさ。紫色に色付くのは晩秋の頃ですからまだまだこんなものでしょう。 大汗かいて半ばバテ気味の老体に鞭打って先に進みます。 小滝連続帯の巻道を登っていると細い小さな蛭クンを発見。本日お初です。日照り続きで吸血出来ずダイエット大成功の蛭クンですね。リバウンドするなよ〜。 右岸バンドを越えて行きます。大黒滝は日照り続きの割に水を滴らせています。珍しい事もあるものです。 既に全身汗みどろ。この湿度、なんとかなりませんかね〜。 縦樋滝巻道から谷に戻ると眼前に潜り岩。ガスもすっかり晴れ無茶苦茶好い天気。あ〜、日射しが暑そう。 炎天下の左岸クラックを行くお父さんをパチパチ。 8:05 a.m. 潜り岩の上着。 日陰に陣取ります。微風ながらも吹く風は爽やかです。夏が過ぎ風、薊〜♪ 確実に季節は巡っています。 そして上の方に目を遣ると、シロモジの葉っぱが一部ですが黄色く色付いています。秋やなあ〜。 しゃりバテ防止に燃料補給。昔懐かし行動食の定番リッツクラッカー。塩分補給には良いのですが口が乾いてパサパサです。 さて次はウメバチソウの様子見に、重い腰を上げます。 8:25 a.m. ウメバチ地帯着。 確認済みのウメバチソウの蕾、あたりまえの事ですが大きさは変わらず。数が少ないですが見つけられないだけでしょう。季節になり開花しないと目立ちませんから。 この先はアキノキリンソウやシモツケソウが咲き残っているだけ。ダイモンジソウが咲くまで暫くは淋しい本谷です。 8:45 a.m. 大黒岩展望台着。 いつのまにかガスが湧き辺りは五里霧中。景色の無いまま大休止でコンビニオニギリ。 三重県側からガスが湧き上がっています。その中に窓が空き遠くの白い積乱雲が望めたりします。まるで仙人になった気分。 ところどころ青空が垣間見えたり、ちと幽玄の世界。 9:05 a.m. 自然学校前で小休止。 こちらはまた青空が出ています。日が射して暑いので日陰を選んで小休止。ロープウェイ駅舎の上にデカイ入道雲。見渡すとあちこちに入道雲(積乱雲)が湧き上がっています。雷大丈夫かな?夕立無いかな? 9:35 a.m. 望湖台着。 先々週ほど風は強くありませんが、そよ風ながら気温の低さのおかげか爽やかです。 雲は多いですが今日は琵琶湖も見えています。 涼風を堪能した後は記念碑広場から峠道へ。 10:10 a.m. 武平峠着。 トイレ休憩後暫く微風に吹かれ涼みます。 今日はあわよくば鎌まで足を延ばそうなんて目論んでいましたが、今の私にとってとんでもない事でした。大汗でかなり消耗してしまいました。二山はもっと涼しくなってからでないと無理ですね。まあこれも年相応。年寄りは無理をしてはいけません。大人しくここから降る事にします。 降り始めて暫く、この辺りのヤマジノホトトギス、悉く花芽を食い荒らされていたと思っていたのですが、一輪だけ蕾を発見。残っていたのですねえ。ヨカッタヨカッタ。 後はひたすら降るだけ。相変わらず風がなく汗が引く気配はありません。 最後にお父さんは山の家でカキ氷。別れて降って行くと道端に変わった花。 Google Lenzで調べてみると、どうやらボタンヅルと言うらしい。またひとつお利口になってしまいました。わーいわーい。 11:00 a.m. 駐車場着。 今日も早仕舞い。周りに誰も居ないので堂々とスッポンポンに。人に見られたら猥褻物陳列罪? |
2024年08月24日21時05分00秒 記
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