秋風Hike PartU

日陰に陣取ります。微風ながらも吹く風は爽やかです。
夏が過ぎ風、薊〜♪ 確実に季節は巡っています。
そして上の方に目を遣ると、シロモジの葉っぱが一部ですが黄色く色付いています。
秋やなあ〜。



20240824
週明けには台風直撃? 新幹線も計画運休? 台風の影響か予報では週末の天気は曇り。まあ行くだけ行ってみましょ。
自宅を出る時は雲も薄く明け始めの空が見えていました。「うん良さそうじゃん。」
日光川河口堰を過ぎる頃からポツポツ。それが木曽三川辺りでは土砂降りに。しかし進行方向左側の四日市辺りは青空が覗いています。「こりゃ行くしかねえな。」
桑名に入った辺りから濃霧。「鞭聲粛々〜、夜河を〜過る〜。」儂ゃ謙信か? 鞭じゃなくてエンジン音粛々〜ですな。
凄い湿気、エアコンフル稼働で走ります、やがて四日市に入ると空は真っ晴れ、薄くガスが掛かっていますが御在所山頂も見えています。こりゃ豪雨を推してでも来て正解でしたね。

6:15 a.m. 中道駐車場着。
こちら側駐車場にはIさんの車のみ。スカイライン側も何故かガラガラ。予報があまり良くなかったので皆さん出控えたか? 台風来るのは火曜日なのに。それでも早朝から出かける人達。皆さんお元気ですな〜。
湿度が高いですが気温が低く駐車場は割と爽やかです。この涼しさなら蛭クンもあまり元気は無いでしょう。じゃあまた本谷。
今日もIお父さんがヒルファイターをかけてくれます。そうそう今日はお父さんと二人きりです。でもこうやって誘ってくれる人が居るって有難いです。

6:30 a.m. でっぱつ。
疎林帯に入るといきなり大汗。気温は低くてもこの湿度ではねえ。おまけに風も無いし。地面が乾いていて蛭クンの姿が見えないのがせめてもの救い。
沢に出た所で蛭チェック。うんうんオッケー、オッケー。
最近ずっと降っていないようで沢の水も少ないです。蛭クン日照りで干乾びたか?蛭の燻製って旨いのかな?


7:00 a.m. 不動滝着。

今日も涸滝。巻道を行きます。ペースメーカーのIお母さんが居ないと休む間もなくどんどんハイペースに。お父さんについて行くとついついオーバーペースで大汗かいてしまいます。ヒーハー!
大岩下のイワタバコ、今日はもう【散り果て】でした。傍の赤ちゃんの手のひら(ダイモンジソウの葉っぱ)に蕾が付くのもまだまだ先の事。
乾いた岩をフリクションを効かせ登り大岩の上へ。

7:25 a.m. 大岩の上で休憩。
風が無く暑いです。それでもじっとしていると微風ながらも流れる風に秋を感じます。
傍のムラサキシキブは相変わらずの大きさ。紫色に色付くのは晩秋の頃ですからまだまだこんなものでしょう。

大汗かいて半ばバテ気味の老体に鞭打って先に進みます。
小滝連続帯の巻道を登っていると細い小さな蛭クンを発見。本日お初です。日照り続きで吸血出来ずダイエット大成功の蛭クンですね。リバウンドするなよ〜。

右岸バンドを越えて行きます。大黒滝は日照り続きの割に水を滴らせています。珍しい事もあるものです。

既に全身汗みどろ。この湿度、なんとかなりませんかね〜。
縦樋滝巻道から谷に戻ると眼前に潜り岩。ガスもすっかり晴れ無茶苦茶好い天気。あ〜、日射しが暑そう。
炎天下の左岸クラックを行くお父さんをパチパチ。


8:05 a.m. 潜り岩の上着。
日陰に陣取ります。微風ながらも吹く風は爽やかです。夏が過ぎ風、薊〜♪ 確実に季節は巡っています。
そして上の方に目を遣ると、シロモジの葉っぱが一部ですが黄色く色付いています。秋やなあ〜。

しゃりバテ防止に燃料補給。昔懐かし行動食の定番リッツクラッカー。塩分補給には良いのですが口が乾いてパサパサです。
さて次はウメバチソウの様子見に、重い腰を上げます。

8:25 a.m. ウメバチ地帯着。

確認済みのウメバチソウの蕾、あたりまえの事ですが大きさは変わらず。数が少ないですが見つけられないだけでしょう。季節になり開花しないと目立ちませんから。
この先はアキノキリンソウやシモツケソウが咲き残っているだけ。ダイモンジソウが咲くまで暫くは淋しい本谷です。


8:45 a.m. 大黒岩展望台着。

いつのまにかガスが湧き辺りは五里霧中。景色の無いまま大休止でコンビニオニギリ。
三重県側からガスが湧き上がっています。その中に窓が空き遠くの白い積乱雲が望めたりします。まるで仙人になった気分。
ところどころ青空が垣間見えたり、ちと幽玄の世界。


9:05 a.m. 自然学校前で小休止。
こちらはまた青空が出ています。日が射して暑いので日陰を選んで小休止。ロープウェイ駅舎の上にデカイ入道雲。見渡すとあちこちに入道雲(積乱雲)が湧き上がっています。雷大丈夫かな?夕立無いかな?


9:35 a.m. 望湖台着。

先々週ほど風は強くありませんが、そよ風ながら気温の低さのおかげか爽やかです。
雲は多いですが今日は琵琶湖も見えています。
涼風を堪能した後は記念碑広場から峠道へ。


10:10 a.m. 武平峠着。
トイレ休憩後暫く微風に吹かれ涼みます。
今日はあわよくば鎌まで足を延ばそうなんて目論んでいましたが、今の私にとってとんでもない事でした。大汗でかなり消耗してしまいました。二山はもっと涼しくなってからでないと無理ですね。まあこれも年相応。年寄りは無理をしてはいけません。大人しくここから降る事にします。
降り始めて暫く、この辺りのヤマジノホトトギス、悉く花芽を食い荒らされていたと思っていたのですが、一輪だけ蕾を発見。残っていたのですねえ。ヨカッタヨカッタ。

後はひたすら降るだけ。相変わらず風がなく汗が引く気配はありません。

最後にお父さんは山の家でカキ氷。別れて降って行くと道端に変わった花。

Google Lenzで調べてみると、どうやらボタンヅルと言うらしい。またひとつお利口になってしまいました。わーいわーい。

11:00 a.m. 駐車場着。

今日も早仕舞い。周りに誰も居ないので堂々とスッポンポンに。人に見られたら猥褻物陳列罪?


2024年08月24日21時05分00秒 記



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