梅雨の晴れ間のお花見Hike

離れていてもカキランの開花が見えます。
近付いて〜、不安定な所でマクロでパチリ。
先週は2輪しか咲いていませんでしたが今日はご覧の通り。
もう花軸のかなり上の方まで開花しています。



20240713
最近毎週土曜日の天気が大当たり。週間予報が悪くても前日には晴天に変わっています。
さすがに今日は駄目でしょうと思いながらも、午前中ならもつかな?
そう言う訳で今日も御在所通い。昼からの雨に備えて早めにでっぱつとの事。目覚ましの時刻を早めて〜。

5:50 a.m. 小屋着。
ちょっと早過ぎたかな?Iさんの車が未だです。じゃあこの間に仕度を済ませて〜。今日はなんとかお待たせせずに済みました。

6:10 a.m. でっぱつ。
今日は時間的に早い所為かスカイライン側駐車場もまだ空きが多いです。こちら側は2台しか停まっていません。いや天気予報から皆さん敬遠したのかな? でも青空が覗いています。こりゃ一日もつかな?

雨上がりのおかげで気温もまだ低め。ですがこれって蛭の予感。沢筋に出るまでの危険地帯、充分気を付けて行きましょう。

先ずは夏椿。蕾はまだ多いですが咲いているのが少ないです。あっ、まだ朝が早過ぎるのか? 咲くのはこれからですね。
開いているのを見つけて一枚。ん?中が汚れています。昨日咲いたのが夕方散らずに残ってしまったのでしょうか?いずれにしても咲いたばかりのものではありません。おまけに写真を見てみるとカメムシが2匹着いています。撮った時は気付かなかったのですが。あ〜、気持ち悪い!

疎林帯を行きます。濡れた葉っぱは要注意。なるべく石の上を歩くように。そして危険地帯が長いようなら先行者と距離を開けて一気に走り抜けるように。それでも所々で蠢いているのを目にします。あ〜、くわばらくわばら。
沢に出た所で蛭チェック。私は大丈夫。ん?Iお母さんのソールに2匹着いていました。塩をまぶして〜、なんて立ち止まっている内にまた寄って来ますよ〜。こんな所は速く通り過ぎるに限ります。
沢は若干水量多め。でもこれくらい流れがある方が風情があって良いですね。涸れ沢より気持ち良いです。

なんて言ってますがこの湿度の高さ、風もあまりなく既に全身汗でずぶ濡れ。まるでシャワークライムしたみたい。
あちこちに薄青紫のギボウシが咲いています。写真では見えないか?


6:50 a.m. 不動滝着。久しぶりにかなりの水量です。

この巻道がしんどいです。大汗タラタラ、眼鏡も曇る。空は晴れてるんだけど。そして後ろからの日光で後頭部を焼かれ、死ぬほどの熱さと暑さ。
巻道から谷に降り暫く日陰の中。日に焼かれないだけほっとします。

大岩の下のヤマアジサイ、相変わらず頑張っています。よくもまあこんな割れ目に根を張ったものです。


7:10 a.m. 大岩の上で休憩。
日陰に入ります。岩はまだ冷たく気温もまだ低そうです。T尾さんが着て来たファン付きベストが羨ましいです。
先週まだ蕾ばかりだったムラサキシキブ、今日は沢山咲いています。ホント可愛い花。

休憩もそこそこ出発。今のところお天道様は雲隠れ。この季節、日射しが無いのは善哉善哉。
あちこちにムラサキシキブの花が咲いています。

右岸バンドを越え大黒滝へ。今日はここも水量が多いです。

縦樋滝の巻道から谷に戻ると眼前には潜り岩。丁度T尾さんがクラックを攀じっています。

続いてお母さんの雄姿。

登り終えるとキンコウカが出迎えてくれます。

小休止の後、シモツケ街道へ。いやまだまだ蕾が多いですね。

ギボウシ、ヒヨドリバナはこの辺りはまだ蕾。

モウセンゴケ地帯はすっかりキンコウカ畑に。それに混ざってシモツケソウ。

いよいよドンツキが近付いて来ます。この辺りはほぼシモツケ街道。


8:20 a.m. ドンツキ着。
離れていてもカキランの開花が見えます。近付いて〜、不安定な所でマクロでパチリ。

先週は2輪しか咲いていませんでしたが今日はご覧の通り。もう花軸のかなり上の方まで開花しています。
そしてその下のモウセンゴケ、花軸を大きく伸ばし沢山の蕾が着いています。一本の花軸に1輪しか付かないものと思い込んでいましたがこんなに沢山付けるんですね。この辺りは栄養分が豊富なのでしょうか?


8:35 a.m. 大黒岩展望台着。

ここは日が射すとかなり暑いです。ここで休むか岩の裏にするか躊躇しますがここで。直ぐに薄雲で日射しが柔らかくなりましたから。
その内にだんだんと雲が湧き上がって来て・・・。

あっと言う間にガスで閉ざされてしまいました。先程まであんなに晴れていたのに。
もしかすると早めに降り始めるかもしれません。ホント天気予報は正確になりました。
と言う事で急遽退散。山頂は踏まずこのまま一ノ谷新道で降ります。
しばらく薄暗いガスの中でしたが降るにつれて晴れ間も。でも天気が降り傾向なのは確かです。
陽が射すと辺りの苔が輝き始めます。「ほ〜、こんな綺麗なとこあったんや〜。」


9:35 a.m. 見晴し台で小休止。

上の方はガスが掛かっていますがこの辺りは薄日が当たっています。青空も覗いています。「良かった、降られなくて。」降っても降らなくても全身汗でべたべたなのでどちらでも良いのですが。
これからまた長い降りが続きます。ここ、滑り易くて恐いから嫌いなんですね。
ヒーヒー言いながらやっと降りて来ました。山の家の横を通ってスカイラインに出ます。Iお父さんはここでカキ氷を食べてゆくそうです。私はパス。だってカキ氷食べると頭が痛くなるので。
駐車場に着いた所で思い出しました。今朝、小屋の手前で合歓の花が咲いていたのを。駐車場のスカイラインを挟んで反対側にも大きな合歓の木があった事を。きっと咲いている筈、と見上げると・・・咲いてます咲いてます満開です。ちょっと遠くてはっきりとは見えませんが。


10:15 a.m. 小屋着。
早い帰還です。天気もまだ薄日が射しています。宜しき哉宜しき哉。
さあ来週はどうかな?そろそろ梅雨明け?
再来週は田立だとか。晴れると良いな。


2024年07月13日24時00分00秒 記



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