春のお花見 Final stage


目的地はもう目の前。
遠目にも白いぼんぼりが見えます。
尋常な数ではありません。スゴッ!



20240505
今日は【端午の節句】いや今時そんな言葉は使いません。【子供の日】と言う方が通りが良いようで。
長いGWも明日まで。「もうGW?」なんて言っていたのにもう終わりです。時の経つのは速いですなあ。
子供にも孫にも遊んでもらえないtanuoさんは今日も鈴鹿通い。ヤマシャク求めてコクイ谷散歩。

6:05 a.m. 湯の山バスセンター駐車場で朝のお勤め。ん? 出が渋ります。空キジだけで終了。(相変わらず下品な話でスンマセン。)
トイレから出ると御在所が朝日に輝いています。菰野辺りではまだガスに隠れていたのに。

そうそう菰野の道の駅が混んでいたのでこちらに回ったのでした。出ないんだったら直ぐにスカイラインに入れば良かった。でも大丈夫。かもしか大橋のおかげでここからでもスカイラインに回れます。そうです。今日は一服峠からとの事なので武平峠を越えて向こうの駐車場へ。

6:20 a.m. 駐車場着。
もうIさんの車が停まっています。「早っ!」
隣に停めて仕度にかかります。ほどなくT尾さんも到着。
雲一つない青空を背に新緑が輝いています。今日も一日好天に恵まれるとの事です。


6:35 a.m. でっぱつ。
雨量計まで降り、ここからはいきなりの急登。肌寒かったのが直ぐに大汗。
しかし急やなあ。登りに使うのは今日が初めて。しかしここを過ぎれば殆ど降りか平坦路。ピークハントも無い本当のお散歩オンリーですからこの登りが唯一のトレーニング。しっかり汗をかきましょう。

7:00 a.m. 一服峠で小休止。
もっと長い登りかと思っていましたが、意外に短く拍子抜け。帰りは上水晶から御在所経由にしようかな?なんちゃって。
沢谷沿いに降って行きます。今日は意外に水が綺麗。いつも泡の浮いた淀んだ水ばかりなのに。

沢谷の滝の落ち口からシャクナゲを狙って〜。

コクイ谷に降り立ちます。

暗い谷の向こうに光り輝く新緑。眩しいくらい艶やかです。

岩をへつったり飛び石で渡ったり。深い渕の澄んだ沢水を覗き込んだり。暫し童心に戻って沢下り。

水面に映る新緑が綺麗です。

暫く来ない内に様子が変わっていてそれがまた楽しいです。

愛知川が近付いて来る頃、意外な所に一輪。「へ〜、こんな所に?」明らかにテリトリーを広げているようです。

コクイ谷出合を過ぎ愛知川沿いに少し降った所のコバ、この自生地は株が減少していたのですが今年は大盛況。かなり盛り返しています。おまけに今日辺りが最盛期のようで殆どの花が開いています。中には薹が経ったものも。

その下の右側斜面にもお花畑のように白いぼんぼりが続いています。かなり壮観です。いやはや今年は大盛況。
もう少し下のいつもの自生地へ。

いつもの自生地こと枝沢を過ぎた左下の斜面。例年ここが早めに咲く所ですが、今年は少し遅かったようです。悉く花弁が開き切り傷みかけています。
それでもよさげなのを選んで・・・。

次はメインの場所へ。コクイ谷出合より愛知川上流なので戻ります。道端のエンレイソウが「私も観てよ。」とアピールしています。地味な花ですが観てあげますか。

出合は渡渉が困難なので手前で左岸側に移ります。

8:50 a.m. コクイ谷出合通過。

吸い込まれそうなほど深く濃い渕の色、覗き込むだけでワクワクしちゃいます。

見上げれば光り輝く新緑。この季節の山は最高!


9:00 a.m. 目的地はもう目の前。遠目にも白いぼんぼりが見えます。尋常な数ではありません。スゴッ!

近寄ってみると本当に凄い花数。まるで人工的に拵えた花壇のようです。

しっかり堪能した後は花に囲まれてお食事タイム。コンビニオニギリの旨さも一入です。
足元にはハルリンドウ、見上げれば萌え立つ新緑。


9:30 a.m. でっぱつ。
先ずはワチガイソウの自生地へ。T尾さん達はワチガイソウ自生地経由でこちらに来たのですが、その時は見つけられなかったそうです。再度念入りに探しましたが結局見つけられず。生存競争に負けて絶えてしまったのかも。
気を取り直し次の自生地へ。
トリカブトの群落の中にポツポツと咲いています。ここも例年より多いです。

そして最後の自生地へ。まあまあ咲いていますがそろそろ食傷気味。

緩斜面を降りコクイ谷へ。


10:40 a.m. コクイ谷と別れ沢谷へ。

登り口斜面にイワカガミの群落。ついでだから撮っとこ。

沢谷の滝の上から。

回り込んで石楠花を。う〜ん、手前の木を手繰り寄せて〜、やっぱり綺麗に撮れん。

沢谷を詰めて、もう直ぐ雨乞分岐の窯跡。水に映る緑が綺麗!


11:05 a.m. 分岐の窯跡で小休止。

チラホラと槙の新芽が。綺麗だから撮っとこ。


11:20 a.m. 一服峠着。これが最後の休憩。

激降りの末、雨量計へ。時刻は11時45分。駐車場は目と鼻の先。


11:50 a.m. 駐車場着。
今日も早仕舞い。皆様お疲れさまでした。


2024年05月05日19時05分00秒 記



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