|
今日は恒例、孫太尾根Hike。寒空の下、健気に咲いている春の花を愛でに。 のつもりが員弁に入ると、まだ薄暗い中、山が白いです。 「花には合えないけど薄化粧の中歩いて来るか。」なんて思いながらいなべ警察の前を左折、306号に向かいます。暫くすると着信。かけ直すと雪の為御在所に変更との事。 そのまま306号に出て左折すれば良いものを、携帯のナビに従って走るとなんと高速道路へ誘導されていました。一般道優先ってどうやるんだっけ?暫く戻る形で走ると四日市方面の道路標識。走っていると気付きました。これって山城の道じゃん。昔から三重の道路は解り難くよく迷ったものです。まして今では新しい道も増えています。しかしこの道は相変わらず健在なのですね。昔なら必ず車にはロードマップが入れてありました。カーナビが普通となりロードマップは姿を消してしまいましたが、こんな時にはやはり欲しいです。いや携帯でグーグルマップも見れますがやはり紙の地図の方が一目で全体から詳細まで把握できます。 はい、今日もカーナビ無しの軽太郎で来てしまいました。 6:55 a.m. 小屋着。 皆さん既に到着済み。話をしていて気付きました。306号がミルクロードであった事に。あのまま306号に出てしまえば早く着いたのに。 小屋の中で靴を履きます。薪ストーブが暖かいです。 7:20 a.m. でっぱつ。 細かな雪が舞っている中を歩きます。薄く朝日が射し暖かいです。 駐車場には車が3台のみ。そう言えば小屋のすぐ上で軽トラが滑って登れなくなっていました。早々と夏タイヤに替えてしまったのでしょう。 寡雪だった今シーズン、最後の最後に思わぬ雪のプレゼント。孫太尾根の花々には合えませんでしたが、この雪の中を行くのも楽しいです。 久しぶりのフルメンバー、最後の恵みの雪とくれば行き先は本谷しかありません。 落葉の上に薄く積もった新雪、スパッツの留め紐に絡みつき直ぐに雪団子が出来ます。やはりゴムベルトでないと駄目ですね。安物買いの銭失いを実行し続けるtanuoさんです。 谷に出たところで一枚脱いで体温調整。沢沿いを行きます。降雪とは言えやはり3月、流れの水にも温さを感じます。 半端に積もった雪、歩き難そうでIさん達は途中でアイゼンを着けます。私は・・・ザックに入れっぱなしの安物アイゼンのデビューはやはり来シーズンにします。おまけに今日はツルハシも車に置いて来ちゃってます。なんと無精なtanuoさん! 時折薄日が射したり曇ったり。雪は少ないながらもしんしんと降り続けています。 先週咲いていたバイカオウレンも今日は雪の下。 8:25 a.m. 不動滝着。 巻道を行きます。再び谷に降りて大岩はもう目の前。 先週は無くなっていた所に新たに小さな氷柱がいっぱい。雪景色を愛でながら行きます。 8:55 a.m. 大岩通過。 日も射していないし座る所もないしでそのまま行きます。 小滝連続帯の上に立つと綺麗な雪景色。 右岸バンドを越え雪の着いた斜面を行きます。側壁から染み出した氷柱が綺麗。 大黒滝は? やはり氷はあまり着いていませんが細かな氷柱が綺麗です。 10:15 a.m. 潜り岩上着。 左岸クラック登攀中のIさん達を上からパチリ。 ここでやっと行動食。あ〜腹減った。空腹を感じるのも久しぶり。 人心地着いた所ででっぱつ。雪景色が綺麗です。いつしか雪もしんしんと降っています。 ウメバチ地帯のクラック、その上の被り気味の所と雪が付いた岩が楽しいです。まるでフィールドアスレチック。 楽しんでいる内いよいよモウセンゴケ地帯が近付いて来ます。 もう直ぐドンツキ。あれっ、今日はルートが氷の棚田になっていません。水がジョロジョロと流れています。なるべく石の上に足を置くように登ります。だってこのローバの安物シューズ、水の中を歩くと水漏れするもんですから。やはり靴にお金をケチっていてはいけませんね。相変わらず安物買いの銭失いを地でいっているtanuoさんです。 目の前の枯れた小木に霧氷が着いています。この気温の高さに反して針のようなトゲトゲです。夜は結構冷えていたのかも知れません。 ドンツキから大黒尾根へ。天気もこんなだし展望台はパス。そのまま一ノ谷新道との合流点へ。 時間も時間だし、今日は一ノ谷新道から降ります。 久しぶりの一ノ谷新道、こんなに急だったっけ? 思わぬ所に梯子が掛けられそれが一層斜面の急さを感じさせます。そう言えば長い事歩いていません。 雪の着いた急な道、滅茶滅茶恐い道です。ここもフィールドアスレチックのようで楽しい事楽しい事! どんどん降りやっとチンコ岩。 もう山の家は目と鼻の先。 13:25 a.m. 小屋着。 先に着いたT尾さんが薪ストーブに火を入れてくれてました。ふ〜、暖かい。 Iさん達を待ちます。その間に片付け物を済ませます。 到着後暫くしてからお暇。また来週も宜しく。 |
2024年03月10日10時15分00秒 記
|