残暑Hike


岩に腰を降ろしオニギリを頂きます。ん?ケツが熱い。
この岩、日が当たっていた所為か表面が熱いです。
まだまだ残暑も続きそうです。



20230930
今日も来ました御在所通勤。9月は皆勤、5回目です。
秋も深まり先週咲き始めだったダイモンジソウも開花前線はかなり下まで降りてきた事でしょう。
二週続けてウメバチソウとダイモンジソウ狙いです。
とは言え相変わらず残暑が続きますねえ、明日はもう10月だと言うのに。

6:15 a.m. 小屋着。
早速仕度にかかります。と言っても靴を履くだけですが。
今日は曇りの筈が朝からピーカンの晴天。朝の内は良いですが日が上ると暑そう。
すぐにIさん達も到着し仕度にかかります。

6:35 a.m. でっぱつ。
駐車場スカイライン側はこの時刻で既に満車。入ってきた車が一周して出て行きます。路側帯のスペースもほぼいっぱい。早朝からご苦労な事です。来週は10月7日、行楽シーズン真っ只中ですからもっと早く満車になりそうです。
スカイラインに出ると秋晴れの下に御在所が聳えています。心なし緑に赤みが射してきたようです。後一月足らずで紅葉の季節なんですね〜。

蛭谷目指して藪に突入。山の家への道に抜ける為、一気に駆け上がります。まあこの気温ならまだ蛭クンもさほど元気はないでしょうが。
そのまま谷までの疎林帯を止まらずに行きます。幸いと言うかやはりと言うか、今日は奴が蠢く姿を見る事も無く谷に到着。ここで蛭チェック。OKです。
ここからは安全地帯である水辺の岩の上を行きます。これならいくら立ち止まっていても大丈夫。
ダイちゃんの開花前線は? うん、どれもこれも蕾がはちきれるほど大きく膨らんでいます。そんな中、チラホラと咲いています。一週間でもうこんな所まで開花前線は降りて来ていました。

触れる指先で岩の冷たさを感じながら行きます。「雪渓滑り〜て〜、岩場を登りゃ〜、触れる岩肌の〜冷たさよ〜♪」なんて歌詞が頭に浮かんできます。

7:15 a.m. 不動滝着。
解り難いですが微かに虹が浮かんでいます。

急な巻道を大汗かきながら登ります。涼しくなったとは言えまだまだ暑いです。
今日は大岩の左側(右岸側)から登ります。はい、この下はダイモンジソウの大群落があるのです。ああ Never the less! 植生が変わってしまったのか雑草が生い茂りチラホラとしか咲いていません。それでも綺麗なのを探しながらパチパチ。


7:30 a.m. 大岩の上で小休止。
休んでいると微風ながらも涼しい風が。空は快晴でも真夏の暑さは既に無く秋が感じられます。残暑は続きますが明日からは10月。高い山ではそろそろ雪の便りも聞かれる頃。

乾いた岩を感じながら登って行きます。今日は小滝連続帯を沢沿いに。はい、最上部の小滝の奥の岩小屋状の所に咲くダイちゃんを求めて。
残念、滑の苔で足が滑り近付けません。望遠で引っ張りパチリ。

厄介な所を強引に登り上に出ます。

ところどころ木の葉が色付いています。ムラサキシキブも緑から紫に変わりつつあります。鮮やかな紫色に変わるのももうすぐ。
右岸バンドから谷を詰めます。先週のツルリンドウは相変わらず蕾のまま。そしてその向こうには大黒滝。

大黒滝の下にも群落があり、遠目にも見えていますがそこまで行くのに腐葉土の中を行かなくてはなりません。足が汚れるのを嫌い、諦めます。
大黒滝、樋状滝を巻き潜り岩の下へ。


8:20 a.m. 潜り岩の上で大休止。
岩に腰を降ろしオニギリを頂きます。ん?ケツが熱い。この岩、日が当たっていた所為か表面が熱いです。まだまだ残暑も続きそうです。

燃料補給の後は次のポイント、ウメバチ地帯へ。

8:40 a.m. ウメバチ地帯着。
皆さんが撮影中に下界でも。う〜ん、靄ってますね〜。雲も広がってきたような。真上は青空なんですがね〜。そう言えば湿度も少し高いようですね。

岩小屋の下にはダイちゃんの株が点々と。

そして本命、ウメバチソウ。

ここから上はアキノキリンソウ、ダイモンジソウが続々と。

見上げれば屹立した屏風岩の上に真っ青の青空。ミズゴケが黄色く枯れかけています。草紅葉じゃなく苔紅葉?

ダイちゃん街道を行きます。

とてつもなくデカイ、大大文字草や綻びかけの蕾、行く手は真っ青の空、秋ですね〜。


9:15 a.m. 大黒岩展望台着。

寛ぎながらおしゃべりに花が咲きます。その後は定番の山上公園、望湖台へ。
ところどころ赤く色付いています。これはサラサですね。種が逆立ちして上を向いています。アカヤシオ、シロヤシオも色付きかけ。


10:05 a.m. 望湖台着。

記念碑広場から遊歩道を行きます。途中で進路変更。ユースホステル跡から水源ダム経由で表道を降る事に。
ダムの下、東多古地谷の渡渉点にダイちゃんが群生しているとかで。

久しぶりの表道、初めて通る所のようでとても新鮮です。通る人が少なく浮石が多いですがそれがまた面白いです。まるでフィールドアスレチック。
楽しみながら降っているともう百軒滝のお不動さん。木が成長し過ぎて滝が見えなくなっていました。代わりにスカイラインの俯瞰でも撮っときましょ。

もう少し降ると木立の隙間から滝が見えます。水少ね〜。

スカイラインを潜り修行場跡へ。いつもの道を行きます。

駐車場まで戻って来て御在所を見上げると、すっかり雲が広がっています。予報では夕方から崩れるとか。天気予報ウソつかない。


11:50 a.m. 小屋着。
片付け物を済ませ温泉に向けてでっぱつ。来週は10月の行楽シーズン、T尾さんはパスらしいし、車停めれるだろうか?


2023年10月01日10時10分00秒 記



大きなサイズの写真はtanuo's fotolifeでご覧下さい。

Top Page へ