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今日はウメバチソウ狙い。まだ早いように思われますが、この数日気温も下がりエアコン無しで就寝。明け方には寒くて窓を閉めに起きるくらいです。 これなら山はもっと冷えている筈。もしかしたら咲いているやもしれません。 あわよくばダイモンジソウも。人の欲は際限が御座いませんねえ。 6:10 a.m. 小屋着。 T尾さんに挨拶して仕度を始めます。 雑談している内にIさん達も到着。出かける前にまたIお父さんがヒルファイターをかけてくれます。これだけ涼しいのだからもう居ないと思います。また居たとしても動きが鈍いので被害に遭う事はなさそうです。 6:35 a.m. でっぱつ。 予報では快晴の筈がまだ薄雲が空を覆っています。雨雲ではないので降られる事はないでしょうが。でも日が当たらないとちょっぴり寒いです。まあ動き出せばすぐ暖かくなるのでしょうが。 山の家へのショートカット、止まらずに一気に駆け上ります。小屋前で蛭チェック。OK,OK,OK牧場。 次は入渓地点までの疎林帯。距離が長いですが下手な所で立ち止まるとそれこそ蛭の餌食。一気に通り抜けます。 通り抜けた所で再度蛭チェック。OKでしたが長居は無用。ここって蛭チェックで引剥がした蛭がいっぱい居るんですね。謂わば蛭のたまり場です。チェックが済んだらさっさと行きましょ。 こんな事言ってますがさすがに大丈夫そうです。これも気温が下がってくれたおかげ。 通い慣れた道を行きます。そう言えば最近ここばかりですね。中道、道かわってないかしら? 次に行ったら道迷いで遭難したりして・・・。 先週の御嶽山の話をしながら行きます。ペチャクチャ、ペチャクチャ騒がしい人達です事。 ところどころダイモンジソウの蕾が見受けられます。上の方ではもう咲き始めているかもしれません。ならウメバチソウも? 期待が膨らみます。 不動滝下で顔馴染みの老人軍団と挨拶。いやこちらも充分に老人軍団でした。失礼な事言ってすみません。 7:20 a.m. 不動滝着。 今日は日が当たっていないので虹は見えません。水量もかなり少なめ。 休憩もそこそこに巻道を行きます。相変わらずきつい登りです。ヒーハー。 9月は今のところ皆勤です。こうやって休みなく続けている所為でしょうか、なんとなく身体も慣れてきたような。これで一週、二週と抜けるとまた体力が落ちます。若い頃なら戻るのも早いのですが、この年になるとなかなか戻りません。PPKめざしてこのまま皆勤を続けなくっちゃ。 7:30 a.m. 大岩着。 蛭の心配のない乾いた大岩の上で大休止。火照った身体を爽やかな風と冷たい岩が冷やしてくれます。 すぐ傍のクサギの実もすっかり羽根突きの羽根の姿になっています。 しっかり涼んだ後はまた登り始めます。そう言えば今日は汗もあまりかいてないなあ。 小滝の上のムラサキシキブはまだミドリシキブ。右岸バンド下の小滝の奥にダイモンジソウの蕾。手前のウォーターカーテンが小粋ですね〜。 右岸バンドを乗越えて直ぐに目の前の岩にツルリンドウの蕾。葉っぱが細いからホソバノが頭に付くのかな? その上には大黒滝。 側壁には赤い実が付いた草が。何でしょうね。GoogleLensで調べてもよく判りません。画像もブレてるし。 巻道を越え潜り岩の下、T尾さんの大声! 岩の隙間にダイモンジソウ発見です。今年の初物です。やったね! 8:25 a.m. 潜り岩の上で大休止。 コンビニオニギリを頂きます。頬を撫ぜる風も爽やか、空は薄曇りで暑くも寒くも無い心地良さ。秋ですねえ。 8:45 a.m. ウメバチ地帯着。 先行のT尾さんがまた大声で叫んでいます。咲いている事が解ります。近付くと・・・「咲いてるじゃん。」 撮影待ちの間に振り返って下界の景色でも。 そして綺麗どころを心置きなく堪能させて頂きます。 左手の岩小屋の中にはダイちゃん。蕾も可愛いです。 その上にはアキノキリンソウ。ダイちゃんの蕾・・・。 ここから先はプチダイモンジ街道。岩を攀じたり眼で楽しんだり。 ドンツキから大黒尾根へ。尾根上に出て岩の陰から出た途端帽子が! 帽子紐を付けてなかったので本谷へ消えてしまいました。 ここ、風が集中しているのか凄い風です。先週の御嶽王滝頂上の防風壁外側のように予め強風が予想されていれば帽子紐を付けるのですが、ここは全く想定していませんでした。ゴミ出してごめんね。 9:15 a.m. 大黒岩展望台着。 雲は多めですが遠望がよく効きます。空気が澄んでいる秋の景色ですね〜。 特等席でパンを齧り燃料補給。ここなら多少強風も避けられます。 のんびり寛いでいたら皆さんもうおでかけ。寒さに耐えきれなくなったようです。急いで後を追うと、Iお母さんはジャケットを着込んでいました。相当寒かったようです。ついこないだまで暑さに耐えられないほどだったのにねえ。もうすぐ冬ですね。 そして道端にはあちこちに可憐なアキノキリンソウ。 山頂広場に抜け自然学校前でトイレ休憩。望湖台経由で記念碑広場から峠道へ。 望湖台は相変わらず人が多いですが、この程度なら帰りにかもしか大橋は通れそうです。10月に入り行楽シーズンとなるとロープウェイのお客さんで道路は大渋滞。その頃は絶対にかもしか大橋まで辿り着けません。三角点や望湖台に寄るのはロープウェイ客の多さを計る意味もあるのです。 峠道を降ります。正面の鎌ヶ岳が綺麗! 10:45 a.m. 武平峠通過。 はい、今日も鎌はパス。この時刻ですから。鎌も長い事行ってませんねえ。蛭が増えてからどうも長石谷・三ツ口谷は通りたくないものですから。 秋の爽やかな風に吹かれながら降ります。そう言えば今日はあまり汗をかいていません。水もあまり飲んでいないし。 駐車場が近付くと道端にゲンノショウコやキンミズヒキ。こんなに赤いゲンノショウコは初めて目にしました。 11:30 a.m. 駐車場通過。 空にはすっかり青空が広がっています。 小屋はもう目と鼻の先。今日も温泉が待っています。帰宅後はビールも冷えています。あ〜、しゃ〜わせ。 |
2023年09月24日09時40分00秒 記
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