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一週抜けての御在所通勤。 自宅を出ると満天の星空。あと一月でお彼岸ですから日の出も遅くなった筈です。夏が過ぎ、風、薊〜♪ もう秋ですね。 四日市に入ると、東側の空は明るく朝日に照らされ雲がピンクに輝いています。しかし真上は薄暗い雲、西側は低い雲に覆われ鈴鹿の山並みはかくれんぼ。 湯の山街道に出ると真後ろからオレンジ色の朝日に照らされます。「ミラーが眩しくて後ろが見えん。」 なのに前方には低い雲。それでも空は明るく雲自体は薄いようです。これなら降られる事は無いでしょう。 6:10 a.m. 小屋着。 車から出るといきなり雨が。「運転中は降ってなかったじゃん。」 小屋の中で身支度を整えます。そうこうしている内に止んでしまいました。空は明るいのでもう大丈夫でしょう。天気予報を確認すると9時から晴れ。遅かれ早かれ回復するでしょう。 相変わらず槿の花が咲き続けています。今週あたりが見納めかもしれないので撮っておきます。 上から降りて来る車が多いです。昨夜は大雨だったようでスカイラインがまだ開通していないようです。それでこちら側のスペースが満車になってしまったのでしょう。駐車場の利用客の為に車を移動しておきます。早速下に停めたお客さんが支払いに訪れました。「毎度有難うございます。」(私はオーナーじゃあありませんが。) Iさん達も身支度を整えていざ出発と言う時にまた雨が。暫く雨宿りして止むのを待ちます。朝から忙しないこっちゃ。 小降りになったところででっぱつ。コース取りは当然中道。こんな日に蛭の巣窟になんて行く訳ございません。 6:45 a.m. でっぱつ。 天気の所為でかなり蒸しますが気温自体は低いです。もう秋ですねえ。 なんて言った端から皆さん全身汗みどろ。この湿度ではねえ。 暑さに耐えながら中道を行きます。ところどころ涼やかな風が通り抜けます。右側(東)から吹き上げて来るようです。雲の流れも同様三重県側から滋賀県側へ。完全な南風ですね。湿度も高い筈です。風の通り道を求めながら全身の汗を絞り出しながら行きます。 時折パラパラと降ってきますが合羽で蒸さるよりマシなのでこのまま行きます。傘を出すのも面倒だし・・・。 岩棚に出た所で東端の岩に乗りますが、ここは全くの無風。休憩なしで先へ。っと登り始めた所で大きなホツツジ。なんと真っ白です。淡いピンクも綺麗ですがこんな珍しいものもあるんですね。いやはや感激です。 その後も降ったり止んだり。時折急に明るくなりいよいよ晴れるかと思われても肩透かし。急に雲が濃くなって降り出します。とは言えこの程度なら我慢の範囲。いや雨に濡れる前に全身汗でグッショグショ。 なかなか風の通り道に出くわさず、ほんの少しでも風がある所に出ると一休み。まさに地獄で仏ってところです。 8:30 a.m. 北谷テラス着。 休んでいる人をかき分けて、風を求めて突端に出ますが無風。すごすごと引き返し岩の上で休憩。ハンカチを絞ると汗がジュ〜。そしてまた無風の掘割へ。 そう言えば今日は全く写真撮ってないなあ。景色見えないもんね。 岩稜帯を過ぎて上のテラス。まさに五里霧中。いや足元数m下はぼんやりと見えています。 東側から風を受け爽やかです。エアコンでは味わえない天国の味。 湿度が高く産毛に細かな水滴が付いています。なかなか晴れないなあ。 ところどころにアキノキリンソウ。撮るものないから撮っとこ。 9:10 a.m. 富士見岩着。 足元にはコモノギク。大分薹が立っていますが一応パチリ。 9:15 a.m. 朝陽台で大休止。朝ご飯にコンビニオニギリ。 休んでいると急に明るくなり陽が射してきました。と同時に強い日射しにジリジリ焼かれます。なにもよりによってこんな時に晴れなくても良いだろうに! 真っ白の雲の割れ目からは真っ青の夏空。そうかまだ8月でしたわ。 蒸し暑くても気温自体は低く、すっかり秋山気分でいた事に気付きます。 夏山気分に引き戻されたのも束の間、すぐにまた空は曇り秋山の風情に。 9:45 a.m. でっぱつ。 遊歩道を望湖台へ。晴れたり曇ったり忙しない天気です。 10:00 a.m. 望湖台着。 ガスに隠れていた雨乞岳が徐々に姿を現してきます。 甲賀の辺りや彦根の辺りは陽が射しているのが見えます。街はもう晴れているんですね。 暫し岩の上で寝っ転がり休憩。爽やかな風が火照った身体を冷やしてくれます。だんだん雲が流れ杉峠も見えて来ました。お股の間に雨乞岳。 ぼちぼちでっぱつ。藪を通って記念碑広場へ。遊歩道を通りチロリン村から峠道へ。 雨が上がったばかりのような峠道を降ります。展望台辺りではまた降り出しそうな空だったのに峠まで降るとまた青空。全く変なお天気です。 11:00 a.m. 武平峠着。 鎌の方へ少し登った所のミヤマウズラの自生地へT尾さんが偵察に。あったようです。我々も観に行きます。 その傍にママコナ。今日は写真が少ないからこれも撮っておきましょ。 スカイラインに出てからはT尾さんは茸狩り。あの真っ赤なナポレオンことタマゴタケです。昨年は全く取れなかったのに今年は大豊作。茸にも裏年ってあるんですね。 道端にはキンミズヒキ。これも撮っとこ。 12:10 小屋着。 靴を脱いでいたT尾さん、大声を上げます。靴の中から小さな蛭が一匹。被害はなかったようですが、これはきっと茸狩りで藪に入った時に拾ってきたものでしょう。 そう言えばスカイラインに出た時にIお父さんも一匹付いていたのを発見しました。ヒルファイターを散布していても藪の中はご法度です。 私も念入りに蛭チェック。OKでした。 さあ早く温泉でこの汗みどろの身体を綺麗サッパリしに行きましょ。 |
2023年08月27日09時35分00秒 記
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