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久しぶりに田立の滝。集合時刻も8時と遅め。これなら遅刻する事もありません。 5時起床の5時半出発。久しぶりの遠出なので車も久しぶりにA5で。軽太郎クンにはナビが付いていないから。まあナビを使う事もないでしょうが。 念の為、多治見から中央道に乗ります。中津川で降りて19号線。坂下から対岸道に折れるか迷いますが、時間的に余裕があるので賤母を越えてから折れる事にします。 ふとナビを見ると対岸道に×点が。行かずに正解だったようです。あそこはよく工事で通行止めになるんですよねえ。 7:05 a.m. 粒栗駐車場着。 かなり早く着いた筈なのに皆さんもういらっしゃいます。こんなこともあろうかと高速使ったのですが。 T尾さんの話では中央道内津峠辺りでIさんと合流、その後並走して19号坂下から対岸道に出て通行止めで引き返したそうです。ああ私の判断大正解。 早速仕度に掛かります。土砂崩れで螺旋滝から先へは行けないとの事。それでもここまでのドライブが楽しめたので好しとしましょう。 7:25 a.m. でっぱつ。 木曽五木の大木が立ち並ぶ中を行きます。風が通り涼しいです。蛭の心配も無いし蒸し暑い鈴鹿とは別世界です。 コシアブラの幼木が目立ちます。ホトトギスの葉っぱも目立ちます。あれっ、マムシグサがもう実を付けています。 暫く行くと道端にはヤマジノホトトギスの開花。ああ、この子に逢えただけで本日の目的は達成したようなもの。見上げれば木漏れ日に輝く新緑。 巨木の中には大岩の上に乗っかって生えているものも。自然の逞しさを感じます。 8:20 a.m. 螺旋滝分岐。 滝まで降りて行きます。この辺りはタマガワホトトギスの自生地。先行しているT尾さんの声が聞こえません。咲いていたら大声で叫ぶ筈なんですが・・・。 結局まだ咲いていないようです。株はけっこうあるので目を凝らして見ると、あっ小さな蕾が付いています。 そして滝まで来ちゃいました。 普段よりちょっと水量多めかな。滑り落ちないように注意して辺りを物色します。あっ、また蕾発見。 アングルを変えて滝をもうワンショット。 タマガワホトトギスの開花を拝めなかったのが残念ですが、「このまま引き返すならここで大休止。」と言っているT尾さんを置いてIお父さんは土砂崩れ現場の偵察に。 消化不良気味でもある事だし、それでは皆で偵察してきましょ。 洗心滝手前で少し崩れた所がありますが、鈴鹿ではよくある程度のもの。難なく乗り越えて行きます。きっと通行止めの原因個所はもっと先にあるのでしょう。 足下には洗心滝。今まで茂っていた木の葉が落ちたのか以前よりよく見えます。 その先には霧が滝。 木製の桟道や階段がスチール製の足場板に架け替えられ歩き易いです。50年前はこんなに整備されていませんでした。こんな状況で通行止めって一体どこで起こってるんでしょうね。それとも先程の所? 霧が滝巻道の階段の横には早々と紅葉。樹間越しに霧が滝。 そして目の前には天河滝。 9:00 a.m. 天河滝着。 滝下まで降りて大休止。ミストを浴びながら朝ご飯。 食事中にT尾さんからチーズケーキを振舞われます。ちょっと早いですが私の誕生祝いだとか。皆さん有難うございます。 陽が射したり曇ったり、その度に滝は表情を変えます。シャッターチャンスを狙っても一瞬でその表情が消えてしまいます。う〜ん、難しい〜。 9:15 a.m. 偵察再開して滝上へ巻道を行きます。 滑り易い木の桟道に四苦八苦しながら行きます。もう眼前には不動滝。千鳥桟橋で巻きます。 不動滝の上には穏やかな滑滝。龍が瀬です。 その先には鶴翼滝と雲上橋。深い瀞が綺麗です。 ソーメン滝、箱渕を越えて丸渕へ。 10:00 a.m. 丸渕着。ここでも小休止。傍らに咲くシモツケソウがフワッフワ。 大休止の後は林道へ。土砂崩れなんて無いじゃん。まさか洗心滝のあそこがそう? 林道への登り、以前は藪漕ぎを強いられていたのですが、昨年大規模な補修で藪が刈払われおまけにスチール製の足場板で階段が出来たり。ものすごく綺麗に快適に安全になりました。地元の方々有難う御座います。駐車場の協力金が150円から200円にアップされていましたが500円でも充分納得できます。長野県人は皆さん良心的で尊敬します。 藪で隠れていたであろう地面にはツルアリドウシがいっぱい。可憐な花にほっと一息。 10:20 a.m. 林道に出た所でまたまた小休止。 日射しが強く暑いです。日陰に移動して小用を足します。ああスッキリ。 林道を不動岩へ。日射しは強くても吹く風は爽やかです。 途中で崩落個所発見。道幅半分ほどが崩れ落ちていますがロープが張られ落ちないようにしてあります。でもここが原因なら丸渕まで通行可にしておけば良いのでは? いや、原因個所はやはり洗心滝近くのあそこだったのでしょう。ここ田立はハイカーも多く訪れる所。些細な不整備でも安全第一で通行止めって事のようです。 不動岩の上から下界を見下ろします。あ〜、爽快。 桟道を降り雲上橋へ。 日陰から浮き上がるようにソーメン滝が輝いています。眼下には鶴翼滝。 ここからは往路と同じ道を辿ります。朝とは異なる強い日射しに谷が華やいで見えます。 11:25 a.m. 再度天河滝の下で大休止。 青空が広がり滝も華やいで見えます。 名残惜しみながらそろそろでっぱつ。来た道を戻ります。 途中でついにT尾さんが発見。タマガワホトトギスです。いや〜、ボウズかと思っていたタマちゃん(タマガワホトトギス)におめもじ叶うとは! 不動岩展望所から仰ぐ不動岩も朝とは違い青空を背景に明るく屹立しています。 12:40 a.m. 駐車場着。 汗を拭き着替えを済ませ帰途に就きます。 皆さん有難うございました。本当に良い一日でした。 帰りはまた曾木温泉に寄ります。もうこれが定番になってしまいました。アララギ温泉も良い温泉だったのですがコロナ以降やってるのかどうか。 |
2023年07月23日09時20分00秒 記
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