久しぶりの快晴


今年もササユリを堪能できました。来て良かった〜。
一時期全滅かと思われたササユリ、それが本谷上部で大復活し一安心していたのに、また徐々に漸減しています。
来年また観れるんでしょうか?



20230617
久しぶりのA5出動、なんと2ヶ月ぶり。偶には乗ってやらないと調子が悪くなってしまいます。バッテリーもかなり自己放電しているようで、アイドルストップがかかりませんでしたが暫く走っている内にかかるように。初検時にディーラーで交換してから既に7年。デカいバッテリーって長持ちしますね。次に替えるとなるとまた諭吉さん10人かかってしまいますが、はてさていつまでもつ事やら。
こんなに乗らないならそろそろ手放す事も考えなくっちゃ。

6:00 a.m. 中道駐車場着。
トイレに寄らなかったらえらい早いこと着いちゃいました。にもかかわらずスカイライン側は既に満車のよう。駐車出来なかった人にこちら側へはどう行けば良いのか聞かれちゃいました。あまり教えたくはないのですが根っからの正直者のこの私、嘘を教える事はできません。その内こちら側も早朝から満車になってしまいそうです。そうなったら冬以外は来ない事にしましょうか?
一応到着している旨をグループLINEで伝えておきます。
仕度を終えLINE通知もないので小屋まで降ります。見上げると雲一つない青空の下、御在所は夏色に輝いています。

暫くするとIさん達もご到着。久しぶりのフルメンバーです。

6:45 a.m. でっぱつ。
本日の目的は当然ササユリ。蕾の位置は既に確認済み。Iお父さんと私は開花確度の高い本谷、リハビリのお母さんとT尾さんは中道。
スカイライン沿いにはもうキイチゴがいっぱい生っています。日射しはもう夏ですが意外に涼しく、これなら蛭もまだおとなしくしているでしょう。
登山口で中道組と別れ先ずは山の家へ。
夏椿は? まだ蕾ですがもうはちきれそうに膨らんでいます。来週辺り満開になっているでしょう。

蛭に注意しながら疎林帯を行きます。河原に出た所で上着を脱ぎます。風が無いとやはり暑いです。
ここからは水際を行きます。風が通り爽やかです。久しぶりの朝からの晴天、木漏れ日に流れが輝いています。


7:20 a.m. 不動滝着。

乾いた岩のフリクションを楽しみながら行きます。あちらこちらにコアジサイ、タツナミソウが爽やかな青色で目を楽しませてくれます。見上げれば山肌は春の緑から夏の緑に変わりつつあります。

7:35 a.m. 大岩で小休止。

休んでいても他に人が登って来る様子がありません。駐車場は朝から満員御礼でしたのに。
お父さんの説によると、20年くらい前から山を始めた当時の中高年諸氏がリタイヤの時期にさしかかっているのだとか。それにつられて増えた若い人達は好天時しか来ないそうで、曇天時に見るのは年寄りばかりだそうです。へ〜、そうなんだ。

小滝連続帯を巻き右岸バンドを越えいよいよ大黒滝の巻道。そこに在った筈の蕾が見当たりません。今日はきっと咲いていると確信していたのに。ク〜、残念!
近年鹿被害も増えているように感じます。餌になるものが少なくなっているのでしょうか?
がっかりしながらもまだ上のロープウェイ取付道の蕾に期待をかけます。気持ちを切り替えて縦樋滝の巻道をスイスイ。
潜り岩の上で日陰を探し小休止。その後もフリクションを楽しみながら進みます。振り返れば視界が開け菰野の街が眼下に。

ドンツキが近付くとシモツケソウの蕾を発見。まだ赤黒い粒々状態で、まるでキャビアかトビコのよう。

まだ早いかもしれませんがカキランの様子も偵察。ドンツキから上へ上がって行くと、あれ?無い。もう株が出ていておかしくない筈なのに。お父さん曰く上の方は無くなって下の方にしか残ってないとか。なんだ折角上がったのに。ブツブツ。そのまま取付道へ。
先ずは合流点から少し降り、昨年下草を刈られてしまった辺りへ。しかし新たな株は見つけられず。
岩陰にキジムシロが咲いていたのでこれを収穫に。

今度は上に登り緑の鉄塔の下。ここは前回に蕾確認済みの所です。しかし・・・影も形もありません。近くには笹まで齧ったような跡が。通常ササユリの頭付近を噛み千切ったような跡が残っているのですが根こそぎ食い千切ったような。がっかりです。今日はこれが楽しみでやってきたのに。
でも良いか、後は昨日T尾さんがFBにアップしたスカイライン沿いのものを観に行きましょう。あれなら確実に咲いていたし。
気持ちの切り替えが早いのがtanuoさんの良い所。
では朝陽台に抜けてしまいましょ。山頂駅舎を見下ろして〜。昔はここにも咲いていたんですがね〜。

9:10 a.m. 朝陽台着。

ベンチで大休止。日射しは強いですが日陰に入ると寒いくらい。やはり気温は低めです。
周りにはサラサドウダンがまだ残っているだけ。最盛期は先週くらいだったようです。

我々以外には木陰で休んでいるカップルが一組だけ。駐車場はあんなにいっぱいだったのに皆さん何処に消えちゃったんでしょ?
日向でコンビニオニギリを頂いているとお父さんに着信。T尾さん達は中道の上のテラスにいるそうです。もう20分もすれば朝陽台に到着だそうです。
おしゃべりしている内に中道組も到着。中道も岩稜帯下のものは食われてはいませんがまだ蕾だったそうで、スカイライン沿いのものを観に行く事に決定。
まずは望湖台へ遊歩道を行きます。ロープウェイも動き出し人も増えいつもの御在所の賑わいに。
新緑が透過光で輝いています。雲一つない青空の背景がそれを一層際立たせています。

遊歩道沿いにはまだまだドウダンが咲いています。先週花の重みで枝が垂れ下がっていたサラサ、今日も同じように咲いています。T尾さんは枝垂れサラサと呼んでいます。


10:10 a.m. 望湖台着。

ほんと良い天気。薄く靄がかかっていますが琵琶湖も見えています。眼下には朴の花も咲き続けています。

記念碑広場から峠道へ。


10:50 a.m. 武平峠でトイレ休憩。
ササユリ目指してスカイラインへ。
そしてとうとうおめもじ。スカイライン上の下り坂です。

その横には木陰にネジキの花。

スカイラインに降りて道端にも。

今年もササユリを堪能できました。来て良かった〜。一時期全滅かと思われたササユリ、それが本谷上部で大復活し一安心していたのに、また徐々に漸減しています。来年また観れるんでしょうか?

一旦表道に入り雲切仁左衛門。

盗掘に遇いながらもその手から逃れこうやって命を繋いでいます。あまりカラフルではなくちょっと地味ですが。

修行場跡のヤマボウシもまだ咲いています。日の光が強過ぎて白飛びしちゃってますが。


12:20 駐車場着。
皆様お疲れ様でした。
帰り道、希望荘に寄ると駐車場はガラガラ。これならゆっくりと温泉に浸かれます。
久しぶりの希望荘、やはり我が家の水道水温泉田圃の湯より良いお湯です。


2023年06月18日08時30分00秒 記



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