|
6:20 a.m. 中道駐車場着。 ゲゲッ、凄い車。スカイライン側は既に満車、こちらもかなり埋まっていますが奥の方に空きがありそう。2台ほど空いていますが最奥の方がメットとストックで塞いであります。でもよく見ると見覚えがあるような・・・。そこにIお母さんが登場、どうやらここを確保してくれていたようです。お母さん、Thank you! なんでも6時頃でスカイライン側は満車になってしまったようです。そして今も入ってきた車がひとまわりして出て行きます。あ〜、またこんな季節がやって来ましたか。 急ぎ仕度をします。まあ駐車は出来たのだから急ぐ必要もないのですが、お待たせするのも気が引けるので。 3秒飯にアミノゼリーを飲んで、靴履いて〜。 見上げると山肌が春色に輝いています。あちこちピンクに染まっています。そうですアカヤシオです。じゃあ今日は中道。 6:35 a.m. でっぱつ。 雲一つない晴天。山は華やぎ春色に染まっています。若干気温は低めですがじきに温かくなるでしょう。 スカイライン沿いにはタラの芽が大きく噴き出しています。キイチゴの花が満開です。何故かは知らねど心うきうき。 中道に入り最初の急な道を登り切ったところで初物発見。 今年は花が早いですがイワカガミがもう咲いているとは! そして暫く行くと掘割状の両側土手の上にいっぱい咲いています。先程の一輪だけかと思っていたら、あるわあるわわんさかと。 先週花が終わり縦に天を突くように三つ葉が立っていたミツバツツジも今日は横に開いているものが多くなっています。日々刻々と季節は移って行ってるんですね。 7:30 a.m. 岩棚着。 水を張った田圃が空を映して輝いています。青々としているのは麦畑でしょうか。これももうじき麦秋を迎え焦げ茶色になるのでしょう。 尾根筋は日射しは温かいのですが少々風が強く寒いです。まあ先週程ではありませんが。 地蔵岩辺りのアカヤシオも今日はすっかり花を落として殺風景です。まあもう少し上がればアカヤシオにも逢えるでしょう。 と言う訳でエッサホイサ。キレットを過ぎればまた風の陰、寒さも一段落の筈。 凹角下まで来ると暗い岩の上に日に輝くアカヤシオ。綺麗綺麗。 岩塔上からキレットの岩場を振り返ります。う〜ん、何もかも春色。 8:05 a.m. 北谷テラス。 岩峰下の斜面がアカヤシオの赤に染まっています。先週は蕾でしたが今日はよく咲いています。 掘割道ドンツキまで来ると大黒岩の下や屏風岩の下がアカヤシオに染まっています。 ここから上のアカヤシオが綺麗。コシアブラの新芽はまだ早いようです。 8:30 a.m. 岩稜帯着。 昨日の強風で傷んだ花が多いです。それに例年に比べ花付きも悪いようです。それでも今日が時期的には最盛期のようで綺麗に咲いています。 8:38 a.m. 上のテラス着。 ここからは最後の登り、エッチラオッチラ。直下のガレにはタテリンがいっぱい。 8:57 a.m. 富士見岩着。 朝陽台までアカヤシオの下を行きます。う〜ん、やっぱり花数が少ないなあ。 朝陽台から自然学校へ。遊歩道から見る国見岳の南斜面がピンクに染まっています。久しぶりに国見尾根でも降りようかな? 9:10 a.m. 自然学校前で大休止。 麗らかな日射しを浴びながらベンチに腰掛け朝ご飯。コンビニオニギリの旨い事! 国見岳に向けて歩き始めたところで何処かで見かけたような母子連れ。ん?誰だっけ。あちらもじっとこちらを見ています。お子ちゃまの顔で思い出しました。S子ちゃんとお子ちゃまの燦ちゃんじゃありませんか。ほんとお久しぶり。暫し立ち話。最後に燦ちゃんとハイタッチでお別れ。ジジはこれだけでもうメロメロです。幼い子ってホント可愛いです。 来た道を登り返し裏道へ。ここも長い事歩いていません。まるで初めての所のような錯覚を覚えます。旧道が荒れて枝道だった所が正規の道に置き換わっています。でもそんな事が解るって事はやはり記憶が残っているって事ですね。 で、あっという間に国見峠。ここから登り返し。 10:10 a.m. 国見のテラス着。 振り返ると正面に藤内。壮観ですね。 国見尾根への道を分けて取り敢えず石門へ。ん?何この行列は。石門前に大勢の人が立止まり写真を撮っています。止めてよね、こんな所で。人波を掻き分けて石門へ。周りはアカヤシオ色。西側には雨乞岳がどっしり。 そして山頂へ向かいます。 10:25 a.m. 国見岳山頂着。 定番の岩の上から周りを俯瞰します。 ヤシオ尾根基部の色付きがやはり悪いです。今年のアカヤシオは裏だったのかも。 国見尾根分岐まで戻り尾根を降ります。 天狗岩の先端まで行きまた揺らぎ岩の上まで。ここの降りの定番です。 途中国見尾根展望台に寄り藤内を一望します。そこそこのパーティが取付いていますが、やはり私が現役の頃と比べると少ないです。温かくなり岩登りに丁度良い季節、昔はそこら中で渋滞してましたから。 後は忠実に尾根を辿ります。しかしこの国見尾根、タテリンが多いですね。粒も大きくそこら中に群生しています。こんなに多かったとは。今日初めて知りました。 それに急です。年を取って初めて解る急斜面。脚力が衰えている証拠でもあります。 何とか降り切って不動沢が見えて来たところでおしっこ休憩。ふ〜、さっぱりした。 不動沢に出ると北谷小屋の下にテント。愛知学連の人かな? 昔はよくこの辺りで青天で寝たなあ。北谷小屋にもよく泊まったなあ。 北谷を渡り裏道へ。振り返って「藤内よさらば〜、また来る日まで〜♪」 藤内小屋前を素通りして中道分岐から中道へ。これが最後の登りですが老体には堪えます〜。 道端に咲くイワカガミにほっと一息。 中道に合流すれば後は降るだけ。 12:50 駐車場着。 午後の光の中山肌のピンクが綺麗です。山全体が新芽の薄緑に染まり凄く綺麗です。 久しぶりの国見尾根、タテリンの多さに驚き、暑くも無く寒くも無い好天の山歩きが楽しめました。 後は最後の楽しみ、温泉が待っています。片付け物を済ませ温泉へ一直線。 |
2023年04月23日20時35分00秒 記
|