お花見山行その2


ポカポカ陽気の下峠道を降ります。
暑くも無く寒くも無し。こんな季節が一番ですね。
腐れ雪の残骸も無くあっという間に武平峠。



20230319
6:15 a.m. 中道駐車場着。
辺りはもう明るいです。いやはや日の出も早くなりました。それに車も多いです。いや、まだ10台くらいですが今までが数台と少なかったものですから。おかげで特等席は取られちゃいました。
仕度をしているとI夫妻もご到着。
先週Iお父さんが地獄谷下降を目論んでいたようなので念の為ツルハシ一本背負って行きます。まあお荷物で終わると思いますが。

6:30 a.m. でっぱつ。

雲一つない晴天。出だしは若干肌寒いですが気温も上がるでしょう。
雪に名残を惜しみながらと言う事でまたもや本谷から。早朝から遠くで近くでシジュウカラやミソサザイが歌っています。恋の季節ですね。
谷に出た所、いつもここで上着を脱いで一息入れているのですが、辺りの明るさが全く違います。暫く前までまだ薄暗かったのに。
そんな感慨に耽りながら辺りを見回すとマンサクが満開。そりゃ明るくなって当然ですね。

水も温みドボンしてもさほど冷たくなさそうです。そんな事を考えながら滝横を攀じっていると突然目の前にお花畑。という程でもありませんが、予期せぬ所でバイカオウレンの群生に出会いました。
「ほ〜、こんな所に咲いていたのか。」なんて言いながら早速パチパチ。光線が悪くブレブレなのはご容赦。

開花して既に数日経っているようでこの先にもまだ在りそうでしたが、撮っておいて正解でした。この上で見かけたものはまだまだ固い蕾ばかりでしたから。
滝の水も日が当たりちっとも冷たくなさそう。


7:10 a.m. 不動滝着。

冬場は日が当たらなかった不動滝も春となり太陽の角度が変わった為日が当たっています。滴る水滴が日光に輝いています。春ですねえ。

7:25 a.m. 大岩で小休止。
今日は乾いた岩を楽しみながら登れました。ホント、フリクションがよく効きます。
雨上がりで空気が澄んでいる為遠望がよく効きます。

小滝連続帯の上に出た所で、Iお母さんが「タテヤマリンドウは未だかな?」なんて言っていたら、なんと足元に一輪。それも白花です。凄い神通力。

雪もすっかり消え右岸バンドへの乗越しもススイノスイ。

7:50 a.m. 大黒滝着。

すっかり氷も消え、いつも通りの水も滴るショボい滝。

大黒滝を巻き、縦樋滝の巻道の凹角を登り始めた時、上からかなり大きな石が。2番手のIお母さんの左肩辺りをかすめて行きました。
切ってはいないようですが相当衝撃はあったように見えます。直後は気が張っていて痛さを感じ難いですがいずれじわじわと痛みが強くなってくるでしょう。
取り敢えずは上へ抜けてエスケープです。地獄谷もこの様子では雪も無さそうなのでまた来年ですね。
その前に湿布薬があるとの事なのでお母さんのザックを家探し。結局見つからず潜り岩の上の広い所でもう一度家探しする事に。
潜り岩横のクラックも左腕を使いながら登っていましたから思ったより重篤では無さそうです。
それにしても数m上からの落石で良かったです。もっと高い所からだと勢いが付き破壊力も半端じゃありませんから。
潜り岩の上でゴソゴソやっていたら若いお兄ちゃんが登って来ました。なんとこの方山岳警備隊員だそうで、応急用の薬袋からロキソニンを出してくれました。これで痛みが激しくならずにすみそうです。縁は異なもの味なもの。お兄ちゃん有難う。
お兄ちゃんは大黒尾根に向かったのでお礼を言ってお別れ。我々は谷を詰めます。
暫く行くとほんのお愛想程度の雪が。下は空洞です。なるべく雪を避けて岩の上を行きます。それでも名残惜しいのかIさん達は僅かな雪を惜しむかのように味わっています。


8:55 a.m. ドンツキ着。
朝陽台に抜けるか大黒尾根に抜けるか? なるべく腕を使う区間を短くするという事で大黒尾根へ。

展望台もパスして一ノ谷新道から山頂広場へ。

9:15 a.m. 自然学校前で小休止。
麗らかな日射しを浴びながら日向ぼっこ。人も少なく久しぶりに静かな山頂です。のんびりゆったり・・・、いやそんなのんきな事行ってちゃダメじゃないですか。負傷者が居るんですからエスケープルートをどこに取るか?
偶々中道から登ってきた人が居合わせ、上の方は凍っていたとの事。じゃあリスクの少ない峠道。
遊歩道を峠道のほうへ向かいます。途中で「タテリン咲いてないかな?」呑気な負傷者です。まあこれくらいなら大事に至っていなさそうです。
三角点への分岐でタテリン発見。まだ半開きです。

これを見たお母さん、遊歩道を行くのを取り止め、記念碑広場へ。ああ、あそこって沢山咲きますよね。随分元気な負傷者さんです。
お父さんと私は望湖台まで足を延ばし地獄谷の状況確認。

9:50 a.m. 望湖台着。
雨乞岳の雪はもう殆ど残っていません。融けるの速っ。
地獄谷の雪ももう殆ど残っていません。融けるの速っ。
それに反して白山まだ真っ白。左手の能郷白山も白くて綺麗。
ずっと右に回って御嶽山、まだ真っ白。その左手に連なる北アルプスもまだ真っ白。あの綺麗な三角は笠ヶ岳、その右側少し離れて槍穂高。ちょっと靄っていますがよく見えます。あっ、写真忘れました。まあ写真には鮮明に写りませんし。
そのまま記念碑広場へ。
まだ早いようでタテリン咲いていません。が、広場からの降りでお父さんが発見。こりゃでかいわ。

東屋の向こうのシロヤシオの下、ここもよく咲いていたところですが、ショボいのが半開き。なので写真は無し。そのまま峠道へ。

ポカポカ陽気の下峠道を降ります。暑くも無く寒くも無し。こんな季節が一番ですね。
腐れ雪の残骸も無くあっという間に武平峠。

10:25 a.m. 武平峠着。

さてスカイラインへ。と荷物を担いだ瞬間、お母さんが大発見。ロリータショウジョウバカマ。

懸命に撮影しているところを見ると痛みは酷くなさそうです。ロキソニンが効いているのかな?
スカイラインに出るとここも春色。ヤシャブシの雄花にマンサク。

表道に合流して三滝川沿いに行くと、いつもの所にやはり咲いていました。ちょっと株が少なくなってしまいましたが気の早い子が。


11:30 駐車場着。
今日はトラブルもありましたが春をじっくりと味わえました。気候もよく花粉症でクシャミも連発しましたが良い一日でした。
かもしか大橋への登りも渋滞なしで温泉に直行。
良い日、良いお湯、良いお花。


2023年03月19日19時05分00秒 記



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