名残雪Hike


ところどころ融けて穴の開いた所が見えます。
下は雪融け水がザーザーと流れています。
踏み抜かないように注意して〜。
岩が露出した所には氷がついて綺麗です。



20230305

今朝車に乗り込むと、DIS表示は外気温6.5℃。
このところの暖かさで山の雪も一気に融けたことでしょう。空には薄い雲。星も煌めいていますから晴天が期待できます。
駐車場に着き仕度を始めます。足拵えを済ませ暫しポイ活。窓から声をかけられIさん到着を知る事に。急いで社外にでて荷物の拵え。
すっかり明るくなりました。 ん? いつの間にか曇っています。さっきまで青空も覗いていたのに。


6:50 a.m. でっぱつ。
駐車場から見る御在所はすっかり真っ黒。雪の欠片もありません。じゃあ今日もまた本谷で名残雪でも楽しみましょうか。
樹林帯に入ると風が無く暑いくらいです。木々の新芽も膨らみいよいよもうじき春。雪融けも進みなかなか雪が現れません。
沢に出た所で上着を脱ぎます。ホント雪ありませんね〜。


7:25 a.m. 不動滝着。

巻道を行きます。汗を拭き拭き「あ〜暑い。」 汗拭きが要る季節になっちゃいました。
大岩で小休止。そしてまた登り始めます。
小滝連続帯の上辺りから雪がチラホラ。結構締まっていますが、午後には腐れ雪になる事必至。
大黒滝もご覧のありさま。

滝を巻き、その上の縦樋滝の巻道で上から先々週直登した滝を覗くと全く雪はありません。雪も氷も何処行った?
潜り岩まで雪は無いんじゃないか? と言っていた通り、その上からやっと雪らしい雪が。

8:35 a.m. 潜り岩。
カンカラカンに乾いたクラックをフリクションを効かせスイスイと登ります。その上でまた小休止。コンビニオニギリを頂きます。

後続が追い付いてきたところででっぱつ。
やっと本格的な雪壁が現れました。爪先を蹴り込みステップを切りながら行きます。そろそろツルハシでも出すかな?

ところどころ融けて穴の開いた所が見えます。下は雪融け水がザーザーと流れています。踏み抜かないように注意して〜。
岩が露出した所には氷がついて綺麗です。

そして雪壁もいよいよ終わり。

ドンツキから大黒尾根へ。


9:35 a.m. 大黒岩展望台着。

すっかり雲が広がり遠くの山は見えません。かといって意外に高曇りで直ぐに降り出す様子もありません。それでも予報では午後から崩れるそうです。
今日は結構締まった良い雪なので、地獄谷を降って武平峠に抜ける事も考えていましたが、長丁場で降られるのも嫌。山頂からいつも通り武平峠へ降る事にします。
と言う事で小休止の後は山頂広場へ向かう事にします。
休憩中には後続3人組もやってきて言わずと知れた山談議。いいなあ若いって。

山頂広場はこんな天気でも大賑わい。そり滑りの子供達の歓声に気が和みます。
トイレ休憩の後、峠道へ。
天気が悪いので三角点と望湖台はパス。チロリン村跡へはまた道を外れ雪歩きの為ショートカット。
峠道に出るとあんなにあった雪も一気に融雪が進み溝状になった登山道が埋まっているだけ。
それでも雪を求めてそこを行きます。気を付けて辿れば嵌り込む事も無く適度に滑りながら降れます。

10:45 a.m. 峠上のガレ場着。
鎌の北面が綺麗です。三ツ口左股もまだ結構雪が残っています。最上部の下降点がちょっと渋いかな?
雨乞岳も真っ白だったのがかなり黒い部分が増えました。


10:50 a.m. 武平峠着。
小休止の後今年最後の雪滑り。かなり雪が減り上からは滑る事が出来ないので少し下から。それでも締まってよく滑る雪を楽しみます。まあ滑ると言うより崖落ちですが。
そのままスカイラインへ。
ゲゲッ、スカイラインはアスファルトが剥き出し。こんなとこ歩いたらソールが減るじゃん。
ところどころ残って張付いている雪を選びながら降って行きます。
道端にはマンサク。ここは日当たりが良さそうです。中道ロープウェイ下のマンサクは未だだったとの事なので、ここが初物かもしれません。


12:00 駐車場着。
なんとか降られずに済みました。いや時々薄日が射したりして降る気配はありません。しまった、地獄谷行けたかな?
いや、今日はやはり早仕舞いが正解でした。なんたって今日はスガキヤスーちゃんの日。早く帰って半額ラーメンを食べに行かなくっちゃ。あまり遅くなると売り切れちゃうかもしれませんから。
山頂公園はかなり賑わっていましたが、この曇り具合ならかもしか大橋までのロープウェイ渋滞は無いでしょう。希望荘目指しでっぱつ。


2023年03月05日08時50分00秒 記



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