雪景色第二弾


木に積もった雪が朝日を浴びて薄いピンクに輝いています。
うわ〜、綺麗!!!
そしてもう一段。これも綺麗。
薄い青空を背景に薄いピンクの樹枝、まるで桜が咲いているよう。



20221218

先回から早や2週、ワクチン接種で大事をとり一週抜けたのでした。こうしている間にも体力は落ちる一方。
今回は寒波と重なり平地でも雪が降るとか。そう言っていたのに朝家を出ると空には煌々とお月さん。今日はピーカンの日本晴れかな?
しかしかなり冷え込んでいます。燃料代節約の為に軽で行こうかと思っていましたが寒さには勝てません。だって家の軽、シートヒーターが付いていませんので。これに身体が慣れてしまうともう戻れません。あえなく本日もA5で御出勤。

6:15 a.m. 中道駐車場着。
スカイライン側とこちら側との仕切りが取り払われ、スカイライン入口が閉鎖されています。そう言えばT尾さんからスカイライン閉鎖の情報を貰っていたのでした。おかげでまだ車は数台しか停まっていません。これで遅く来ても駐車に困る事はありません。これからは冬時間に切り替えて8時出発にしちゃおかな?
到着した旨連絡し、仕度にかかります。いやその前にまだ暗い中雪明りの御在所でも撮っておきましょう。

仕度をしていると皆さん上がって来ました。早っ。またお待たせしてしまいました。

6:40 a.m. でっぱつ。

今日もモルゲンロートは無し。東の空に大きな雲があります。その雲の上から日が上り一部オレンジ色に染まり始めました。
本日も本谷だそうです。今日は風が強そうなので谷中ならそれが遮られ正解かもしれませんね。
樹林帯を抜け谷に入ったところで着込んでいたものを脱ぎます。ええ、今日は思いのほか寒かったので着込み過ぎていました。
丁度太陽が雲から顔を出したようで日が射し込み始めました。わっ、綺麗!

まだ薄暗い谷を行きます。岩を乗り越えたところでT尾さんが叫んでいます。何事かと上がってみると、

木に積もった雪が朝日を浴びて薄いピンクに輝いています。うわ〜、綺麗!!!
そしてもう一段。これも綺麗。薄い青空を背景に薄いピンクの樹枝、まるで桜が咲いているよう。

今日は朝から素晴らしい贈り物。御在所の神様に感謝! これだから御在所通いは止められません。

7:15 a.m. 不動滝着。

そのまま巻道へ。お二人ともペースが速いです。とても着いて行けません。ゼーハー!

7:35 a.m. 大岩着。

T尾さんに「スパッツ着けたら?」と促されます。そうなんですよね〜、ついつい着けそびれてしまい、よく不安定な場所で付ける事になってしまいます。あわよくば着けずに済ませようって下心が見え見え。三つ子の魂百までって言いますがまさにその通り。無精は一生直りません。
とは言え折角なので着ける事に。防寒テムレス着けたままなので指先が思うように使えず四苦八苦。こんな状況で凍傷になることはありませんが、素手でやるのは冬山では御法度。と言うより単に冷たいのが嫌なだけですが。

雪の被ったゴーロを行きます。半端な着き方なので良く滑ります。丁度これくらいが一番歩き難いですね。いっそもっと積もってくれた方が楽ちんなのにね〜。

ちょっとした段差を乗り越える度に、セ〜ノとかヨッコラショ〜と掛け声を上げている自分に気付きます。こうしないと力が出ないんですね。そしてバランスを崩した時、踏ん張れずそのまま落っこちてしまったり。若い頃はそんな事思いもしませんでした。これが老いなんですね。
トレーニングで持久力はある程度付けられても、咄嗟の時に対応できなくなるのは瞬発力が低下しているから。これが老いなんですね。
大黒滝を巻きその上の縦樋滝の巻き、相変わらず恐い所です。肝っ玉を冷やしながら潜り岩の下へ。そして潜り岩の上で小休止。
谷中とあって風も無く薄日が射し暖かいです。空を見上げると薄雲の流れが速く稜線はかなりの強風であることが解ります。

休憩もそこそこ後半のルンゼ歩き。薄日に照らされた雪景色が綺麗です。真っ白の世界も綺麗ですが、これくらいの薄化粧の方が私は好きです。黒っぽい部分と白い部分が混ざり合い、丁度霜降り状態っていうのが。

ウメバチ地帯も過ぎ後は平凡な谷歩き。かつてのモウセンゴケ地帯にはツララがいっぱい。

ふと足元を見ると枯草にトゲトゲの霧氷が。辺りを見渡すと低木の枝にもいっぱい着いています。この辺り夕べはあまり雪は降らず大気中の水蒸気が過飽和状態だったようです。おかげで綺麗な霧氷のお相伴に与らせて頂けました。

ドンツキから大黒岩へ。尾根に出てから大黒岩展望台までが恐いです。半端に着いた雪のおかげで、横の岩がいつもより余計にはみ出しているように感じます。恐い恐いと言いながら展望台へ。

風が冷たく長居は無用。そそくさと山上公園へ。風の陰に入るとほっとします。気温はかなり低そうです。

9:25 a.m. 自然学校前着。

軒下のベンチはT尾さんが雪を払ってくれて乾いた状態。特等席に腰を下ろします。雲の動きが速く日が当たると急速暖房、ポッカポッカの日溜まりです。建物のおかげで北西風が遮られ正真正銘雲上の天国。
玄関横の寒暖計は−6℃。何度か狂っていた筈ですが冷たい事に間違い無し。
休憩中T尾さんが「今日は二山。」続けて「冗談、冗談。」 時間的にも雪の付き具合からも鎌まで行って行けない事はありませんが、まあ今日も早仕舞い。人も少ないしまた中道から降りましょう。

9:40 a.m. でっぱつ。
朝陽台に向かう遊歩道、風が強く冷たいです。Iお父さんの後ろにつき風を避けながら行きます。この向かい風、先頭はかなり辛いでしょう。まして緩やかな登りですから風に押し戻されてしまいそう。私ってズッコイ(狡賢い)?

青空を背景に日に輝く真っ白の珊瑚。今日も好い景色を堪能させて頂きました。御在所好い所、一度は〜おいで〜ドッコイショ〜。

9:50 a.m. 富士見岩。
え〜景色や〜。この霜降り具合、なんとも言えまへんわ〜。

前回に比べ登って来る人も少なく軽快に降って行きます。

降るにつれ雪も少なく風も止んできました。そして擦れ違う人は知り合いが多いです。この季節こんな所へ来るのは常連さんばかりって事でしょうか。おまけに皆さん手には防寒テムレス。廉くて便利な防寒テムレス、作業用手袋も大盛況ですな。
飛ばして降りているともう地蔵岩。
お地蔵さんですからお参りでもしておきましょ。パンパン。


11:15 a.m. 駐車場着。

気温が低いおかげか山頂付近の霧氷もまだ融けずにいます。今日も好い一日でした。
先回は帰りを急いでいた為温泉に入れませんでしたが今日は大丈夫。15時までに帰れば良いので久しぶりの温泉を満喫して帰ります。この時期かもしか大橋までの道路はもう渋滞していませんから。


2022年12月19日10時35分00秒 記



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