Weekly復活?


今シーズン最後の見納めに思った以上のプレゼント。
気を良くしてドンツキを目指します。
いやいやダイモンジ街道もまだまだ続いています。
まだ咲いたばかりの初々しい子もいます。



20221016

Weekly復活第5週、15日土曜日は所用で不可、本日日曜日は終日曇天との事で降られる事を想定し、またしても軽太郎で。これなら小屋駐車場に停めさせていただます。着替えも小屋の中でさせて貰えるので雨仕様とでも言いましょうか。
と言う訳で雨覚悟で本日もやってきました。
曇り予定でしたが一部青空が覗いています。晴れ&曇りで今日一日持ちそうです。

6:50 a.m. でっぱつ。
本日も本谷。ウメバチ、ダイモンジの見納めです。後半月で11月、そろそろ雪の便りも聞こえてきます。
紅葉が盛んになれば小岐須一周や奥の沢紅葉狩りが待っています。予定がいっぱいでああ忙しい。
そしてT尾さん、真冬には氷結した田立の滝見物も画策しているようです。まあお元気な事で。
今日は予想に反して気温が高く蛭に注意しながら行きます。乾いているのが唯一の頼り。
沢に出ると直ぐにダイモンジソウが出迎えてくれます。もう前線がここまで降りてきているんですね。と言う事は上の方はもう終わりかけ?

7:25 a.m. 不動滝着。
以前より同時刻の日の傾きが低くなっているのか、滝の日当たりが悪くなっています。それなりに水は滴っているのですが虹が見えません。確実に冬は近付いています。

巻道の登りも以前ほど苦しくありません。少しは体力着いたかな?
再び谷に戻り岩を越えて行きます。
大岩下の左岸側、先回来た時に極端に少なくなったように感じたダイモンジソウ、今日はそこそこ咲いていました。少なく感じたのはまだ早かったって事のようです。ダイモンジソウの花は結構永く咲き続けているので、古い花と新しい花が同居している頃が最も多く見えるようです。本日目にしているのも殆どが薹が立ったものばかりでした。花粉袋が落ちてしまい雌蕊が褐色になりかけているのに混じって、ピンクの花粉袋を付けた咲いたばかりのものがチラホラ程度でした。


7:40 a.m. 大岩で大休止。
少し早いですがコンビニオニギリで朝ご飯。
直ぐ上のムラサキシキブはまだ色付き始めたばかり。
久しぶりに小滝連続帯から登ります。崩れ落ちた岩屑を乗り越えて行き着いた先には小滝の奥の岩小屋状の所にダイモンジソウ。

巻道から行くようになって暫くお目にかかれずにいましたが、本日やっとの再会です。
その横を無理矢理攀じ登り岩の上に立つと、その横にムラサキシキブ。数が少なく疎らな実の付きようですがやっとそれらしいムラサキシキブに出会えました。

大黒滝下の右岸バンドを攀じ暫く行くと大黒滝。下の方にダイモンジソウが密集して白い塊が見えています。

大黒滝を巻き、縦樋滝の巻道で振り返ると色付きかけた木々が。自然は確実に錦秋へと歩んでいます。

潜り岩の上で小休止。Iさんから茸の炊込みご飯のオニギリ。有難く頂きます。T尾さんが採ってきた茸で作ったそうです。ごちそうさま。
茸ご飯で力を付けていざウメバチソウへ。
秋色の中を行きます。この辺りまだまだダイモンジ街道が続いています。まるでブーケのような形で咲いているのもあります。


8:45 a.m. ウメバチ地帯着。
まだまだ咲き続けていました。今まで見落としていた蕾も咲き出し思っていたより花数が多くなっていました。

今シーズン最後の見納めに思った以上のプレゼント。気を良くしてドンツキを目指します。
いやいやダイモンジ街道もまだまだ続いています。まだ咲いたばかりの初々しい子もいます。



9:00 a.m. ドンツキから大黒岩へ。

9:05 a.m. 大黒岩着。
丁度特等席が空いたのでそちらへ。足を投げ出し下界を俯瞰します。「ええ天気や〜。」これなら降られる心配は無さそうです。

差し入れのリンゴで喉を潤し景色を満喫してから山頂公園へ。
一ノ谷新道に合流してからの道で紅葉の光のシャワーを浴びながら。

山頂公園、自然学校前の広場のベンチで小休止。その後望湖台へ。

9:50 a.m. 望湖台着。
三角点、望湖台は凄い混雑。中道駐車場はまだ空きが有ったくらいですがロープウェイのお客さんは大盛況のようです。

ゲレンデから中道へ。芝生の中の鹿の糞を避けながら行きます。しかし凄い糞、こんな所で寝転べないなあ。
朝陽台に寄ってから降ります。その途中、あちこちに綺麗に色付いたツツジ科の木々。


10:20 a.m. 上のテラス着。

実はここからの紅葉を期待してわざわざ混んでいるであろう中道を降りに執ったのですが・・・。
空は陰りガスが湧き上がっては消え湧き上がっては消え。ガスの切れ間を狙って撮りますが日が陰っている為、発色はイマイチ。
いつの間にかすっかり曇っています。「天気予報嘘つかない。」

多くの人と行き違います。待ちで立ち止まる事が多いです。それでも一所懸命登っている幼い子供達や可愛いお姉さん方を眺めていると微笑ましく思えます。
中道って良い景色。綺麗なお姉さんがいっぱい。

キレットの登り返しもちっとも苦になりません。いや岩場が楽しいくらいです。


11:45 a.m. 小屋に帰着。
雨は降っていませんが小屋の中で椅子に腰を降ろし靴の履き替え。地べたに下ろしたザックを椅子替わりにするより楽ちんです。
といっても昔の人間はみなどこでもザックを椅子替わりにしていました。特に雪の上など休憩していてもケツが冷たくならずに最良の方法でしたね。
片付けを終えてお暇します。
さあ今日も温泉が待っている。


2022年10月17日11時15分00秒 記



大きなサイズの写真はtanuo's fotolifeでご覧下さい。

Top Page へ