明かりを点けましょ、ぼんぼりに。


薄暗い日陰を背景に一輪だけ木漏れ日を浴びて輝いています。
まるでぼんぼりに明かりを灯したように。
明かりを点けましょ、ぼんぼりに〜♪ なんちゃって。



20210508

2週空いてGW最後の山行、シロヤシオ、ピンクヤシオを求め日陰尾根。石楠花、山芍薬を求め愛知川へ。
いつもT尾さんにお任せメニューです。全てドンピシャ、外れがありません。最上のシェフですな。

6:30 a.m. でっぱつ。
武平峠のパーキングからUKAIルート、先ずは三滝川本流を少し遡上、左側からの大きなルンゼに入ります。暫く行くと大きなザレバ、スカイラインからよく見えている大きな崩壊地です。こんな所にも薄い踏み跡が有るんですね。物好きなUさんらしいです。

ザレを登り詰めた頃、周りにはチラホラとイワカガミ。こんな北西風が吹きっ晒しの所にもう咲いているなんて! 暫く暖かい日が続いていた所為でしょうか。何はともあれ初物Get。

いよいよ崩壊地を越え緩やかな尾根に出ます。尾根上には至る所にシロヤシオ。まだまだ蕾ばかりですが中には満開に近いものも。

広くなだらかな尾根、辺り一面シロヤシオの森。

7:10 a.m. 日陰尾根のピンクヤシオ地点に合流。

ここで小休止。パンを齧り燃料補給。
その後は峠道経由で武平峠へ。こんな朝早くここを通るのはお初です。なんだか凄く新鮮。
見上げると新緑が輝いています。この季節ならではの輝き。

武平峠からは一旦トンネル西側へ降ります。沢谷道への入口手前の橋にはサラサドウダンの蕾。もう先の方が赤くなっているのが解ります。今年は何もかもが早いですね。
御在所北西面に沿ってアップダウンを繰り返しながら巻いて行きます。郡界尾根手前の日当たりの良い場所で休憩。丁度風が遮られ恰好の陽だまりです。

一服峠へ向かう郡界尾根を分け沢谷に沿って降ります。雨乞岳への分岐の窯跡からコクイ谷方面へ。
穏やかな源流歩き。流れも小さく軽快に進みます。シャクナゲを探しながら行きますが咲いていてもかなり上の方、写真撮影にはちょっと遠すぎます。
沢谷の滝上から覗きます。チラホラ見えますが殆どが蕾。この濃い赤も綺麗です。

9:20 a.m. コクイ谷に降り立ちます。
対岸中腹に大きなシャクナゲの木。綺麗に咲いています。

シャクナゲ求めてコクイ谷を降って行きます。咲いてはいるのですが、離れ過ぎてなかなか撮れません。それに花数も少ないような。


9:50 a.m. コクイ谷出合通過。そのままお目当ての場所へ。
先ずは最初のトリカブト広場。一面トリカブトだらけですが奥の山際の方にヤマシャクの株。近付いて見ると白く大きく膨らんだ蕾がいっぱい付いています。これはもう直ぐ。
もう少し先の右側のなだらかな斜面、ここもトリカブト、ヤマシャクが点在しています。奥の大木の根本辺りに大きなのが見えます。近付いて見るともう綻んでいます。他にも綻びかけのがいくつも。

これは期待大です。いつもの所ならかなり咲きそろっていると思われます。
そして・・・、

凄い事になっていました。この群落、この増えよう。他にも蕾は着けていませんが小さな株が周りを侵食しています。いずれその内ヤマシャクのお花畑が出現するかもしれません。
薄暗い日陰を背景に一輪だけ木漏れ日を浴びて輝いています。まるでぼんぼりに明かりを灯したように。
明かりを点けましょ、ぼんぼりに〜♪ なんちゃって。

本命を堪能した後はT尾さんが何年か前に発見した所へ。小峠から上水晶出合へ降らず尾根通しに降った所の最後のザレが愛知川(神崎川)に落ち込む辺りです。
コクイ谷出合の手前で愛知川左岸側に渡渉し、左岸沿いに行きます。その途中にもチラホラと小さな群落がありますが、小規模なものはパスして行きます。
一度右岸側に移り、小峠からの最後のザレに向かい再度渡ります。
そのザレの隣、河岸段丘状の平らな所に、「なんじゃこりゃ。」 先程の本命を遥かに凌ぐ大規模なお花畑が。時刻は10時40分。
これだけあれば既に食傷気味ですが、綺麗どころを見繕ってパチパチパチ。

すぐ傍にはキランソウも。T尾さんの話では白いキランソウも以前見つけたとか。それは【地獄の釜の蓋】でなく【天国への扉】かもしれません。
双子のヤマシャクやらハルリンドウやら。白花のハルリンドウも。

花を愛でながらまたまた陽だまりでのんびりお昼ご飯。
そして最後のお花畑へ。対岸の登山道(千草街道)へ渡ります。登山道手前の土手にワチガイソウ。こんな所に【場違い草】。


10:25 a.m. 最後のお花畑着。
ここもかなり大規模ですがトリカブトの中に混在しておりそれを掻き分けながら行かないといけません。

その後一旦コクイ谷に降り、左岸側の傾斜地へ登ります。三人山からのルンゼの中にありちょっとこじんまりとした群落です。高度があり風も強くまだ蕾が多いです。ここは他の場所が時期遅れになった時の保険くらいに考えておけば良さそうです。
最後の穴場を後にして帰途に就きます。コクイ谷に出て沢谷、一服峠からスカイラインへ。
このスカイライン歩きが一番堪えました。一服峠からの降りで膝がガクガク、それからの炎天下のペイブメントの照り返し。武平トンネル内を抜ける風に吹かれてやっと生きた心地がしました。
トンネル越えれば車はもう目の前。

13:20 車に帰着。
棒のようになった足を無理矢理曲げて靴を脱ぎます。「あっ、足が攣りそう。」
帰りの温泉で、首がヒリヒリします。5月、紫外線も強くなってる筈です。今日は曇りと思っていたのに、一日中好天でした。嬉しい誤算ですが首のヒリヒリは遠慮したかったです。


2022年05月09日22時15分00秒 記



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