腐れ雪Hike


展望を楽しんだ後はどこでも歩きで記念碑広場へ?
いや、トレースを外した途端にズボッ!
こりゃ地獄谷パスって正解です。
足元を気遣いながら雪尾根を行きます。
「う〜ん、雨乞岳が綺麗!」



20220305

先週の筋肉痛が癒えぬまま本日も御在所通勤。
最近はかみさんの方が気遣ってくれて「行かなくて良いの?」なんて聞いてくれます。ホント良妻に恵まれました。
今日はいやに道路が混んでいました。土曜日だからですね。
駐車場に着き携帯TELから着いた旨連絡します。仕度をしていると皆さんやってきました。えっ、地獄谷降るって? この軟雪では武平まで戻るのが大変です。「様子を窺い条件が良ければ。」って事で取り敢えず上まで。その登りも「中道は踏み固められて危険だから本谷で。」だそうです。ホント雪がお好きですねえ。
一時期に比べ本当に明るくなりました。もうすぐお彼岸ですもんね。

6:55 a.m. でっぱつ。
無茶苦茶良い天気です。

登山道に入るとしっかりしたトレースが続いています。しかし気温が高く踏み跡を外すと確実に踏み抜きます。今シーズン雪は多かったですが夜間の冷え込みが少なく雪の締まりは悪いです。鈴鹿辺りでウインドクラストなんて期待する方が間違いですか。こんな雪では地獄谷から武平まで回るのは大変でしょう。と行く前から諦めています。そうです。早朝でこのド腐れ雪、昼になればもっと緩むのは明らかです。

7:30 a.m. 不動滝着。
雪解け水が流れ落ち正真正銘の滝の姿を見せています。左岸側の小滝も今日は雨後のように水量が多いです。


7:45 a.m. 大岩にて小休止。
風も無く日射しも強くまさに日溜まり。もう春山ですね。

小休止というより大休止になっちゃいました。さあボチボチ行きますか。
小滝連続帯を巻き大黒滝に向かいます。登攀を要する所も全て雪がべったりと着き階段上りでパスして行きます。こんな事が出来るのもこの季節の特典。

8:15 a.m. 大黒滝。
すっかり氷が融け水が落ちています。左岸側に融け残った大きな氷塊が残っています。前回とは大きな違い。やはり春ですねえ。

そのまま上へ抜けその上の巻道へ。
谷に戻り潜り岩左岸側のクラック?いやクラックは完全に埋まり真っ白の雪壁が続いているだけ。ステップを切りながら階段上り。
潜り岩の上でまた大休止。こんな天気の良いポカポカ陽気の日はあくせく登らず日向ぼっこ。

この先は延々と雪壁歩き。登攀を要する岩は遥か下。エッチラオッチラ階段歩き。


9:10 a.m. 大黒岩展望台着。

俯瞰を楽しんだ後は山頂公園へ。

9:25 a.m. 山頂自然学校前で日向ぼっこ。

ポカポカと本当に暖かいですねえ。冷たいお茶が旨い季節になっちゃいましたか。その冷たいお茶が五臓六腑に沁み込んで行きます。
ん?人が少ないのは土曜日だから?
大休止の後は望湖台を目指しでっぱつ。

10:05 a.m. 望湖台着。

風が強く飛ばされそう。真冬のように体温を奪って行くような冷たさはありません。もうすぐお彼岸ですからねえ。
展望を楽しんだ後はどこでも歩きで記念碑広場へ?
いや、トレースを外した途端にズボッ! こりゃ地獄谷パスって正解です。
足元を気遣いながら雪尾根を行きます。「う〜ん、雨乞岳が綺麗!」

遊歩道から峠道へ。試しにトレースを外し斜面を走り降ります。ズボズボッ。やっぱりダメか。トレース辿りましょ。


武平峠からスカイラインへ。
丁度11時にスカイラインに出ました。後は除雪してあるスカイラインを辿ります。工事車両が入っているおかげですかね? 昔は除雪されておらず、いつもスキーで滑って降りたらさぞかし楽ちんだろうなって思っていました。
スパッツも外してしまったので登山道に戻る事もなくひたすら車道を歩きます。
おっ、東多古地の滝も今日は水量が多いです。どんどん雪融けが進んでいる証拠ですね。


12:00 a.m. 駐車場着。
皆さんお疲れ様でした。
大分雲が出てきたようですが本当に良い天気、良い一日でした。

さあ温泉が待っている〜♪


2022年03月05日18時40分00秒 記



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