おケツでシュプール シーハイル!


上半身でバランスを取り向きを調整しながら滑ります。
ふ〜この快感、堪りませんなあ。
滑るのに夢中になり当然写真は無し。まっ、いいか。
振り返ればデッカイおケツのシュープール。
左股の落書きも皆でやれば恐くない。



20220227

気が付けば前回から一ヶ月が過ぎてしまいました。今年の三重は例年にない大雪。天候で敬遠したのもありますが、それにしてもサボり過ぎです。お陰でメタボ街道まっしぐら。いかん、そろそろ絞らなくっちゃ!
てな訳でお久の御在所、いや今日は鎌でした。
菰野の道の駅で定期便(ていきべんと読みます。)のつもりが2つともオキュパイド。仕方ない、湯の山バスセンターまで我慢するか。
一時期に比べ随分明るくなりました。空は? 曇っています。降られなきゃ良いか。
バスセンターのトイレで朝のお勤め。今日も快調快調。外に出ると御在所がデーン。いつ見ても別嬪さんやなあ。

駐車場に着くと皆さんもうお待ちかね。いや今日はIお母さんがワクチンブースター接種の直前との事で大事を取ってお休み。じゃあ3人連れ立って行きましょうかねえ。
グズグズ仕度をして7時にでっぱつ。お待たせしてすみません。
丁度雲の隙間からスポットライトが御在所に。今日は曇っていた為モルゲンロートにはお目にかかれず。

薄氷に覆われたスカイラインを行きます。スッテンコロリに気を付けて!
今日は三ツ口左股だそうです。お二方について行けるかなあ?
スカイラインから谷道に入ります。先行者のトレースあり。使わせて頂きます。
かなりの距離を楽させて頂きましたが途中で忽然と踏み跡が消えています。どうやら引き返して尾根に向かったようです。T尾さんは臆することなく深雪ラッセル。凄い馬力ですな。
大滝手前の枝沢から巻道を辿ります。こちらも傾斜が急で踏み固めながらの行軍です。
高巻きから沢を渡り行きますが深雪に辟易。頃合いを見て右岸尾根へ。なんとか長石尾根の道に合流。こちらはしっかりとトレースが付いています。「あ〜、楽ちん楽ちん。」と思ったのも束の間、高度が上り丁度日本庭園辺りからモロに北西風を受けます。チリ雪が容赦なく顔面に打ち付けます。「痛い痛い痛〜い!」
一ヶ月間の無精が祟りもう体力の限界。ヨレヨレの身体に鞭打ちながらヨタヨタとついて行きます。
「は〜、やっと肩に着いた〜。」

山頂はもう直ぐ。一歩一歩ゆっくりと登って行きます。

10:15 a.m. 鎌山頂着。
足元右手一段下がった所に祠の屋根が出ています。こんな高い所からで申し訳御座いませんが、二礼二拝一礼。
風を避け東側に開けた所でお昼ご飯。そう言えばお茶も一度飲んだきり。ハードな登りでした。
昼食後は降りに備えヤッケ代わりの合羽を着ます。時々陽が射しますが一瞬でまたガスの中。狙いを澄ませ一瞬を狙いパチパチ。


10:30 a.m. 本日のメインイベントに向けてでっぱつ。
三ツ口谷尾根コース降り口から見下ろすとほんの少し降るだけで直ぐ左側斜面から滑り降りれそうです。

ん? もうお二方とも滑り降りています。人の滑った跡の方がよく滑るのでシンガリはお得です。
雪が軟らかく傾斜が落ちると直ぐ止まってしまいます。その度に立ち上がるのがしんどいです。
ルンゼへの下降点は例年ならとてつもない急傾斜なのですが、今年はこの大量の積雪のおかげで上の斜面からそのまま滑り降りれます。上半身でバランスを取り向きを調整しながら滑ります。ふ〜この快感、堪りませんなあ。
滑るのに夢中になり当然写真は無し。まっ、いいか。
振り返ればデッカイおケツのシュープール。左股の落書きも皆でやれば恐くない。

あっという間に出合着。後はトレースの無い雪の上を尾根に向けてエッサエッサ。

11:00 a.m. 尾根と谷の分岐着。

小休止の後尾根伝いに降ります。
弥一への鞍部から三ツ口谷へ。もうこの先はトレースもあり安心して降れます。
降って来ると天気もすっかり良くなり日射しが暑いくらいです。

第二堰堤の下が雪滑りの最後。後はひたすら歩くのみ。気温の上昇と日射しで雪はグサグサのド腐れ。予期せぬ所でズボッと踏み抜きます。
第一堰堤の雪原で合羽を脱ぎます。ついでにおしっこ。もうポカポカで春山気分。


12:10 a.m. 駐車場着。

今日も好い一日でした。身体の方は過負荷でギシギシ軋んでいますが。
さあ温泉で筋疲労を癒してから帰りましょ。


2022年02月27日20時15分00秒 記



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