紅葉狩りHike


久しぶりの二山、涼しさのおかげか疲れは左程なし。
本日は鈴鹿とは思えないほど鮮やかな紅葉が堪能できました。
通い始めて半世紀、その中でも見た事のない艶やかさ。
今後は鈴鹿の紅葉をバカにするのは悔い改めなければなりません。



20211106

T尾さん情報によると駐車場は午前6時にはほぼ満車との事。それで小屋前に駐車させて頂く事に。A5では腹を擦ってしまうので今回は軽で行く事に。坂道登かしら?
案ずるより産むが易し。イライラしながらもなんとか登って行きました。
紅葉シーズンが終わり雪がちらつき始める頃には車もグッと減りまたA5出動出来るでしょう。なんたって我家から御在所まで軽で行くのはかなりしんどいです。
車を停めているとすぐIさん達もやってきました。本日も宜しくお願いします。


6:30 a.m. でっぱつ。
雲一つない日本晴れ。風も無く穏やかな日です。御在所山頂付近は既に冬枯れの様相、中腹辺りが最盛期のようです。

駐車場手前の駐車地には既に停めている車があり既に満車となっていることが解ります。駐車場まで登って行くと見事に満車。停められずにスカイラインへ出て行く車が連なっています。やはりT尾さん情報通りでした。
中道入口付近には大勢の人がいます。時間が遅くなると中道大渋滞は確定ですね。
登り始めてもハイペースの若者軍団がどんどん追い越してゆきます。ほんと早朝から凄い人出です。
真横から射す早朝の日光に鮮やかな紅葉が輝いています。鈴鹿の紅葉にしては今年はなかなかの色付きです。というかこんな下から色付いているんですね。山頂部が既に終わっているであろう事に納得。
シロモジの黄葉が殊の外艶やかです。一般的な薄い黄色ではなく今年のは山吹色に近い鮮やかさです。

ドウダンの赤もどす黒い赤よりも鮮やかな赤が目立ちます。暖かい日が続いた後に急に冷え込んだからでしょうか。鈴鹿の紅葉をバカにしていたtanuoさん、これからは悔い改めなければなりません。

鎌の北面中腹も黄色が目立ちます。写真では解り辛いですが。

尾根筋に出て振り向くと、丁度真後ろからの透過光に光り輝いている紅葉に目を射られます。鮮烈な山吹色と真っ赤が暫く続きます。


7:45 a.m. キレット通過。

人の多い鎖場を避けフェイス側から降り立ちます。しかし人が多いですねえ。

キレットからの登り返し、見上げると青空をバックに紅葉が透過光で輝いています。赤も黄色も綺麗です。


8:05 a.m. 北谷テラス着。

対岸国見尾根の中腹が綺麗です。
ふとマンサクの木を見ると、来年の花芽が全く付いていません。今年も殆ど咲かなかったし、その内枯死してしまいそうです。

8:35 a.m. 上のテラス着。

今日は遠望がよく効きますが上空の方には湿気がかなりあるようで北アは全く見えません。辛うじて御嶽山頂部がぼんやりと望めるだけ。


8:50 a.m. 富士見岩着。

朝陽台から遊歩道をそぞろ歩き。さすがにここまで来ると夏同様の恰好では少々寒いです。自然学校前のベンチで日向ぼっこしながら朝ご飯を頂きます。お日様燦々で暖か〜い。
大休止の後は久しぶりに望湖台へ。

9:40 a.m. 望湖台着。

三角点付近は芋を洗うような人人人。望湖台も同じく。超過密状態ですが緊急事態宣言も終了した事だし、まあいいか。
峠道を降ります。あちこち山肌は錦を纏い、艶やかな景色を見るたびに「ワ〜オ、ワ〜オ!」を繰り返し降りて行きます。


10:30 a.m. 武平峠着。
いつもならこのまま降りてしまうのですが、今日のこの天気と真っ盛りの紅葉、鎌の紅葉も味わいたいですね。三人揃って「もう少し頑張っちゃいますか。」
という訳で鎌へと登り返します。
紅葉の光に染まった木漏れ日の下を行きます。涼しさのおかげで汗も左程かいていないし本当に爽やかな散歩です。いや、登りはやはり堪えますまあ。


11:30 a.m. 鎌山頂着。

祠に二礼二拝一礼。ここも過密状態。軽く燃料補給して、鎌の紅葉を愛でに長石尾根へ。途中で三ツ口谷へ降り車に戻る事にします。


13:20 車に帰着。
久しぶりの二山、涼しさのおかげか疲れは左程なし。
本日は鈴鹿とは思えないほど鮮やかな紅葉が堪能できました。通い始めて半世紀、その中でも見た事のない艶やかさ。今後は鈴鹿の紅葉をバカにするのは悔い改めなければなりません。

温泉街バスターミナルの交差点には交通整理のおばさん。かもしか大橋方面には車列なしで反対側には延々と繋がっています。
念の為おばさんに聞いてみると、かもしか大橋の手前で車が並んでいるとの事。どれほど待たされるか判らないのでそのまま直進します。ちょっと汗臭いけど温泉はパス。このまま帰る事とします。
登りの車線はかなり下まで続いていました。こんなところで待っている内にロープウェイは営業終了してしまうでしょう。気長な人達ですねえ。来るならもっと早く来れば良いのに。


2021年11月06日23時35分00秒 記



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