30日土曜日午前は〇〇の打合せ。出掛けに携帯TELを見るとショートメイルあり。
前日夕方のものでお誘いメールでした。早速かみさんに稟議申請。「お誘いならしゃあねえな。」で即認可。
1月は3回目です。このところ好成績が続いています。これも武漢ウイルスのおかげ。
移動中は私一人、行動中も三密とは程遠い状態なので感染リスクは限りなく小さいです。不要不急ではありますが私なりにリスクマネージメントを実行しつつお出かけです。
6:50 a.m. 中道駐車場着。
家を出る時から小雨がぱらついており、こんな天気の割に車が多いです。と言っても無雪期とは大違い、私専用スペースは塞がっていましたがどこでも選り取り見取り。
車から到着した旨の電話。車の中で靴を履きスパッツを着けて〜。だって外寒いし小雨が降ってるもん。
そうこうしている内に皆さん勢揃い。今日はM先生もご一緒です。先ずは年始のご挨拶。
7:15 a.m. でっぱつ。
御在所は雲の中。幸い小雨も殆ど気にならないくらいに治まっています。
今日は本谷雪遊びだそうです。アイゼンバンドもピッケルバンドも交換済み、切れるなんてことは絶対に無いでしょう。
くの字に曲がった橋は避けてスカイライン脇から登ります。雪は少なくあまり潜ることもなく進んで行きます。
積雪が少なく年末の雪は根雪にならず融けてしまったようです。
気温も高く凄く蒸します。谷に出た所で上着を脱ぎます。
滝はあまり凍っていませんが周りにツララがいっぱい着いています。「お日様出ないねえ。」こんな光線じゃあ写真が撮れません。
8:35 a.m. 大岩の上。
Iお母さん達、アイゼン着けるなら大岩の下で着ければ良かったのに、ツルツル滑りながら腕力登攀した後で着けています。いずれこの先着ける事になるのですから。
気が付けばチリ雪がかなり降っています。濡れ防止にまた上着を羽織ります。
小滝連続帯は落石の跡がガラガラなので巻いて行きます。そして最初の核心部、大黒滝の谷の右岸バンドへの登り。
ちょっとてこずりすぐ後ろに渋滞の列。まあ急ぐ旅でもなし、待ってもらいます。まず無精者のT尾さんがノーアイゼンで登りシュリンゲセット、それを補助に後続が登ります。皆さんホント無精ですね。男どもは皆ノーアイゼン。ツァッケがちびるのを嫌ってるのかな。
騙し騙し登ってゆくと直ぐに大黒滝。光線が悪く見栄えがしませんがそこそこ氷が付いています。
大黒滝を巻き縦樋滝を巻き潜り岩へ。ここが次の核心部。鎖頼りに外側クラックから。
そしてその上、いきなりまた手こずります。どうってない所が半端な雪の付きようでいきなりグレードが上がります。
その次はウメバチ地帯。皆さんが岩小屋の下から登っている間にtanuoさんは遊び心に負けてクラックから。「ふ〜、死ぬかと思った。」
高度が上がるほどガスが濃くなって行きます。雪が少なくまた軟らかくズボズボやりながら登って行きます。
気が付けばもうドンツキ。右岸側の大黒尾根へ。笹の束?に掴まりながら這い上がります。大黒岩の方からは団体さんの賑やかな声。パスって尾根を登ります。滑りながら一ノ谷新道へ抜け山頂広場へ。
10:30 a.m. 自然学校前。
外のベンチで身繕いして朝ご飯。薄皮粒あんパンの甘さが全身に染み渡って行きます。
皆さん中の休憩所でストーブにあたっているとか。一度温まってしまうと出る時が辛すぎるのでどうしようか思案の末、結局は中へ。うわ〜、極楽極楽。
10:55 a.m. 辛さに鞭打ってでっぱつ。幾分明るくなったような。
遊歩道を峠道へ。
峠道も雪が少ないです。3日に来た時よりかなり少なく掘割の中の道を辿って行けます。この前は横の土手を歩きましたから。
11:40 a.m. 武平峠でツレション。すっきりしたところでまた雪滑り。
良い年のジジババが雪と戯れ大騒ぎ。キャッキャ、キャッキャと大笑い。笑う門には福来る。
スカイラインが近付いて来ると薄日が射してきます。周りも明るくなり山頂付近の様子が嘘のよう。
浅く軟らかな雪を蹴飛ばしながら降って行きます。そして大きな左カーブを抜けると、眼前に西多古地の滝。気温の高さから全く期待いていなかった氷瀑が目の前に。
よく見ると外側の氷はかなり残っていますが内側はドウドウと水を落としています。全面崩落直前の姿のようです。
12:30 駐車場着。
皆様お疲れ様でした。そして楽しいひと時を有難うございました。
ふり仰ぐ御在所は相変わらず雲の中。一転こちらはまだ雲は多いものの青空が広がり始めています。「日焼けしなくて良かった!」
片付けを済ませ小屋まで降りて行くとM先生が手招き。そしてバレンタインチョコのプレゼント。「わ〜い、やったね!」
T尾さんからはCAMUSのゴルフボール。いつも頂いてばかりで申し訳ございません。
温泉組合事務所で温泉祭りの券を買い、本日は久しぶりにグリーンホテルへ。雨じゃないので駐車場からの歩きも気になりません。鹿の湯よりも広々してるので三密も避けられます。・・・なんて思っていたら凄い人。タオルで口を覆い入浴する羽目に。いや浴槽も沢山あるし人の少ない露天に移動。あちこち人を避けながらの入湯です。これもリスクマネージメント。
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