暫く前から予定していた御嶽行き、天候不順で先送りしていましたが今週も安定せず。それでホームゲレンデの御在所となりました。
8月は準Weeklyとなっていましたが、9月に入り2週連続の自宅待機。Weekly Hikeにはまだほど遠いtanuoさんです。
と言う訳で本日は靴のならし運転第三弾。
駐車場に着くと車が少ないです。家を出て直ぐに、ほんの短時間ですが土砂降りに遭遇したくらいですから、皆さん様子見しているのでしょう。
仕度を終え小屋まで降ろうとしていたら、丁度皆さんが上がって来ました。私がいつもより遅かったのかな?
それじゃあ出かけましょうかねえ。
6:50 a.m. でっぱつ。
山頂は未だ雲の中ですが、四日市辺りから見た時よりも雲はずっと上の方に移動しています。
今日はウメバチ偵察第二弾だそうで、ダイモンジソウも上の方でお目にかかれるかもしれません。
空振りにならない事を期待して、いざ出発。
前回に比べかなり涼しくなりました。雨上がりではありますが、この気温ならヤツラもまだ動けまい。涼しい内にヤツラのテリトリーを抜けてしまえば被害にも遭わないでしょう。
爽やかな朝の冷気の中、樹林帯を抜け沢筋を登り始めます。先回の跌を踏まないよう足裏に神経を集中して行きます。大分馴染んだようですが、まだまだ滑り易いです。よく見ていると、ソールが柔らかい為つま先が簡単に曲がってしまいそれでつま先のフリクションが効かず滑ってしまうようです。名ばかりLOWAのハイキングシューズ、お値段LOWAでソールはフニャフニャ。とても山靴とは言えません。多少高くても次は絶対にまともな靴にするぞ〜。次買えるほど生きているかどうか知りませんが。
大岩の上で小休止。傍のクサギの上、ムラサキシキブの実も前回よりかなり大きくなり色付き始めています。
崩壊地を巻き小滝の上に出ます。あっ、この下のダイモンジソウの様子を見れんやった!
そのまま大黒滝の谷に入ります。
縦樋の滝を巻き谷に戻る所、崩壊が進み通るのが恐いです。その内どなたかが橋でも掛けてくれるでしょうね。
なんて話していたら、目の前にダイちゃんの蕾。かなり大きく膨らみ部分的に一部花弁が伸び始めているのもあります。
そして次々と水滴を纏った蕾が連続して現れます。
8:40 a.m. ウメバチ地帯。
前回より確実に蕾が膨らんでいます。開花は10月を待たなければならないでしょうが、膨らんだ分目立つようになり前回気付かなかった株も発見。一月先が楽しみです。
カメラの調子が悪く、アキノキリンソウの撮影に手間取っていると上の方で大きな歓声。どうやら開花しているダイちゃんを見つけたようです。
行ってみると花弁が水滴にしなだれたダイモンジソウ。その先も悉く水も滴るダイちゃん街道。
ドンツキから大黒岩へ。
9:10 a.m. 大黒岩展望台。
いつの間にか晴れ渡り青空には秋の雲。その下に薄い霧状の雲が部分的に広がり、目の前には伊勢平野上空の積雲が流れて行きます。柔らかな陽射しが心地良く、いやその暖か味が恋しいくらいです。
Iさんのドラエモンポッケから出てきたフルーツのお相伴に与り、ゆったり寛いだ後 山頂広場に向けて出発。
山頂広場自然学校前のベンチでも小休止。柔らかな陽射しが本当に気持ち良いです。後一月もすればこんな格好ではいられなくなり、もう一月すれば冬の御在所がやってきます。今年は冬まで準Weekly出来るかな? (これもウーハンバイラスのおかげです。世の中 悪い事ばかりじゃありませんね。)
望湖台、突端の岩に立つと強風で押し戻されそう。体感温度はかなり下がります。ちょっと前まであんなにクソ暑かったのに!
柔らかな陽射しを浴びながら峠道を降ります。すっかり晴れ渡り御嶽中止が悔やまれますが、この涼しさでは御嶽山頂は下手すると0℃近くかもしれません。二の池の周りも氷だらけって事になっている可能性大。
それに比べて今日の御在所は天国です。御在所にして大正解って事にしておきましょう。
10:30 a.m. 武平峠。
お喋りしていると見覚えのある人が登ってきました。なんとUさん。暫く近況報告などしながら過ごします。
この辺りをテリトリーとしていると必ずどこかでだれかと出くわします。
またどこかで遭う事を楽しみにお互いにでっぱつ。軟弱の塊と化した我々は間違える事も無く全員スカイラインへ。
スカイラインからはショートカットなしで登山道を辿ります。木漏れ日を浴びながら昔よく歩いた道、至福の一時です。
(昔はスカイラインをショートカットに使う人なんて皆無でした。通行量も多かったし・・・。有料だったからって歩行者まで課金される訳でもないのにね。)
私の感慨とは裏腹にT尾さんは専ら食い気。この辺り○○タケがよく取れるそうです。降るまでに袋にいっぱいの収穫。とれたての天麩羅、帰宅後は秋の味覚に舌鼓ですね。
11:30 a.m. 駐車場着。
すっかり晴れ渡った青空の下、御在所はその荒々しい雄姿で目の前に聳えていました。
帰りに寄った温泉で。
湯上りに身体を拭いているとタオルが血塗れ。場所が特定できず探していると背中から腰に繋がる辺りのようです。鏡で見ても解らず、暫くしてからその辺りをタオルで拭くとベットリ。擦り傷、切り傷ではないようです。では一体何が?
考えられるのは降りの途中どこからかで、ヤツが腰の辺りから侵入したらしいって事です。
降りはかなり暖かくなっていましたから、やっと動き出したのでしょう。
でもこれが今シーズン最後でしょう。日一日と涼しくなって行きます。ヒル君また来年ね〜。
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