先日T尾さんからお誘い。家のかみさん、お誘いだと無条件で稟議を通してくれます。
2日か9日とのお話を聞くなり「2日とも良いよ。」ですって。
という訳で本日、田立の滝へ。
7時集合との事で4時10分自宅出発。下道だけでは遅れるかもしれないので多治見から中央道。ピュンピュン丸で走ったら田立に1時間前に着いちゃいました。
ちょうど下の集落でIさんと一緒になり、粒栗駐車場に着くと既にT尾さんの車が停まっており中で仮眠中。朝飯にアミノゼリーをチュウチュウしてから早めにでっぱつ。
6:20 a.m. 駐車場をでっぱつ。
道中雲が多く降られるかと思いましたが、こちらは雲は多いものの薄日が射しています。これくらいならまずまずの天気。
谷の水量はかなり多く、稀に見る勇壮な滝が堪能できそうです。
かなり湿気を帯びた大気に体感温度もかなり低め。涼しい山歩きとなりそうです。
久しぶりの歩きに身体もヒートアップ。全身から汗が噴き出し始めた頃に螺旋滝の分岐。
早速降って行きます。
7:20 a.m. 螺旋滝到着。
凄い水量です。正直初めて見た水量の多さと言っても過言ではありません。大体が秋冬の渇水期ばかり来ていたものですから。
そしてこの時期の花、タマガワホトトギスも咲いています。
ここは日陰であるのと滝からの霧で寒いくらいです。早々に戻ります。
登山道に戻り暫く行くと、直ぐ足元に洗心滝。いつもなら樹間越しの為よく見えないのですが、今日は水量が多い所為かよく見えます。。
そして行く手には霧ヶ滝。凄い水量です。
霧ヶ滝の巻道の急な階段を登り終えると天河滝が正面に。
離れていても凄い風とともに飛沫が霧となって降り注いできます。
帰りにまた寄る事として巻道から天河滝の上へ。
滝の落ち口のすぐ上へ出る桟道は取り払われその上を巻いて上流の橋に通じる道に変わっています。まあこんなに水量の多い日は流れを飛んで避難小屋の方へ行くことも出来ないので桟道に導かれながら行きます。
橋を渡って左岸へ、そして不動橋を渡りまた右岸へ。この辺りの桟橋道、吊り橋など木製の板に苔が付き濡れていると凄く滑ります。落っこちないよう気を付けて、気を付けて〜。
右岸に渡ると直ぐに千鳥桟橋。ここも手摺に?まりながらでないと怖くて歩けません。
登りきるとまた平坦になり流れは龍ヶ瀬という滑滝。いつもは流れのすぐ横のスラブを歩いて行くのですが、今日は流れの幅が広くちょっと遠慮しておきます。
登山道から箱渕へそれます。水が多過ぎて箱から溢れています。こんな景色、今までで初めてです。
8:45 a.m. 丸渕着。
ここで小休止、燃料補給します。
T尾さんからチーズケーキの差し入れ。レアチーズのほんのりとした酸味が大汗かいた身体に沁みいってきます。Iさんからも差し入れ。相変わらずお父さんのザックはドラエモンのポッケ。
いつもならここから林道までの登りは道も失うほどの薮漕ぎの連続。の筈が今日は綺麗に草が刈ってあります。草の無い所が道なので迷う事も無くひたすら歩き続けると林道にひょっこり飛び出しました。あ〜、今日は楽ちん。
天然公園まで45分の看板があります。曇りがちで丸渕で休んでいる時にも濃いガスが漂ってきたりしていたので、リスク回避の為本日はパス。不動岩へ向かいます。
9:45 a.m. 不動岩。
上から木曽谷を俯瞰します。南部の高峰山も山頂辺りが雲の中。辛うじてなだらかな稜線からそれである事が解かります。恵那山なんて分厚い雲で全く見えません。きっと降ってるんだろうなあ。
さてここからが本日の核心部。ツルツル滑る桟道を騙し騙し降りて行きます。如何せん斜度が急なのと未だ苔の付いた板が濡れているのとで悪戦苦闘。死ぬかと思いました。
そして降り切ったところにタマガワホトトギスの群落。地獄が一転天国に。
吊り橋で鶴翼滝を渡り朝来た道と合流。後は滝見をしながら降って行くだけ。朝に比べ桟道も乾きかけて滑り難くなっています。ああよかった。
帰りは岩も乾きかけており龍ヶ瀬の滑横を降ります。
不動滝落ち口から覗くと・・・。
振り向くと。
ここでまた小休止兼燃料補給。
またまたフルーツやら何やらおすそ分け。リッチな行動食!
そしてまた滑り易い千鳥桟橋を降ります。
不動滝真横。
ド迫力の天河滝。
朝はガスで朧げだった不動岩も姿を現してきました。
後は樹林帯の中を降って行くだけ。と思っていたら右足踵部分に違和感。なんとビブラムの踵が剥がれかかっているではありませんか。
この靴、既に年季も入っており張り替えに出しても「買換えなさい。」と言われそう。高温多湿の車庫の中に置きっぱなしだったのがいけなかったのかなあ。
買い替え予算が付かないので山はもう引退かな? 冬以外はスニーカーでも良いので、冬だけ引退? まっ、いいか。
12時前には駐車場に着いてしまいましたが、空は相変わらずどんよりしています。まあ良い判断だったって事にしておきましょ。
帰り道、遠回りしてアララギ温泉へ行ってみると、なんと閉まっているではありませんか。すぐ隣の木曽温泉はここからの引き湯、かけ流しではありません。おまけにレジャー施設であるため人も多いだろうしお値段は高そうだし。って事で諦める事に。中津川に入っても19号は流れているし時間的にも早いしで中央道はパス。それで19号を走り続けていましたがやはり温泉に入りたくなってしまい、「そうだ、曽木温泉にしよう。」
ナビでセットするとこちらからでも結構近いです。あそこなら泉質は良いし、空いているし、お値段格安。一路バーデハウス曽木へ。
入浴後は瀬戸経由で帰宅。このコース、けっこう良いかも。
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