秋のお花見ハイク


その後ずっとダイちゃん街道が続きます。
どれも最初と同様年増もいればピチピチも。途切れる事無く続きます。
流れの中よりも両岸の水が滲みだしている所におおきなコロニーを作っています。
そう言えば大岩の右岸壁、長石犬星の左岸側壁も凄いコロニーがありましたっけ。



20181013

すっかり御在所とはご無沙汰。前開が8月11日なので既に2ヶ月が過ぎています。このまま山とは縁切りかと思っていたらかみさんが「明日山行っていいよ。」
なんてことは無い、自分の用事が出来たため明日の予定を変更。tanuoさんも居なくていいから出てって頂戴って事のようです。
理由はどうであれ用が無いのなら久しぶりにボケ防止とメタボ治療を兼ねて出かけますか。前日夜遅くなのでT尾さんにも連絡出来ずで悪しからず。
早速過去ログを調べます。うんうん、この時期ならまだダイちゃんもウメちゃんも終わっていません。じゃあ明日は本谷。
秋の行楽シーズンでもあり御在所は混雑が予想されます。じゃあ早く出るか。明朝4時に目覚ましセット。早く眠る為に寝酒を少々。「おやすみなさ〜い。」

6:10 a.m. 中道駐車場着。
確実に停められるように温泉街から来ましたがスカイライン側はガラガラ。当然こちらもガラガラでIさんの車の他にもう1台が停まっているだけ。
あまりにこのページで本番へ行くようにけしかけたので皆さん遠出なのかな? ・・・それは無いでしょう。
Iさんも本谷のダイちゃん目当てとの事でご一緒します。Iお母さんが作品展最終日で帰りに藤内小屋へ行かなければならないそうなので、山頂からは裏道へ降りるとの事。私も永らく裏道は歩いていないので小屋までご一緒です。

6:30 a.m. でっぱつ。

天気はあまり良くない筈がまずまずの天気。雲は多めですが青空も覗いています。
もう10月も半ば、すっかり涼しくなりました。Iさんの話では本谷もかなり蛭が増えたそうで木の枝から蛭が降ってきたこともあるそうです。でもこんなに涼しくなればその心配も無いでしょう。
谷筋に降りるまでの一登りもこの涼しさのおかげで、大汗をかくまでには至りませんでした。
流れが見えると早速先頭のお父さんが発見。小さな株ですがあちこちに点々と小群落を作っています。そしてすべて咲いています。蕾は少なく咲き始めてから結構時が経っているようです。そう、もうこの辺りでも薹が立っているものがあります。それでも雌蕊が初々しい黄色でピンクの花粉袋をつけた雄蕊もまだまだいっぱい見られます。
上流の方が終わっていたなんて事にならないようにこの辺りから写真に撮っておきます。二鳴きなんてする余裕はありません。

その後ずっとダイちゃん街道が続きます。どれも最初と同様年増もいればピチピチも。途切れる事無く続きます。流れの中よりも両岸の水が滲みだしている所におおきなコロニーを作っています。そう言えば大岩の右岸壁、長石犬星の左岸側壁も凄いコロニーがありましたっけ。
アザミも未だ咲いています。ついでに撮っとこ。

所々小さな株に蕾や咲いたばかりのロリータダイちゃんが見受けられます。こりゃ可愛いわ。

さほど汗もかいていないので不動滝休憩はパスり巻道へ。この急な登り、キッツ〜。
再び谷筋に戻るとあちこちの流れの側壁に大群落。こりゃ圧巻。

大岩は左岸側から。今日のように乾いているとフリクションがよく効き登り易いです。(今日も冬靴で来ています。似非ハイキングじゃあ恐くて歩けません。)
小休止の後は小滝連続帯へ。最期の岩小屋状の所が綺麗です。ウォーターベールの奥にいっぱい咲いています。水に遮られて近づけませんがこれがまた良い。

そこを登ると目の前にムラサキシキブ。こんなとこにもあったんや〜。

大黒滝を巻き樋状滝を巻きます。立ち木などが剥がれ落ち見通しが良くなった半面ホールドが無くなりコワイコワイ。

潜り岩を越え折り重なる石ころを越えて行くといよいよウメバチ帯。
ドヤ〜? あった〜。

大きなそして清楚でいながら華やかさも秘めた花です。もうすっかりこの地に根を下ろしたようです。

暫く登ると岩陰にシモツケソウ。エエッ、この時期に? こんなしぶといのもいるんですねえ。


ドンツキからは点検道経由で朝陽台へ。山頂で小休止を兼ねて朝ご飯。いつのまにやらすっかり曇り肌寒いです。雲が切れ薄日が射すと急に暖かくなります。お日様は偉大です。

さあそれでは国見峠に向かいましょう。
裏道は本当に久しぶりです。もう何年も来ていないような。
北谷の水害、あれからもう10年だそうです。その間も数回程度しか歩いていないんじゃないかな?
前壁を北谷で隔てたこの斜面、この辺りの岩、前壁から下りて来てよくトカゲしてたなあ。流れは大きく変わりましたが前壁自体はちっとも変っていません。あの頃からもう40年が経つんですねえ。かみさんも年食う筈ですわ。

Iさんと藤内小屋で別れ駐車地に向かいます。
裏道と中道の連絡路、登りがきついです。堪らず峠で大休止。アンパンを頂きます。甘〜い、旨〜い、元気出る〜。
ここから中道への途中、ロープウェイの保線工事でかなり削られています。新しい発見にウワ〜オ!
重い足を引き摺る様に駐車場へ。チカレタビ〜。

片付け物を済ませA5に乗ります。へへへ、実はこの後まだお楽しみがあるのです。
湯の山に出来た新しい橋、ロープウェイ駅手前、彩向陽の前辺りから北谷の遥か上に架かる新しい橋の初走行です。
温泉街からロープウェイの方へ登り彩向陽の前を直進します。突き当りはT字路でスカイラインに合流します。ほんのちょっぴりの走りで車から下の景色は望めません。まっ、こんなもんか。
スカイラインに入ってからノロノロバスに前途を阻まれます。用も無いのに途中で止まったり。わざと意地悪してるのか? 2回目に止まった時に追い越しちゃいました。そしてアクイグへ。そしたら何?この混みよう。この広い駐車場が満車。道路反対側に停めてください?
こんなに混んでたら温泉も推して知るべし。即希望荘へ引き返します。
バスには意地悪されるわ、アクイグには無駄足を踏まされるわ、最後は踏んだり蹴ったりでした。
久しぶりの希望荘、お客さんも少なくのんびりゆったり。お昼を過ぎたら希望荘の方が良さげですね。



2018年10月13日19時50分00秒 記



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