春爛漫その3


見下ろすと白いものを付けた株がいくつもあります。
そこをめがけて降りて行きます。
花弁が散り果てたもの、草臥れたもの、開きかけのもの、蕾などいろいろあります。
ここは日当たりか良いのか早い時期から咲き始めるので良いですね。


20180505

先週の○サクラは時期遅しで失敗。その時思ったのは「ヤマシャクにすれば良かった。」
という訳で本日は山芍薬。ん? これで3週連続ではありませんか。いよいよWeekly復活か? いえいえ来週土日は連荘で○ん○ですから、また暫く間が空くことになりそうです。

6:40 a.m. 武平峠駐車場着。
道路側に辛うじて1台分のスペースあり。隣の車が出るのに支障がないように奥まで押し込みますが4.72mは長いです。やはり山用は足車にするか。
常連さんは? 居ません。前日T尾さんにメール入れましたが急にもらっても対応出来ませんわなあ。それとも皆さん遠出かな?
それにしても凄い人出です。既に中道下の駐車場はいっぱいで路駐車で溢れていました。武平トンネル三重県側もほぼ満車でした。そしてここ滋賀県側も。いくら今日は子供の日だからと言って、こんな混みようは昔は考えられませんでした。若い人達の山ブームは有難い事ですが、若いのなら大型連休は鈴鹿辺りでお茶を濁していないでもっとアグレッシブな山行をするべきではありませんか? 盆暮れGWの御在所が閑古鳥が鳴いていた頃が懐かしいです。

7:00 a.m. でっぱつ。
今日のコース取り、ここに着くまで迷っていました。峠道で御在所、西尾根を降って秘密のお花畑、コクイ谷から武平峠というルートとするか、それともコクイ谷往復で山芍薬を観て来るだけにするか?
皆さん居ない事が分かった時点でコクイ谷往復を選択、そして体力に余裕がありそうなら上水晶谷か地獄谷から山頂を踏んで峠道を降りる事にします。臨機応変に対応が出来るコース取り、というか年寄りの狡猾さがみえみえですな。
久しぶりに歩くこの道、荒れが進んでいます。俗に言うオーバーユースってやつですか。崩れた所の高巻きの繰り返しで衰えた身体にモロに堪えます。御在所の山腹をトラバースするだけなので登ったらその分降らなければなりません。いい加減頭にきて新しい高巻き道を無視して旧道を行きますが、これはこれで足元が悪く緊張を強いられます。う〜、恐い恐い恐い。
ちびりそうになりながら行くとやっと郡界尾根との交差点。ここからは降りとなり沢谷沿いに降りて行きます。

7:40 a.m. 雨乞岳への分岐の窯跡着。

写真を撮っている間に後から来た人達が雨乞岳の方へ進んで行きます。そんな中一人だけコクイ谷の方へ降りて行きました。皆さん熟年の方々でセオリー通りピークハントのようですが、コクイ谷へ向かった人、随分マニアックですね。
暫く来ない内に沢谷も結構流れが変わっています。いくら勝手知ったる道といえども降りはルートファインディングが難しいですね。無駄なルートばかり採らされます。

7:50 a.m. 沢谷の滝着。
丁度目の前に石楠花が満開。予期せぬプレゼントにご満悦。「やっぱり来て良かった。」

コクイ谷を下降します。ここも多少は流れが変わっていますがそこそこの水量なので難なく進みます。


8:30 a.m. コクイ谷出合通過。

直ぐ下の広場で山芍薬を探します。あっ、ありました。ありました。
しかし全て蕾。まだ一週間くらい先かな?

秘密のお花畑へ向かいます。道端にはトリカブト、エンレイソウが目立ちます。


8:40 a.m. 秘密のお花畑着。
見下ろすと白いものを付けた株がいくつもあります。そこをめがけて降りて行きます。
花弁が散り果てたもの、草臥れたもの、開きかけのもの、蕾などいろいろあります。ここは日当たりか良いのか早い時期から咲き始めるので良いですね。

えがった〜。綺麗どころをしっかり堪能させてもらいました。今年も御目文字できました。また来年も来れると良いですね。
さてと、時刻はまだ9時前。あんよはまだ大丈夫そうです。それでは御在所経由で帰るとしますか。
先ずは上水晶へ。そのまま国見峠へ詰めるか地獄谷から望湖台へ抜けるか。

9:00 a.m. 上水晶二つ岩着。

沢沿いの道を辿ります。


9:35 a.m. 地獄谷出合着。

朝御飯にコンビニオニギリを齧りながら考えます。このまま国見峠に抜けてもそこから山頂まで殺風景な登坂が続きます。今の脚力ではたぶんその頃にはかなり草臥れている筈です。それなら地獄谷を遡行した方が楽かな。望湖台に抜ければ後は武平峠まで降りです。臨機応変というか最初からそれを考慮していたtanuoさん、やはり年寄りは狡いですな。

久しぶりの地獄谷遡行、殆ど降りにしか採っていないので向きが変わると景色も変わり結構新鮮です。この道はあまり荒れていませんね。昔通りの道を辿ります。
登り始めて直ぐF1。というかこの谷唯一の滝なのでナンバー付けるのも変ですね。

ここの巻道ってジメジメ滑りそうで恐い所なんですね。雪が無い時ってホント苦手です。滝を見上げると右岸側の階段がおいでおいでしています。以前左岸側を登った事はありますが右岸側も面白そうです。面白くかつ安全にというとここを登らない手はありません。
身体は勝手に登り始めています。まあこんなもんでしょ。
そのまま谷を詰めて行きます。時間的にも上水晶を詰めて国見峠へ行っているより早く済みます。

沢水が少なくなってくる頃には大岩も通過。ここからは沢筋を離れ斜面の登りとなります。


10:45 a.m. 望湖台着。

凄い人です。まさに芋を洗う状況です。速く退散。
記念碑広場へ向かいます。道端にはおびただしい数のタテヤマリンドウ。その中に白花発見。隣のと見比べてください。この白さわかりますか。

記念碑広場のベンチで小休止。なんとかアンヨはもってくれていますが降りでまた足裏が痛くなるのを防ぐため休憩をしっかりとります。
ついでにお昼ご飯のパンを齧ります。

その後は峠道を降ります。足裏が痛くないとつい駆け下りてしまいます。やはり降りはこうでないと・・・。
今年はシロヤシオも早いですね。山頂付近ももう満開です。一ヶ月くらい早いのかな?


11:25 a.m. 武平峠通過。
いつもの癖で三重県側に降りないよう要注意。いやtanuoさんそこまで呆けておりませぬ。
峠道下部のガレ場、峠下の道にまで達しているのは分かっていましたが、こうやって見上げると凄い迫力です。お〜、こわ!


11:35 a.m. 車に帰着。
途中足裏が痛くなる事もありましたが最後の峠道は絶好調でドスドスと降りて来れました。だんだん体力も回復しているような・・・。
次は〆の温泉。アクイグは特に混んでいそうだし久しぶりに希望荘にしましょ。今日はスカイラインだし。

久しぶりの希望荘、折角だからと湯上りに庭の大山蓮華鑑賞。
う〜ん、咲いてる位置が悪くてなかなか上手く撮れません。まっ、こんなもんかな?



2018年05月05日21時10分00秒 記



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