前回の7月以来2ヶ月が過ぎてしまいました。その間に夏の鈴鹿も過ぎ去りその妙味を味わう事も能わず。
9月も残り僅か。ここらで一度くらい行っておかないとズルズル辞めてしまう事になりかねません。御在所Hikeは健康管理に最適です。健康に残りの人生を過ごす為にも月に一度は御在所Hike。
6:25 a.m. 中道駐車場着。
この時刻ではスカイライン側にもチラホラと空きがありますが、駐車出来ないリスクを考えるとやはり温泉街から。こちらならまだ充分に空きがあります。
空はピーカン、さあ秋晴れの御在所を楽しむ事にしましょう。
6;35 a.m. でっぱつ。
ダイモンジソウ、ウメバチソウが咲き始めているとの事なので今日も本谷。
中道の方へ行きかけて橋が渡れなかった事を思い出します。偶にしか来ないとこんな事も忘れてしまうんですね。これ決して認知症の兆候ではありません。(ムキになるところが怪しいって?)
山の家の横から山道へ。雨の所為か少々荒れています。暫く行くとやがて谷筋に出ます。
ここからは沢沿い。やはり御在所はもう秋。うだるような夏の暑さは微塵も感じられません。爽やかな秋風が火照った頬にキッスして通り過ぎて行きます。
沢沿いの岩の隙間にダイモンジソウの株を見かけますが、蕾ばかりで咲いているのは殆どありません。手ごろな所に咲いているのはないかと探しながらゆきます。
7:05 a.m. 不動滝着。
一息入れてから巻道を登ります。「きっつ〜!」 病み上がりの身体にこの登りは堪えます。今日はリハビリハイク。のんびり行きましょう。
巻道の降り、ここも荒れています。浮いた石に注意して谷に降り立ちます。
大岩の下の右岸側斜面、シーズンになると一面にダイモンジソウが咲き乱れる大きな群落があるところですが全く咲いていません。
それでもと近付くとカメラレンズのキャップが落ちています。見上げると先行者が何かを撮影中。って事はあそこに咲いてるって事です。声をかけるとやはりこのキャップはその人の落とし物。撮影ついでに持って上がります。この人ダイモンジソウ目当てで3週連続で来ているのだとか。お年は私より上のようです。お元気ですなあ。
この大群落で咲いているのはこの一株だけ。まあ上の方へ行けばもっと咲いているとは思いますが、とりあえずここで一枚撮っておきましょう。と言っても光量不足でシャッター速度が延びてしまい何枚撮ってもブレブレです。まっいいか。
ここまで来たついで、今日は右岸側の凹角から大岩の上へ。夏場のように暑くないので大岩の上での休憩もパス。そのまま小滝連続帯へ。
ムッ、ここも様子が変わっています。崩れた岩が折り重なり段差が小さくなっており登るのが楽ちん。こんな荒れ方なら大歓迎。
ダイちゃん居るか、ダイちゃん居るかと探しながら行きますが全く咲いていませんね〜。一番上の滝の下、流れの中に咲きかけのを発見。近付きますが場所が悪く上手く撮れません。まっ、いいか。
そのまま這い上がって滝の上へ。
大黒滝の下には大きな杉の倒木。真下まで行くのも面倒なので遠くからパチリ。木漏れ日のコントラストが強すぎて何なのか解りませんね。
8:05 a.m. 潜り岩の上で休憩。
静かです。ひんやり冷たい岩に腰を下ろして暖かな日を浴びていると時間を忘れてしまいます。暗い日陰の中に日に照らされて浮かび上がる木の葉はもう色付き始めているものもあります。
8:15 a.m. ウメバチ地帯着。
ウメバチソウは歓迎してくれましたがダイモンジソウはこの辺りでもまだやっと綻びかけ。もう少し上の方に期待しましょう。
その上の岩の隙間にアキノキリンソウ。そうそう秋にはアキノキリンソウも咲くんでした。
その傍にはダイモンジソウ。ボチボチかな?
あっ、またアキノキリンソウ。
振り返ると菰野の街並み。「ええ天気や〜。」暑くも無し、寒くも無し。夏の間サボっていて正解だったかな?
そしていよいよダイモンジソウ畑。
まだまだ蕾が多いです。来週くらいからが見頃でしょうか。それでも初物はやはり良いですね。一番長い花弁が最初に蕾から伸びて出てくるのですが、その時にピンクの雄蕊も少し覗いて見えます。これが凄く愛らしいですね。
ヒヨドリバナも咲いていました。フジバカマに似ていてアサギマダラが好んで蜜を吸うってやつですね。
楽しんで歩いている内にドンツキ到着。本日のメインイベントのフィナーレです。
後は大黒岩経由で山頂に抜けておしまい。
8:55 a.m. 大黒岩展望台着。
特等席は先客が居たので南側テラスで小休止。朝ご飯のパンを齧ります。
しかしええ天気ですなあ。
9:20 a.m. 自然学校前通過。
9:35 a.m. 望湖台着。
記念碑広場まで降りてここのベンチでお昼にします。久しぶりにお湯を沸かしてカップ麺。夏場はこんなクソ熱いもの、食べようって気にはなりませんが、暖かい食べ物がご馳走となる季節になりました。
食事を楽しんだ後は峠道から降ります。
11:25 a.m. 駐車場着。
着いたところで帰り支度中のIお父さんとバッタリ。暫しの間お喋り。
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