前回同様23日金曜はかみさんサービス。
おかげで翌日24日土曜の御在所通いはすんなりと許可が下りました。
とは言えもう一月が経ちます。すっかりWeeklyじゃなくMonthlyとなってしまいました。
台風の置き土産か、このところずっと雨天が続いています。前日の天気予報では、24日は久しぶりに日が射すような事を言っていましたが、話半分で聞いておいた方が良さそうです。
6:45 a.m. 中道駐車場着。
ムムッ、温泉街から上がった方の駐車スペースはまだ一台も停まっていません。こんな時刻で一番乗り、これも天気の悪さのおかげでしょう。
スカイライン側もまだまだ空きスペースがあります。天気もそうですがもう9月末、そんな事も人出に関係しているのかもしれません。
常連さんの車を探しますが見当たりません。じゃあ【おひとりさま】で行きますか。
6:55 a.m. でっぱつ。
今日のお目当てはダイモンジソウ。ウメバチソウも咲いている事でしょう。
という訳で今日も本谷。なんだか本谷が続きますねえ。
お彼岸も過ぎめっきり涼しくなりました。そろそろ長袖の季節? そう言えば駐車場で準備していた人達、ことごとく長袖でした。おまけにその上にもう一枚来ています。いいなあ汗かきじゃない人は。私ゃこの季節にあんな格好したら汗のかき過ぎで脱水症状を呈してしまいます。ほらほらまだ樹林帯の中だって言うのにもう半袖シャツがベタベタです。
沢筋に出るとかなりの水量。そうでした、このところ雨ばっかりでしたからねえ。
周りの岩も濡れています。相変わらず安物ハイキングシューズもどきを履いているtanuoさん、足を乗っけた瞬間に滑る事が解ります。「滑る、滑る。」ほら滑った。しかしこの靴、滑る感覚を養うのにはもってこいですね。この靴から普通のビブラムに変えた瞬間どこでも登っちゃえそうです。
騙し騙し登ります。足場のフリクションがあてにならないので、ついつい体重を乗せきれずに行きます。そのぶん手を頼る事になり四つん這い。人が見たら格好悪いでしょうなあ。
7:25 a.m. 不動滝着。
「おおっ、今日は本当に滝だ。」大量の水を落とし堂々たるものです。
左岸の小滝もかなりの水量です。
ここまでダイモンジソウの開花は見られません。蕾も未だ固しと言ったところ。大岩下の右岸側の大群落に期待しましょう。
滝を巻き大岩下へ。右岸の群落は咲いているようには見えません。近付いてもやはり未だ固し。じゃあ大岩の上の小滝の辺りなら咲いているかな?
取り敢えず大岩上で小休止。
7:40 a.m. 大岩で休憩。
周りはガスってはいませんが下界は全く視界なし。気温はそう高くありませんが湿度100% 不快指数100% シャツも絞れば汗が滴り落ちるほど。
小滝連続帯、最上部の水のカーテンの裏側も未だ固し。蕾はいっぱいなんですがねえ。この分だと今日はお目にかかれないかもしれません。
しゃあない、その上のキリンソウでも撮っておくか。
8:00 a.m. 大黒滝着。
滝の下に目を遣りますが全然。その周りも全然。
「おいおい、今日は本当にボウズかよ。」せっかくかみさんの許可を貰って出てきたのに。
急に力が入らなくなり登るのも嫌になっちゃいます。それでも行きます。上へ上へ。
大黒滝、樋状滝を巻き潜り岩の上で小休止。もうこの辺りは周りにもガスが漂っています。
後はウメバチ地帯の右岸側の岩小屋の奥、ここがペケなら潔くボウズを受け入れるしかありません。T尾さんFBにアップしてたけどここじゃなかったのかな?
8:25 a.m. ウメバチ地帯着。
着くと同時にウメバチソウが目に飛び込んできます。ここ、そこ、あそこにも。かなりの数が咲いています。
ひとしきり撮った後、岩小屋の奥へ回ります。
「うわっ、咲いとるやん。」やっと逢えたわ愛しいダイちゃん。
奥の方なので薄暗く、おまけに足元に水が流れ撮り難いです。残念な事にことごとく水に濡れ雄蕊が花弁に水滴でくっついています。入口付近の流れから離れた所に濡れずに咲いていたのをパチリ。でも上手く撮れないなあ。
ここを乗り越え上に進むと景色は一変。あるわあるわあちこちに。残念ながらやはり水滴で花弁がくっついてしまったものが多いですが、それでも濡れてないのを選びパチパチ。
これがドンツキまで続きます。中には大きなまんまるの水滴に一輪丸ごと取込まれた花もあり、まるで無重力状態の水滴の中の水中花。こりゃまたええもんですな。
ついでにアザミも。
ドンツキからそのまま大黒岩展望台へ。
9:00 a.m. 大黒岩展望台着。
五里霧中、足元にはホツツジ。
特等席にて朝ご飯。今日は新発売のしそちりめんオニギリ。紫蘇の香りが食欲をそそります。
山頂公園に出て望湖台へ。
9:30 a.m. 望湖台着。
期待通り真っ白な景色。
三角点には4-5人、自然学校前の広場でも数人しか居なかったので今日は人が少ないようです。駐車場も空いていたし。じゃあ久しぶりに降りは中道。
スキーゲレンデを通り遊歩道に抜けます。視界が利かない所為か下から登って来た人に山頂はどこか聞かれてしまいました。よし、私もだだっ広いところで方向を失わないように行きましょ。実際地形が解っていないととんでもない所に行ってしまいそうです。
無事遊歩道に合流。ああ良かった。
霧の中を歩いていたおかげで全身の体毛が白髪になってしまいました。
9:50 a.m. 富士見岩着。
摩利支天像がT尾さんが回収したところから手前に移動してありました。歩いてきたのかな? いやイノシシが曳いて来たんでしょう。
中道を降ります。時々人とすれ違う程度で静かなものです。さすが悪天。
あちこちに張られた蜘蛛の巣に水滴が着き網が顕著に見えます。「詳しくはWebで。」なんちゃって。
ガスに煙る中道もおつなものです。
11:00 a.m. 駐車場着。
片付けていると見知らぬ車が。乗ってるのはT尾さん。車検の代車だそうです。これじゃあ分らんわ。
後は温泉が待っている〜♪ 昨日に続いて温泉二連荘
かみさんのお土産にケーキでも買って行くか〜。
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